2026年は、トヨタとレクサスの高級車ラインナップにとって、まさに激動の1年となりそうです。
伝説の「センチュリー」がクーペという新たな姿を見せ、レクサスの主力「ES」はBEV(電気自動車)を含む次世代モデルへと進化するなど、注目の新型車が目白押しだからです。さらに、東京オートサロンで衝撃を与えた「GR GT」の市販化も現実味を帯びてきました。
この記事では、そんな2026年に登場が予想されるトヨタグループの新型高級車の発売日や価格、スペック情報を総まとめで解説します。購入計画に役立つ最新のスクープ情報を、いち早くチェックしていきましょう。
2026年はトヨタ高級車の転換点!登場予定の注目モデル一覧
2026年、トヨタとレクサスはこれまでの常識を覆すような多様なアプローチで、私たち車好きを驚かせてくれそうです。
特に注目したいのは、トヨタが掲げる「マルチパスウェイ戦略」が、ハイエンドモデルで具体的に形になる点です。伝統的なエンジン車から最新の電気自動車まで、あらゆる選択肢が最高レベルで用意されています。
まずは、2026年から2027年にかけて登場が噂される、主要な車種の概要を整理しました。
| 車種名 | 予想発売時期 | 予想価格帯 | 主なパワートレーン |
| センチュリー クーペ | 2026年末〜2027年 | 2,500万円〜 | V8 HEV / V12(噂) |
| レクサス 新型ES | 2026年春頃 | 750万円〜 | 直4 HEV / BEV |
| GR GT (仮称) | 2026年中 | 2,000万円超 | V8ツインターボ |
| ランドクルーザーFJ | 2025年末〜2026年 | 370万円〜 | 直4 / HEV |
このように、ショーファーカー(運転手付きの車)の頂点から、自らステアリングを握るスーパーカー、そして実用的なSUVまで、非常に幅広いラインナップが控えています。
それぞれのモデルがどのような特徴を持ち、どのくらいの予算感になるのか、次項からさらに詳しく掘り下げていきましょう。
【センチュリークーペ】日本の粋を集めた最高級パーソナルカー
トヨタの最高級ブランドとして、長年日本のVIPに愛されてきたセンチュリー。
2023年に登場したSUVタイプの新モデルに続き、今度はよりパーソナルな「クーペモデル」の計画が浮上しています。これは単なる派生モデルではなく、ロールスロイスなどの欧州超高級車に対抗する「日本の心」を体現した一台になりそうです。
元旦の新聞広告などでトヨタが示した「次の100年」へのメッセージからも、センチュリーブランドを世界に通用する日本の工芸品のように育てたいという意志が感じられます。
後席でくつろぐための車から、オーナー自身が優雅にドライブを楽しむための車へ。流麗なルーフラインを持つクーペスタイルは、これまでの国産車の常識を変える美しさになることでしょう。
V12復活の噂も?搭載エンジンの最新スクープ
このセンチュリークーペで最も車好きを騒がせているのが、搭載されるエンジンの種類です。
世界的にBEV(電気自動車)へのシフトが進む中、このモデルに関してはあえて「内燃機関(エンジン)」を主役に据える方針が高い確率で予想されています。トヨタの幹部からも、高級車ならではの味わいを残すためにエンジンの重要性を示唆する発言が出ています。
有力視されているのは、パワフルかつ静粛性に優れたV型8気筒ハイブリッドシステムですが、一部では伝説の「V12エンジン」復活を期待する声も根強くあります。
もしV12が搭載されれば、振動の少なさと滑らかな回転フィールは、まさに「動く執務室」にふさわしい極上の空間を生み出すはずです。最新の環境技術と伝統のエンジン技術がどう融合するのか、スペックの発表が待たれます。
発売時期は2026年か2027年か
気になる発売日ですが、現在のスクープ情報では2026年末から2027年にかけての登場が濃厚です。
センチュリーは一般的な量産車とは異なり、熟練の職人が手作業で仕上げる工程が多いため、発表から実際の納車までには長い時間がかかります。
もし2026年中の発売を目指すのであれば、早ければ年の半ば頃には公式なアナウンスや、一部の顧客向けに先行予約の案内が始まる可能性があります。
特にこのクラスの車は生産台数が限られるため、情報が出た時点で水面下の争奪戦が始まることも珍しくありません。2027年にずれ込むという慎重な見方もありますが、2026年の東京オートサロンなどで何らかのコンセプトモデルが披露されることに期待しましょう。
【レクサス 新型ES】BEVとHEVの二刀流で挑む主力セダン
次に紹介するのは、レクサスの屋台骨を支える上級セダン「ES」です。
現行モデルの登場から時間が経ち、2026年春頃にいよいよ8年ぶりのフルモデルチェンジを迎えると予想されています。今回の改良で特筆すべきは、レクサスが掲げる電動化戦略の最前線に立つモデルへと生まれ変わる点です。
【レクサス ES】
新型ESは、ボディサイズが現行よりも一回り拡大され、全長は5メートルを超える堂々としたサイズになると言われています。これにより、後席の足元空間はさらに広がり、ファーストクラスのような快適性が実現されるでしょう。
内装には、物理ボタンを極限まで減らしてタッチパネルや光で操作する「ヒドゥンスイッチ」という新技術が採用される可能性があり、先進的な空間演出にも期待が高まります。
航続距離600km超え!初のBEVモデル「ES350e/ES500e」
今回のモデルチェンジの最大の目玉は、従来のハイブリッド車(HEV)に加え、完全な電気自動車(BEV)がラインナップされることです。
すでに商標登録の動きなどから「ES350e」や「ES500e」といったグレード名の存在が噂されています。最新のバッテリー技術を搭載することで、一回の充電での航続距離は600kmを超えてくるでしょう。
電気自動車特有の静かで滑らかな走りは、レクサスが追求する「静粛性」と相性が抜群です。長距離ドライブでも疲れを知らない、新しいラグジュアリーセダンの基準を作る一台になりそうです。
予想価格は600万円台後半から?RZとの比較で検証
気になる価格ですが、海外でリークされたカタログ情報や、現行の電気自動車「RZ」の価格設定を参考にすると、ある程度の予測がつきます。
現行モデルと比較して、原材料費の高騰や先進装備の追加により、おおよそ80万円から150万円ほどの価格上昇が見込まれます。
具体的には、ハイブリッドモデルのエントリー価格が600万円台後半から、BEVモデルの上位グレードは1,000万円に迫る価格帯になる可能性があります。決して安い金額ではありませんが、それに見合うだけの質感と性能アップが約束されていると言えるでしょう。
【GR GT】650馬力オーバー!公道を走るレーシングカー
落ち着いた高級車とは対照的に、ドライバーの魂を揺さぶるようなスーパースポーツも控えています。
東京オートサロンなどのイベントで熱い視線を集めてきた「GR GT(仮称)」です。この車は、レースで勝つために作られた車両を、そのまま公道で走れるように仕立て直したような、極めて特別なモデルです。
【トヨタ GR GT】
搭載されるエンジンは、V型8気筒ツインターボという、今のご時世では貴重な大排気量ユニットが予想されています。その最高出力は650馬力を超えるとも言われ、世界の名だたるスーパーカーと互角以上に渡り合えるスペックです。
価格は2,000万円を軽く超える見込みですが、トヨタのモータースポーツ技術の結晶を手に入れられると考えれば、世界中のコレクターが放っておかないでしょう。
【ランドクルーザーFJ】身近になる本格派「ランクルミニ」
ここまで数千万円クラスの夢のような車を紹介してきましたが、もう少し現実的で、かつワクワクする選択肢もあります。
それが「ランドクルーザーFJ」、通称ランクルミニと呼ばれる新型SUVです。
【トヨタ ランドクルーザーFJ】
この車の魅力は、カローラクロス並みの扱いやすいサイズ感でありながら、ランドクルーザーの名に恥じない本格的な悪路走破性を持っている点です。頑丈な「ラダーフレーム」構造を採用しており、見た目だけのSUVとは一線を画します。
パワートレーンには信頼性の高い直列4気筒エンジンなどが採用される見込みで、予想価格は370万円前後から。手の届く本格オフローダーとして、発売と同時に注文が殺到するのは間違いありません。
2026年トヨタ高級車発売スケジュールと予約開始時期予想
2026年はこれだけの注目車種が登場するため、購入を検討している方はスケジュール把握が重要です。
人気車種は発表前に予約枠が埋まってしまうことも多いため、早めの行動がカギを握ります。現時点での情報を元に、予想スケジュールをまとめました。
| 車種名 | 発表・発売予想 | 予約開始の目安 | 注意点 |
| ランドクルーザーFJ | 2025年末〜2026年初頭 | 発売の3〜4ヶ月前 | 初期ロットは即完売の恐れあり |
| レクサス 新型ES | 2026年 春頃 | 2025年末〜 | BEVとHEVで時期がずれる可能性 |
| GR GT | 2026年 中盤〜後半 | 2026年初頭 | 抽選販売になる可能性が高い |
| センチュリークーペ | 2026年末〜2027年 | 未定(要販売店確認) | 既存顧客への案内が優先される傾向 |
特に「センチュリー」や「GR GT」のような限定的なモデルは、一般のカタログモデルとは異なる販売方法が取られることが多いです。気になる方は、早めに懇意にしているディーラーの担当者とコンタクトを取っておくことをおすすめします。
まとめ:2026年、あなたの選ぶ「上がり」の1台は?
2026年のトヨタ・レクサスは、まさに「百花繚乱」のラインナップとなりそうです。
エンジンの鼓動を感じる「センチュリー」や「GR GT」で内燃機関の集大成を味わうのか、それとも「新型ES」で静寂と先進のEVライフを始めるのか。あるいは「ランクルFJ」でアクティブな休日を手に入れるのか。
トヨタのマルチパスウェイ戦略のおかげで、私たちは自分のライフスタイルに最適な「高級」を選ぶことができます。
これらは単なる移動手段ではなく、あなたの人生を豊かに彩るパートナーになるはずです。ぜひ、あなたにとっての最高の1台を見極めてください。
