2026年1月、OpenAIから月額1,500円で利用できる待望の新プラン「ChatGPT Go」が日本国内でも開始されました。従来のPlusプラン(月額3,000円)の半額という安さは非常に魅力的ですが、その一方で「広告が表示されるって本当?」「安い分、機能が制限されて使いにくいのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、Goプランは「コスパ重視で最新AIを使いたい人」には最適ですが、動画生成や高度な研究用途には向きません。本記事では、ChatGPT Goと無料版・Plus版の決定的な違いを徹底比較しました。SoraやGPT-5.2の利用可否、広告が実際に邪魔にならないかなど、あなたが「Go」を選ぶべきか詳しく解説します。
ChatGPT Goとは?月額1500円の新プラン概要
ChatGPT Goは、OpenAIが2026年1月に発表した新しいサブスクリプションプランです。日本でも1月17日から順次利用可能となっており、これまで無料版では物足りないけれど、月額3,000円のPlusプランには手を出しづらかったユーザー層に向けて設計されました。
最大の魅力は何と言ってもその価格設定です。米国では月額8ドル、日本では月額1,500円で提供されており、Plusプランのちょうど半額で利用できます。これまでコストがネックで有料版を諦めていた方にとって、非常に試しやすい価格帯と言えるでしょう。
このプランは、最新のAIモデルをより手軽に日常使いしてもらうことを目的としています。アプリやWebブラウザから簡単にログインして登録でき、家計に優しい料金で、無料版よりも快適でパワフルなAI体験を手に入れることができます。
【比較表】ChatGPT Go・無料版・Plusの違い
では、具体的に「ChatGPT Go」は他のプランと何が違うのでしょうか。価格や機能、制限について、無料版および最上位のPlusプランと比較した表を作成しました。まずは全体像を把握してみましょう。
| 項目 | Free(無料版) | ChatGPT Go(新プラン) | Plus(有料版) |
| 月額料金 | 0円 | 1,500円 | 3,000円 |
| 使用モデル | GPT-4o mini 等 | GPT-5.2 Instant | GPT-5.2, 4o, o1 等 |
| メッセージ上限 | 制限あり | 無料版の約10倍 | 無制限(高頻度可) |
| 画像生成 | 1日2枚程度 | 1日約50枚まで拡張 | 無制限(DALL-E 3) |
| ファイル分析 | 制限あり | 容量・回数ともに拡張 | 高度な分析が可能 |
| 広告表示 | なし | あり | なし |
| 動画生成(Sora) | 不可 | 不可 | 利用可能 |
表を見ていただくとわかる通り、Goプランは「無料版とPlus版のちょうど中間」という立ち位置です。特に注目すべきはメッセージや画像生成の上限数で、無料版ではすぐに制限がかかってしまうような使い方でも、Goプランなら約10倍のゆとりを持って楽しむことができます。
一方で、Plusプランとの大きな違いは「広告の有無」と「最先端機能の制限」です。Goプランは月額1,500円という安さを実現する代わりに、画面内に広告が表示される仕様になっています。また、話題の動画生成AI「Sora」などは利用できないため、すべての機能を使い倒したい方は注意が必要です。
ChatGPT Goの「広告表示」は邪魔になる?
「有料プランのにお金に広告が出るの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、これは価格を抑えるための重要な仕組みです。そこで気になるのが、実際に表示される広告が会話の邪魔にならないかという点でしょう。
公式の発表や実際の仕様を確認すると、広告は基本的にチャットの回答が終わった後のスペースなどに表示されます。会話の途中に割り込んだり、ポップアップで画面を塞いだりするような煩わしい形式ではないため、チャット体験そのものを大きく損なう心配は少なそうです。
また、プライバシーについても配慮されています。表示される広告は一般的なWeb広告と同様の仕組みですが、あなたの会話内容そのものが広告主に送信されたり、直接的に読み取られたりすることはありません。OpenAIはユーザーのデータ保護を重視しており、設定画面からプライバシーに関する項目を確認することも可能です。もし「どうしても広告は目に入れたくない」という場合は、広告なしのPlusプランを検討するのが良いでしょう。
要注意!ChatGPT Goでは「使えない」機能
月額1500円という安さは非常に魅力的ですが、当然ながらPlusプランと比べるといくつかの機能制限が存在します。契約してから「これがやりたかったのに!」と後悔しないよう、あらかじめ使えない機能をしっかり把握しておきましょう。
まず最大のポイントは、話題の動画生成AI「Sora」が使えないことです。テキストから高品質な動画を作成できるこの機能は、現時点ではPlus以上のプラン限定となっています。もし動画制作を目的にChatGPTを検討しているなら、GoプランではなくPlusプランを選ぶ必要があります。
また、複雑な問題をじっくり考えさせる「高度な推論(Deep Researchなど)」や、特定の古いモデルを指定して使う「レガシーモデル」の選択も制限されています。普段の会話や文章作成なら問題ありませんが、専門的な研究や開発で、特定のバージョンを厳密に使い分けたいというプロフェッショナルな用途には不向きかもしれません。
GPT-5.2 Instantとは?Goプランの実力
機能制限があるとはいえ、Goプランでメインとして採用されている「GPT-5.2 Instant」は非常に優秀なモデルです。これは従来のモデルよりも応答速度が速く、サクサクと快適に会話ができるよう調整されています。
具体的には、以前の無料版モデルよりも「コンテキスト(会話の流れを覚えている量)」が増えています。そのため、長いやり取りになっても以前の話を忘れにくく、スムーズに議論を深めることができます。また、AIが自ら考えて答えを出す「思考モード」も自動で適用されるため、旅行の計画や仕事のアイデア出しといったタスクでは十分な実力を発揮してくれるでしょう。
ただし、手動で思考時間を調整するような深い設定はできません。あくまで「日常使いに最適な、速くて賢いAI」という位置づけです。日々のメール作成や要約、ちょっとした相談相手としては、価格以上の働きをしてくれるはずです。
結論:ChatGPT Goはどんな人におすすめ?
ここまでChatGPT Goの特徴やメリット、デメリットを見てきましたが、結局のところ自分にはどのプランが合っているのでしょうか。それぞれのプランがおすすめな人の特徴をまとめてみました。
ChatGPT Go(月額1,500円)がおすすめな人
- コスパを最重視して、最新のAIを安く使いたい人
- 無料版の回数制限にストレスを感じている人
- 動画生成(Sora)は不要で、主にテキストや画像生成を使いたい人
- 画面端に広告が表示されてもあまり気にならない人
Plusプラン(月額3,000円)がおすすめな人
- 動画生成AI「Sora」を使ってみたいクリエイター気質の人
- 仕事や研究で「高度な推論」や複雑なデータ分析が必要な人
- 広告表示は絶対に避けたい人
- 常に最高スペックの環境を維持したい人
無料版のままが良い人
- AIを使うのは週に数回程度で、利用頻度が低い人
- 古いモデルでも特に困っていない人
もし「Goプランにしようか迷っている」という状態なら、まずは一度試してみるのが一番の近道です。ChatGPTの有料プランはいつでもキャンセルや変更が可能なので、実際に1ヶ月だけ使ってみて、自分に合わなければ無料に戻したり、物足りなければPlusへアップグレードしたりと柔軟に対応できます。
まずはランチ1回分程度の投資で、あなたのAIライフがどれだけ快適になるか体験してみてはいかがでしょうか。
