現在、猛烈な大雪の影響により、国道8号および並行する北陸自動車道などで「予防的通行止め」が実施、または開始が予定されています。これは雪道で最も恐ろしい車両の立ち往生や大規模なスタックを防ぐため、道路があらかじめ閉鎖され、重機による集中除雪が行われているためです。
特に福井県から滋賀県にかけての敦賀・栗東エリアや、富山県内の区間では移動が困難な状況が続いています。本記事では、国道8号を中心とした現在の通行止め区間、規制解除の見通し、そして現地を確認できるライブカメラ情報などをリアルタイム視点でまとめました。移動中の方は必ず安全なパーキングエリアやコンビニエンスストア等に停車していただき、今後のルート判断にお役立てください。
追記:1月23日
【1月23日 最新速報】国道8号・北陸道の通行止め状況
⚠️ 猛烈な大雪の影響により、広範囲で「予防的通行止め」が実施されています。
現在、北陸地方から関西・中京方面への移動は極めて困難な状況です。並行する北陸自動車道も通行止めとなっているため、迂回はできません。不要不急の移動は控え、安全な場所で待機してください。
⛔ 現在の主な通行止め区間
- 【福井・滋賀県境】
敦賀市 疋田 ~ 滋賀県 栗東市(長距離規制) - 【富山県内】
朝日町(県境付近)~ 高岡市 - 【新潟県内】
長岡市 ~ 柏崎市 - 【北陸自動車道】
米原JCT ~ 新潟中央JCT(断続的に通行止め)
今後の見通し:
福井市周辺(あわら~福井)でも規制開始が予定されています。集中除雪作業中のため、規制解除の目処は立っていません。
詳細な迂回情報やライブカメラ映像は、本記事の後半をご確認ください。
【速報】国道8号・北陸道の現在の通行止め状況
大雪に伴い、北陸地方から近畿北部にかけての主要道路では広範囲で規制が入っています。ここでは国土交通省やNEXCO中日本などが発表している公式情報を基に、現在通行止めになっている区間、およびこれから開始される予定の区間を整理しました。
特に日本海側の大動脈である国道8号が止まると、並行する高速道路も同時に規制されるケースが多く、逃げ道がなくなる恐れがあります。ご自身が走行しようとしているルートが含まれていないか、まずは以下の表で現状をご確認ください。
通行止め実施区間・時間まとめ(富山・石川・福井・滋賀・新潟)
現在、予防的通行止めが実施されている、または開始が決定している主な区間は以下の通りです。特に県境をまたぐ峠道や、交通量の多い市街地エリアでの規制が目立ちます。
| 都道府県 | 路線名 | 規制区間(始点~終点) | 状況 |
| 福井・滋賀 | 国道8号 | 敦賀市疋田 ~ 栗東市辻 | 実施中 |
| 富山 | 国道8号 | 朝日町(朝日IC付近) ~ 高岡市 | 実施中 |
| 福井 | 国道8号 | あわら市 ~ 福井市 | 開始予定 |
| 新潟 | 国道8号 | 長岡市 ~ 柏崎市 | 実施中 |
| 北陸全域 | 北陸自動車道 | 米原JCT ~ 新潟中央JCT(断続的) | 実施中 |
| 福井・京都 | 舞鶴若狭自動車道 | 小浜IC ~ 敦賀JCT | 実施中 |
これらの区間では、除雪車による集中的な作業が行われています。高速道路である北陸道や舞鶴若狭道が通行止めになると、一般道である国道8号に車両が殺到し、深刻な渋滞を引き起こす可能性があります。上記の区間へ向かう予定のある方は、出発を見合わせるか、広域迂回を検討する必要があります。
予防的通行止めとは? 解除はいつになる?
ニュースや道路情報板でよく目にする「予防的通行止め」という言葉は、まだ走れそうな段階であっても、あえて早めに道路を閉鎖する措置のことを指します。過去の大雪で発生した、数千台規模の車両が数日間にわたり閉じ込められる「大規模立ち往生」を未然に防ぐことが最大の目的です。
無理に通行させてスタック車両が一台でも発生すると、除雪車が現場に入り込めなくなり、復旧までに膨大な時間がかかってしまいます。そのため、道路管理者は「通れるかどうか」ではなく「安全に抜けきれるか」を基準に判断を下しています。ドライバーの皆様の命を守るための苦渋の決断であることをご理解いただき、現場の指示に従ってください。
気になる解除の時期についてですが、現時点では「未定」であり、降雪が弱まり除雪が完了するまで時間を要する見込みです。過去の事例では、数時間で解除されることもあれば、雪が降り止まずに丸一日以上規制が続いたこともあります。
正確な解除時間を予測するのは困難ですが、JARTIC(日本道路交通情報センター)や各地方整備局のX(旧Twitter)などでは、比較的早い段階で解除の見込みや作業進捗が発信される傾向にあります。いつ動き出せるか分からない状況で不安かと思いますが、焦って移動を再開せず、公式からの安全宣言が出るのを待つのが最も確実な方法です。
関連記事:車が立ち往生したら?大雪・踏切の緊急対処法と命を守る必需品
リアルタイムで確認!ライブカメラと公式SNS
雪道の状況は刻一刻と変化します。さっきまで通れていた場所があっという間に積雪で埋まってしまうことも珍しくありません。ラジオや文字情報だけでなく、現地の映像を見ることで「今の道路の様子」を直感的に把握できます。
ここでは、スマートフォンからでも確認しやすいライブカメラや、リアルタイム性が高いSNSの活用方法をご紹介します。安全な場所に停車した際に、ぜひご自身の目でチェックしてみてください。
主要ポイントのライブカメラ(福井・滋賀・富山峠など)
国土交通省やNEXCO各社では、主要な国道や高速道路に設置されたカメラ映像を公開しています。特に県境の峠や、過去に立ち往生が発生したポイントの映像は非常に参考になります。
以下に代表的な情報サイトをまとめました。特に「敦賀周辺」や「木之本IC付近」などは雪深くなりやすいため、重点的に確認することをおすすめします。
- おしえて!雪ナビ(北陸地方整備局)北陸エリア全域の国道、高速道路のカメラを地図上から選べます。
- 北陸雪道情報国道8号を中心に、路面の積雪状況や除雪作業の様子がわかります。
- iHighway(アイハイウェイ)NEXCO中日本が提供するサイトで、北陸道や東海北陸道のインターチェンジ周辺の映像が見られます。
これらのカメラを見て、路面のアスファルトが見えないほど真っ白だったり、車の列が全く動いていなかったりする場合は、その先へ進むのは非常に危険です。無理をせず、手前の休憩施設で待機する判断材料にしてください。
X(旧Twitter)での最新口コミと公式情報
災害級の大雪の際、最も早く情報を得られるツールの一つがX(旧Twitter)です。道路管理者が発信する公式発表と、ドライバーなどの一般ユーザーが投稿する現場の口コミを組み合わせることで、より詳細な状況が見えてきます。
公式情報は正確ですが、発表までに多少のタイムラグがある場合があります。まずは以下の信頼できる公式アカウントをフォローしておきましょう。
- 国土交通省 近畿地方整備局 (@mlit_kinki_road)
- NEXCO中日本 金沢支社 (@c_nexco_kana)
- NEXCO中日本 名古屋支社 (@c_nexco_nagoya)
また、検索窓で「国道8号 通行止め」「北陸道 渋滞」といったキーワードで検索すると、実際に立ち往生している人の投稿が見つかることがあります。ただし、古い情報やデマが混ざっている可能性もあるため、必ず投稿日時を確認し、公式情報と照らし合わせるよう注意してください。
迂回路・広域迂回の案内
主要道路が通行止めになると、ナビアプリは自動的に細い脇道や峠道を案内することがあります。しかし、大雪の日にこうした抜け道へ入るのは自殺行為に等しい場合があります。
除雪が追いついていない道路に入り込んでスタックすれば、助けも来られず命に関わります。ここでは、公式に推奨されている広域迂回の考え方と、特に注意すべきエリアについて解説します。
北陸道・国道8号が不通の場合の広域ルート
北陸自動車道と国道8号が同時に通行止めになった場合、その周辺エリアでの近距離の迂回はほぼ不可能です。地元の生活道路も雪で埋まっている可能性が高いためです。この場合、大きく遠回りをする「広域迂回」が必要になります。
例えば、北陸から関西方面へ向かう場合、東海北陸自動車道や舞鶴若狭自動車道が動いていれば、そちらへ大きく迂回するのが賢明です。しかし、今回のような強力な寒波では、これらの迂回路も同時にチェーン規制や通行止めになるケースが多々あります。
全ての主要ルートが絶たれてしまった場合は、「動かない」ことが最大の迂回策です。無理に突破しようとせず、宿泊施設を確保するか、出発自体を延期することを強くおすすめします。急がば回れと言いますが、大雪の日は「急がば止まれ」が鉄則です。
滋賀・福井県境(敦賀~米原)の状況
特に関西と北陸・中部を結ぶ要衝である、福井県の敦賀から滋賀県の米原にかけてのエリアは最大の難所です。ここは国道8号、北陸道ともに山間部を走るため、雪が一気に積もりやすく、過去にも大規模な車両滞留が起きています。
この区間が止まると、国道365号などの山道へ迂回しようとする車が増えますが、そこはさらに過酷な雪道となっていることがほとんどです。大型トラックも多く通行するため、坂道で動けなくなったトラックが道を塞ぎ、後続車が完全にロックされる事態も頻発します。
公式発表で「広域迂回のお願い」が出ている時は、この敦賀~米原エリアの通過を避けるよう警告されていると捉えてください。プロのドライバーでもスタックするほどの状況ですので、一般のドライバーは決して近づかないようにしましょう。
今後の気象予測と警戒期間
「いつになったら雪は止むのか」「いつ家に帰れるのか」、不安な時間を過ごされているかと思います。気象庁や民間気象会社の予報を参考に、この先の大雪のピークと警戒すべき期間を見ていきましょう。
ただ雪が降るだけでなく、風も強まると視界が真っ白になるホワイトアウトが発生する危険もあります。予報を正しく理解し、安全な行動計画を立ててください。
大雪のピークと「気象影響リスク予測」
気象情報サイトtenki.jpなどの予報によると、今回の寒波による大雪のピークは数日間続くと見られています。特にこれから明日、明後日にかけては断続的に強い雪が降る見込みです。
道路の気象影響リスク予測では、新潟県内や福井県内の山沿いを中心に、リスクレベルが「非常に高い」を示す赤色や紫色で表示されている時間帯があります。この期間中は、除雪作業が追いつかないほどの激しい降雪が予想されます。
雪の降り方が弱まっても、路面の圧雪や凍結はすぐには解消されません。リスク予測が高い時間帯は、車での移動自体を物理的に諦める勇気も必要です。ご自身の予定よりも、命の安全を最優先に考えてください。
万が一のために:立ち往生時の緊急マニュアル
もしも運悪く立ち往生や大渋滞に巻き込まれ、車内で長時間過ごすことになった場合、最も恐ろしいのは寒さではなく「一酸化炭素中毒」です。
マフラーの排気口が雪で塞がれると、排気ガスが車内に逆流し、知らぬ間に意識を失って死に至る危険があります。定期的に車の外に出て、マフラー周りの除雪を行ってください。これだけは絶対に忘れてはいけません。
また、燃料の節約も重要です。エンジンをかけっぱなしにせず、防寒着や毛布を活用して暖を取りましょう。JAFなどの救援を呼んでも、到着まで数時間から半日以上かかることもあります。食料や水、簡易トイレなどを車に積んでおくことも、生死を分ける備えとなります。
関連記事:車が立ち往生したら?大雪・踏切の緊急対処法と命を守る必需品
公式情報リンク集(JARTIC・NEXCO・国交省)
最後に、最新情報を確認するための公式リンクをまとめました。ブックマークして、いつでも見られるようにしておくことをおすすめします。
- 日本道路交通情報センター(JARTIC)全国の通行止め、渋滞情報をリアルタイムで更新。
- iHighway(中日本・西日本)ここを見れば高速道路の規制状況が一目でわかります。
- ドライブトラフィック(ドラとら)全国の高速道路の状況や、将来の渋滞予測も確認可能。
- 国交省 各地方整備局(近畿・北陸・関東)の雪道情報ページ国道のライブカメラや、除雪作業の進捗状況が詳しく載っています。
まとめ
今回の大雪による国道8号や北陸道の通行止めは、ドライバーの皆様の安全を守るための予防的な措置が含まれています。福井、滋賀、富山、新潟など広範囲で影響が出ており、解除までにはまだ時間がかかる見込みです。
焦る気持ちは痛いほど分かりますが、無理な移動は大規模な立ち往生や事故につながり、結果的に目的地への到着を大幅に遅らせることになります。今はライブカメラやSNSで最新情報を収集しつつ、安全な場所で待機するのが最善の策です。
この記事の情報が、皆様の安全な運行の一助となれば幸いです。どうぞ、ご安全に。
【次にあなたがすべきこと】
今すぐ現在地から一番近い「道の駅」や「広めのパーキング」を地図アプリで検索し、確保してください。そこでエンジンを切り、この記事で紹介したライブカメラで進行方向の映像を確認することから始めましょう。