2026年の最新住みたい街ランキングが各社から発表され、今年は特に生活にかかるコストと住みやすさのバランスが良いエリアに注目が集まっています。毎日の生活費や家賃が上がり続けている今の時代、誰もが知る有名な街よりも、現実的に無理なく暮らせる場所を探す人が増えているからです。
たとえば有名なターミナル駅からあえて少し離れた場所を選んだり、都心にすぐ出られるけれど自然も豊かな郊外の街が人気を集めています。本記事では首都圏の最新ランキング結果を徹底的に比較し、これからもっと便利になる再開発エリアや知る人ぞ知る穴場の街をわかりやすく解説します。
住みたい街ランキング2026 首都圏版の最新トレンド
SUUMOランキングTOP10の特徴
まずは知名度が高くブランド力のある街が揃うSUUMOの首都圏版ランキング結果から見ていきましょう。やはり今年も圧倒的な人気を集めたのは9年連続で1位に輝いた横浜でした。ショッピング施設が充実しているだけでなく、海が見える美しい景色など休日の過ごしやすさも抜群であることが長く愛される理由でしょう。
続く2位には新幹線も停まり遠方への移動も便利な大宮がランクインし、3位には豊かな自然と個性的なお店が調和する吉祥寺が選ばれました。このように上位の街はただ通勤に便利なだけでなく、その街だけで生活がすべて完結するような魅力的な環境が整っていることが特徴といえます。上位10位までの結果は以下の表にまとめています。
| 順位 | 駅名 |
| 1位 | 横浜 |
| 2位 | 大宮 |
| 3位 | 吉祥寺 |
| 4位 | 恵比寿 |
| 5位 | 新宿 |
| 6位 | 目黒 |
| 7位 | 品川 |
| 8位 | 浦和 |
| 9位 | 池袋 |
| 10位 | 鎌倉 |
LIFULL HOME’S「借りて」&「買って」住みたい街
次に実際の物件に対する問い合わせの数をもとにしたLIFULL HOME’Sのデータを見ていきましょう。こちらは憧れよりも実際の生活をイメージした現実的な結果となっており、予算に合わせて選ぶ人の多さがうかがえます。借りる派と買う派で人気の街が全く違うのも面白いポイントです。
借りて住みたい街の1位に選ばれた葛西と、買って住みたい街の1位になった湯河原について、それぞれなぜ人気なのか理由をまとめました。
- 葛西都心への通勤が便利でありながら家賃相場が比較的安く設定されています。大きな公園や安くて新鮮なスーパーが多く日々の生活におけるコスパが非常に高い街です。
- 湯河原毎日温泉を楽しめるような自然豊かな環境が手頃な価格で手に入ります。テレワークの普及により毎日都心へ通う必要がなくなった人に選ばれています。
このように自分の働き方や暮らしの優先順位に合わせて、現実的に無理のない街を選ぶ傾向が年々強まっていることがわかりますね。
2026年大注目の「穴場」エリアと急上昇の街
コスパ最強!人気の「ずらし駅」とは?
最近のランキングで急上昇しているのが、誰もが知る大きな駅からあえて数駅だけ離れた場所を選ぶずらし駅という考え方です。たとえば新宿駅にすぐ出られるのに落ち着いた雰囲気の方南町などは、まさにその代表例といえるでしょう。
どうしても大きな駅の周辺は便利である反面、生活にかかるお金が高くなりがちです。そこで少しだけ場所をずらすことで、今の時代に合った新しい住まい探しの正解が見えてきます。今こうした駅が注目されている理由を3つにまとめました。
- 毎月の住居費を大きく節約できるため生活にゆとりが生まれる
- ターミナル駅への交通利便性は保たれているので通勤や通学が苦にならない
- 駅の周りが静かな住宅街になっていることが多く治安が良くて暮らしやすい
お財布に優しくて毎日の移動も便利となれば、多くの人が惹かれるのも納得の理由ですよね。
注目が集まる「東京ノース」と郊外エリア
SUUMOの調査でも支持を集めているのが、北区や板橋区といった東京ノースと呼ばれる地域や、千葉県の船橋、茨城県のつくばなどの郊外エリアです。都心部の物件価格が高騰し続ける中で、少しでも予算を抑えつつ広い家に住みたいと考えるファミリー層から熱い視線が注がれています。都心から外側へ向かって価格上昇の波が広がっているため、早めにこうした周辺地域に目を向けるのが賢い選択肢と言えるでしょう。
実際に東京ノースは、都心へのアクセスが良好でありながら、下町情緒あふれる商店街や大きな公園が残っているのが魅力です。また船橋やつくばは駅周辺に大型商業施設が充実しており、車がなくても快適に子育てができる環境が整っています。毎日の買い物や休日のレジャーが近場で完結するため、忙しい共働き世帯にとっても非常に住みやすい街として評価が高まっているのです。
再開発で資産価値と人気が高まる街
駅前再開発やタワーマンションが進行中のエリア
これから住む場所を選ぶなら、大規模な再開発が予定されている街をチェックしておくことが大切です。新しく駅前広場が整備されたり大型の商業施設がオープンしたりすることで、街全体の利便性が格段に向上するからです。過去に大崎などが再開発によって大きく変貌を遂げたように、街が綺麗になると治安も良くなり、結果として将来的な資産価値も上がりやすくなります。
現在進行形のプロジェクトとして注目したいのが、大井町で進められている大規模複合開発や、板橋や船橋周辺での新しいタワーマンション建設などです。これらの地域では駅と住まい、そしてショッピングエリアがスムーズにつながる歩行者デッキなどが作られる予定となっています。ベビーカーを押しての移動や雨の日の買い物などが劇的に楽になるため、毎日の暮らしやすさが大きく向上するはずです。
路線延伸・新駅開業で交通利便性が化ける街
街の価値を大きく引き上げるもう一つの要素が、新しい鉄道路線の開通や新駅の開業といった交通網の進化です。これまで乗り換えが必要だった場所に直通で行けるようになるなど、交通利便性が劇的にアップすることで、あまり知られていなかった沿線のベッドタウンが一気に急上昇エリアへと化けることがあります。通勤時間が短縮されるだけでなく、駅周辺に新しいお店が増える大きなきっかけにもなるからです。
これから数年以内に大きな変化が期待できる注目の駅と、その特徴を以下の表にまとめました。地図上の線路が新しくつながる場所を事前に知っておくことで、将来もっと便利になる街を先回りして見つけることができます。
| 駅名 | 変化のポイント | 期待される効果 |
| 白金高輪 | 地下鉄南北線の延伸 | 品川方面へのアクセスが飛躍的に向上 |
| 多摩川 | 蒲蒲線の整備計画 | 羽田空港方面への移動がスムーズに |
| 高輪ゲートウェイ | 駅周辺の本開業と街開き | 国際的なビジネス拠点として価値上昇 |
まとめ:2026年に住むべき街の選び方
ここまで2026年首都圏版の最新トレンドや、これから伸びる注目のエリアについて詳しく解説してきました。誰もが知る有名な駅は確かに魅力的ですが、高騰する住居費を考えると、自分にとって本当に必要な条件を見極めることが大切です。単なる知名度やブランド力だけで選ぶのではなく、ご自身のライフスタイルを軸にして、日々のコスパと街の将来性を掛け合わせて検討してみてください。
賃貸で身軽に暮らすのか、それとも長く住んで資産価値を育てていくのかによっても、最適な街の正解は一人ひとり全く異なります。まずは自分が毎日の通勤で絶対に譲れない路線や、毎月支払える無理のない予算を紙に書き出してみるのがおすすめです。ぜひ最新のランキングや再開発の情報をヒントにして、実際に足を運びながらあなたにぴったりの素敵な街を見つけてくださいね。
