2026年2月6日、いよいよミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックが開幕します。
イタリアの美しい街並みを舞台にした「分散型」の開催や、現地の盛り上がりに期待が高まっていますね。
本記事では、日本代表選手の顔ぶれやメダル候補の最新情報、気になる競技日程をわかりやすくまとめました。
現地で課題となっている会場建設の現状まで、観戦前に知っておきたい情報を完全網羅して解説します。
フィギュアスケートやカーリングなど、注目競技を見逃さないための予習ガイドとしてぜひご活用ください。
ミラノ・コルティナ五輪2026の開催日程と開会式
待ちに待った冬季オリンピック、まずは全体のスケジュールを把握しておきましょう。
今回はイタリアでの開催となるため、日本との時差を意識した観戦計画が必要になります。
大会期間と開会式の見どころ・開始時間
本大会の正式な開催期間は、2026年2月6日(金)から2月22日(日)までの17日間です。
開会式は現地時間の2月6日夜に行われますが、日本とイタリアには8時間の時差があります。
そのため、日本のファンが開会式をリアルタイムで見る場合、2月7日の未明から早朝にかけての時間帯になるでしょう。
眠い目をこすりながらの応援になるかもしれませんが、ファッションの都ミラノならではの華やかな演出は見逃せません。
また、閉会式は2月22日に予定されており、世界中のアスリートが健闘を称え合う感動のフィナーレが期待されます。
競技別スケジュール一覧(カーリングは先行実施)
「開会式から見始めれば大丈夫」と思っている方は、少し注意が必要です。
実は開会式よりも前に、一部の競技はすでに熱戦をスタートさせています。
具体的には、2月4日または5日頃からカーリングの混合ダブルスなどが先行して始まる予定です。
日本代表の活躍が期待される競技だけに、開会式前のニュースチェックも欠かせません。
詳細なスケジュールや放送予定は直前に変更されることも多いため、公式サイトやテレビ番組表でのこまめな確認をおすすめします。
【競技別】日本代表選手と注目のメダル候補
ここからは、皆さんが最も気になるであろう日本代表選手について解説します。
前回大会のメダリストから、新たに台頭してきた若手まで、注目のアスリートたちを競技ごとにチェックしていきましょう。
フィギュアスケート(鍵山優真・坂本花織ほか)
冬の華とも言えるフィギュアスケートでは、男女ともに強力な布陣が揃いました。
男子シングルでは、安定感抜群の滑りを見せる鍵山優真選手に金メダルの期待がかかります。
女子シングルでは、世界選手権ですでに圧倒的な実績を残している坂本花織選手が、悲願の五輪金メダルを狙います。
彼女のダイナミックかつ優雅な演技は、イタリアの観客をも魅了することでしょう。
一方で、代表選考は非常に熾烈を極めました。
実力がありながらも惜しくも落選となった友野一希選手など、涙をのんだ選手の想いも背負って、代表選手たちはリンクに立ちます。
スキージャンプ・ノルディック(小林陵侑・二階堂蓮ほか)
スキージャンプ男子では、やはり「ロケット」こと小林陵侑選手に注目が集まります。
前回大会での圧倒的なパフォーマンスに続き、今回は連覇という偉業に挑むことになります。
また、着実に力をつけてきた若手の二階堂蓮選手も上位進出が期待される一人です。
女子ジャンプでは、ベテランの域に入りつつある丸山希選手らがチームを引っ張ります。
風の影響を受けやすい競技ですが、日本チームの技術力と精神力があれば、きっと素晴らしい飛躍を見せてくれるはずです。
スノーボード(平野歩夢・村瀬心椛・三木つばきほか)
若者を中心に絶大な人気を誇るスノーボード競技も、メダルラッシュが期待される種目です。
ハーフパイプでは、絶対王者である平野歩夢選手が登場します。
怪我の影響などが心配される場面もありましたが、彼の持つ高難度のトリックは依然として世界トップレベルです。
また、前回大会でも活躍した戸塚優斗選手も虎視眈々と頂点を狙っています。
女子では、ビッグエア・スロープスタイルの村瀬心椛選手や、アルペン種目の三木つばき選手に注目です。
雪上の格闘技とも呼ばれる激しいレースや、華麗なエアトリックに日本中が熱狂することでしょう。
カーリング女子(フォルティウス)と混合ダブルス
今大会のカーリング女子日本代表は、「フォルティウス」が出場権を勝ち取りました。
過去2大会で大きな話題となったロコ・ソラーレではなく、今回は北海道を拠点とするフォルティウスが日の丸を背負います。
特に注目したいのは、16年ぶりの五輪出場となる近江谷杏菜選手です。
長い年月を経て再び夢の舞台に立つ彼女のストーリーは、多くのファンに勇気を与えることでしょう。
チームワークが鍵となるカーリングで、彼女たちがどのような氷上のチェスを展開するのか、一投一投から目が離せません。
スピードスケート・その他注目競技
スピードスケートでは、日本女子のエース、高木美帆選手がさらなる高みを目指します。
複数の種目でメダルを獲得してきた彼女の滑りは、円熟味を増してさらに進化しています。
また、雪上のモーグル競技では、堀島行真選手が悲願の金メダルに向けて調整を続けています。
彼の攻撃的なターンと安定したエアは、世界中のライバルたちにとっても脅威となるはずです。
ここで紹介しきれなかった選手たちも含め、チームジャパン一丸となって挑む姿を、日本から全力で応援していきましょう。
イタリア広域に広がる会場と選手村の特徴
今回のオリンピックで最大の特徴と言えるのが、史上最も広範囲なエリアで行われる「分散開催」であるという点です。
従来の大会のように一つの都市に機能が集中しているわけではなく、イタリア北部の広大な地域に会場が点在しています。
既存の施設を最大限に活用する「作らない五輪」というコンセプトは素晴らしいものの、観戦する側にとっては少し複雑な地理関係になっています。
現地へ行く方も、テレビで観戦する方も、どの競技がどこで行われるのかをざっくりと把握しておきましょう。
ミラノ(氷上競技)とコルティナ(雪上競技)のエリア分け
基本的には、都市部の「ミラノ」と山岳部の「コルティナ・ダンペッツォ」という2つの主要エリアに分かれています。
この2つの都市は直線距離でもかなり離れており、車で移動すると数時間はかかる距離感です。
ミラノ周辺では、フィギュアスケートやアイスホッケーといった氷上競技が主に行われます。
ファッションの街として知られるミラノの洗練された雰囲気の中で、華麗な演技が繰り広げられることになるでしょう。
一方、コルティナ・ダンペッツォなどの山岳エリアでは、アルペンスキーやスノーボードなどの雪上競技が開催されます。
大自然の雄大な景色をバックに選手たちが滑走する姿は、まさに冬季五輪の醍醐味と言えます。
24時間食事可能?最新の選手村事情
選手たちが最高のパフォーマンスを発揮するために欠かせないのが、生活拠点となる選手村の環境です。
今回は分散開催に合わせて、選手村も各地に設置される予定です。
イタリアと言えばやはり「食」への期待が高まりますが、選手村のダイニングは24時間体制で栄養満点の食事が提供されます。
本場のパスタやピザはもちろん、世界中のアスリートの好みに合わせたメニューが並ぶことでしょう。
また、近年の大会で重要視されているメンタルヘルスケアのため、「マインドゾーン」と呼ばれるリラックススペースも充実しています。
試合のプレッシャーから離れ、選手たちが心身ともに安らげる場所が確保されているのは安心ですね。
現地事情と懸念点:建設遅延と治安
きらびやかな祭典の裏側で、実は現地ではいくつかの深刻な課題も浮上しています。
ニュースなどで耳にしたことがあるかもしれませんが、運営面での不安要素についてもしっかりと触れておきましょう。
決して不安を煽るわけではありませんが、現地のリアルな状況を知っておくことで、より多角的に大会を見ることができます。
工事の遅れとマフィア関与の報道について
開幕が迫る中で最も懸念されているのが、一部の競技会場における深刻な「工事遅延」の問題です。
特にアイスホッケー会場やボブスレーのトラック建設などが、スケジュールのギリギリまで続くと言われています。
この遅れの原因の一つとして現地メディアで報じられているのが、建設業界へのマフィアの関与疑惑や、それに伴う契約のトラブルです。
日本では考えられないことですが、イタリア社会が抱える根深い問題が五輪の準備にも影を落としているようです。
突貫工事による安全性の確保や、大会後の施設の維持管理についても議論が続いており、開幕直前まで予断を許さない状況です。
現地観戦・旅行時の注意点
もし現地での観戦を計画されているなら、治安面には十分な注意が必要です。
ミラノなどの大都市では、観光客を狙ったスリや置き引きが日常的に発生しています。
特に地下鉄や主要駅、混雑した観光スポットでは、プロの窃盗団が活動していることも珍しくありません。
「自分は大丈夫」と油断せず、貴重品の管理を徹底し、夜間の独り歩きは避けるようにしてください。
また、分散開催のため会場間の移動には長距離列車やバスを利用することになりますが、イタリアの交通機関は遅延が起こりやすい傾向にあります。
スケジュールには十分な余裕を持ち、万が一のトラブルにも冷静に対処できるよう準備しておきましょう。
テレビ放送・配信とチケット購入情報
現地に行けなくても、日本から熱い声援を送る方法はたくさんあります。
時差があるため生活リズムの調整は必要ですが、放送予定やチケット情報をチェックして観戦計画を立てましょう。
日本でのテレビ放送・ネット配信予定
日本では、NHKと民放各局からなる「ジャパンコンソーシアム」が放送権を持っています。
注目の日本人選手が出場する主要な競技は、地上波やBS放送で生中継される予定です。
ただ、今回は時差の関係で深夜や早朝の試合が多くなります。
そんな時に便利なのが、TVerなどのネット配信サービスや、各局のオンデマンド配信です。
見逃し配信やハイライト映像も充実するはずなので、通勤・通学の時間や、家事の合間を使って効率よくチェックするのも賢い楽しみ方ですね。
観戦チケットの購入方法とリセールについて
「一生に一度は現地で見たい」という方のために、チケットの購入方法も確認しておきましょう。
チケットは原則として、大会の公式ウェブサイトを通じて購入する必要があります。
購入にはID登録が必要で、入場時には専用のスマートフォンアプリを使った電子チケットの提示が求められます。
紙のチケットではないため、スマホの充電切れや通信環境には事前の対策が必須です。
もし急に行けなくなってしまった場合は、公式サイト上の「リセール(再販売)」機能を利用しましょう。
不正転売サイトやSNSでの個人間取引はトラブルの元になるため、絶対に利用しないでください。
まとめ:日本代表の活躍を応援しよう
2026年のミラノ・コルティナ五輪は、美しい景観と分散開催という新しいスタイル、そして現地特有の課題が入り混じった大会となりそうです。
しかし、どんな環境であっても、日の丸を背負う選手たちが目指す場所は変わりません。
- 開催期間: 2026年2月6日〜22日(一部競技は先行実施)
- 注目選手: 鍵山優真、坂本花織、小林陵侑、平野歩夢、フォルティウスなど
- 観戦ポイント: 時差を考慮したスケジュール確認と、現地事情への理解
ベテランの意地と若手の勢いが融合した日本代表チームは、きっと私たちに多くの感動と勇気を届けてくれるはずです。
深夜の観戦で寝不足になる日も増えるかもしれませんが、4年に一度の冬の祭典を全力で楽しみましょう。
さあ、あなたも今のうちに気になる競技の放送予定をカレンダーに書き込んで、応援の準備を始めてみませんか?
