佐々木麟太郎、MLBドラフト初日は指名なし【7月12日】4巡135位まで呼ばれず運命の2日目へ
スタンフォード大の佐々木麟太郎選手が、2026年MLBドラフトの初日(日本時間7月12日)で指名されませんでした。1巡目から4巡目、全体135位までに名前が呼ばれず、5巡目以降が行われる2日目に持ち越しとなっています。規格外のパワーで注目を集めた花巻東の元スラッガーに、いま何が起きているのか。初日の結果と、評価が分かれる理由、そして運命の2日目に待つ進路の選択肢を整理します。
この記事でわかること
- 初日は指名なし:佐々木麟太郎は4巡目・全体135位までに指名されず、日本時間13日の2日目(5巡目以降)を待つことになりました。
- 評価が割れる理由:飛距離とパワーは高評価の一方、守備位置(一塁中心)や打撃の一貫性が懸念材料とされています。
- 進路は3択:MLB球団と契約、ソフトバンク入り、スタンフォード残留のいずれか。昨年のNPB1位指名の権利が選択肢を広げています(最終的な進路は未確定)。
佐々木麟太郎、初日は指名されず|2026MLBドラフトの結果
まず、今回のドラフトの枠組みと初日の結果を確認します。2026年のMLBドラフトは、7月11〜12日(現地時間)に米ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催 | 2026年7月11〜12日(現地時間)/フィラデルフィア |
| 初日の範囲 | 1〜4巡目+補償ラウンド(全体135位まで・計135人) |
| 佐々木麟太郎の結果 | 初日は指名なし(全体135位までに名前呼ばれず) |
| 2日目 | 日本時間7月13日/5〜20巡目(指名の有無は未確定) |
つまり「指名されなかった」というより、「上位〜中位では呼ばれず、勝負は2日目に持ち越された」というのが正確な現状です。多くの事前予想も、佐々木の指名時期を2日目と見ていました。
なぜ初日に呼ばれなかった?評価が分かれる理由
高校時代から日本一の本塁打記録で知られた佐々木ですが、MLBのスカウト評価は一枚岩ではありません。長所と懸念がはっきり分かれているのが実情です。
高く評価される点
規格外の飛距離と打球の速さ。打撃練習では元メジャーリーガーも絶賛するパワーで、長打力は今クラスでも屈指と見られています。
懸念される点
守備が一塁に限られること、大学での打率・成績の一貫性、そして体格を評価に織り込みにくい点。上位指名には慎重な見方が出ていました。
パワーを最重視するスカウトと、守備・将来性を重んじるスカウトで見立てが割れる。この評価の分かれが、初日での指名見送りにつながったとみられます。
「1塁専任」というポジションの壁
MLBのドラフト評価では、複数のポジションを守れる選手や、走力・守備で価値を出せる選手が高く見られる傾向があります。佐々木は打撃に特化したタイプで、守備範囲の広さで加点しにくい点が、順位を測るうえで難しさになったとみられます。
スタンフォードでの成績|パワーは本物
評価が割れるとはいえ、大学での長打力の数字は確かです。2026年シーズン(2年目)の主な成績を見てみます。
| 項目 | 2026年シーズン(2年目) |
|---|---|
| 試合数 | 54試合 |
| 本塁打 | 16本 |
| 打点 | 47打点 |
| 打率 | .262 |
| OPS | .952(出塁率.403/長打率.549) |
16本塁打・OPS.952という数字は、長打力の裏付けとして十分なものです。一方で打率が.262にとどまる点は、前述の「一貫性」への懸念とも結びついています。
運命の2日目|5巡目以降の見通しと3つの進路
焦点は日本時間13日の2日目に移ります。事前予想では5〜12巡目あたりでの指名を見込む声がありましたが、これはあくまで予想で、実際の指名の有無・順位は未確定です。ここで整理しておきたいのが、佐々木に開かれた進路の選択肢です。
| 進路 | 内容 |
|---|---|
| ① MLB球団と契約 | 2日目に指名され、契約金に折り合えばプロ入り |
| ② ソフトバンク入り | 昨年のNPBドラフト1位指名の交渉権を選ぶ道 |
| ③ スタンフォード残留 | 大学に残り、2027年のドラフト再挑戦を目指す |
MLBで下位指名にとどまるか指名されなかった場合は、②や③の価値が相対的に高まります。どの道を選ぶかは、2日目の結果と契約条件を見てからの判断になりそうです。
ソフトバンク1位指名の存在が意味するもの
佐々木の進路を語るうえで欠かせないのが、昨年のNPBドラフトです。
2025年のNPBドラフトで、佐々木はソフトバンクから1位指名を受けています(DeNAも競合したと報じられています)。日本では球団が交渉権を保有しており、仮にMLBで指名を受けても、日本球界を選ぶ道が残されているのが特徴です。MLB指名とNPB1位指名の権利を同時に持つのは史上初のケースとされ、これが「MLBで上位指名でなければ、NPB入りが有利になる」という見方の根拠になっています。選択肢を複数持てること自体が、佐々木の交渉上の強みといえます。
2026ドラフト全体と日本人選手の歴史的な位置づけ
最後に、今年のドラフト全体の話題と、日本人選手にとっての意味を押さえておきます。
全体1位はUCLAの遊撃手チョロウスキー
2026年ドラフトの全体1位指名は、シカゴ・ホワイトソックスがUCLAの遊撃手ロック・チョロウスキーを指名しました。強打の大学生野手が上位を占めるクラスと評されています。
日本人の大学ルートという新潮流
これまで日本人選手のMLBドラフト指名で最も高い順位は、2013年に2巡目・全体66位で指名された加藤豪将選手とされています。佐々木は初日での指名がならず、この記録の更新は持ち越しとなりました。それでも、高校卒業後にアメリカの大学へ進み、MLBドラフトを目指すという佐々木の進路は、大谷翔平選手らの影響も受けた日本人選手の新しい流れとして注目されています。(編集部分析)日本の有望選手が海を渡って大学経由でプロを目指す動きは、育成のルートを多様化させる一方、国内球界にとっては有望株の流出という側面もあり、今後の是非が問われそうです。
佐々木麟太郎のドラフトに関するよくある質問
今回のドラフトについて、検索されやすい疑問をまとめました。
Q. 佐々木麟太郎はMLBドラフトで指名されたのですか?
A. 初日(日本時間7月12日)の4巡目・全体135位までには指名されませんでした。5巡目以降が行われる2日目(日本時間13日)の結果を待つ段階で、指名されるかどうかは未確定です。
Q. 指名されなかったら日本のプロ野球に入るのですか?
A. その可能性があります。昨年のNPBドラフトでソフトバンクから1位指名を受けており、日本球界入りやスタンフォード残留を含め、複数の選択肢が残されています。最終的な進路は本人の判断次第で未確定です。
参考情報
本記事のドラフト日程・初日の指名状況・全体1位・スタンフォードでの成績は、MLB公式やスタンフォード大学、Full-Count、デイリースポーツ等の報道に基づいて整理しています。2日目の指名や最終的な進路は今後の進行・交渉により変わります。断定を避け、確定した事実と未確定の見通しを分けて記載しました。最新情報は各公式の発表をご確認ください。





