【2026夏・西東京】八王子実践が初の決勝進出、創価は日大三を7-4で撃破|決勝は7月26日・神宮、1985年創部の悲願か19年ぶり甲子園か

2026年7月24日、第108回全国高等学校野球選手権の西東京大会準決勝2試合が神宮球場で行われ、創価と八王子実践が決勝に進みました。昨夏の甲子園準優勝校・日大三は創価に4-7で敗れ、ノーシードからの快進撃が準決勝で止まっています。八王子実践は明大八王子との同一市内対決を4-2で制し、学校史上初めて決勝の舞台に立ちます。
この記事でわかること
- 7月24日・西東京大会準決勝2試合の結果と、勝負を分けたイニング
- 日大三が2月の対外試合禁止処分からノーシードで勝ち上がった経緯と、田中諒主将の言葉
- 八王子実践がたどり着いた「野球部創立1985年以来、初の決勝」の意味
- 7月26日の決勝・創価vs八王子実践の見どころと、両校の実績比較
西東京大会準決勝(7月24日)の結果まとめ
準決勝2試合はいずれも神宮球場で行われ、シード校が姿を消す波乱含みの一日となりました。まずは結果を一覧で確認します。
| 試合 | 勝利校 | スコア | 敗退校 | 勝負どころ |
|---|---|---|---|---|
| 第1試合 | 創価 | 7-4 | 日大三 | 7回、1〜4番の4連打で一挙4点 |
| 第2試合 | 八王子実践 | 4-2 | 明大八王子 | 7回、1死満塁から亀山翔汰の適時打で2点勝ち越し |
両試合とも中盤から終盤にかけて一気に点が動きました。それぞれの試合を、順を追って振り返ります。
創価が7-4で日大三を破る|勝負を決めた7回の4連打
第1試合は創価が日大三を7-4で下しました。試合が動いたのは3回で、創価は4安打を集めて2点を先行します。決定打となったのは7回で、1番から4番までの4連打が飛び出し、一挙4点。ここで主導権を完全に握りました。
日大三も最後まで折れませんでした。9回にプロ注目のスラッガーである田中諒主将の適時二塁打などで3点を返し、7-4まで詰め寄ります。ただ、序盤と7回に許した点差が最後まで重くのしかかりました。
処分を乗り越えた日大三・田中諒主将「最後まで食らいついてできた」
日大三にとって、この夏はふつうの夏ではありませんでした。今年2月、部員のSNS不適切利用により3か月の対外試合禁止処分を受け、春季大会の出場を辞退しています。ここまでの経緯を時系列で整理します。
試合後、田中主将は「負けてはしまったが、最後まであきらめないで何とか食らいついてできた。それも本当に仲間のおかげ」と語りました。さらに、打撃不振について「自分が打てないのは2か月間のせいじゃない」と、活動休止期間に理由を求めず、責任を自分に引き受ける言葉を残しています。昨夏の甲子園準優勝という重圧と、処分明けという条件の両方を背負った上での準決勝進出でした。
八王子実践が4-2で明大八王子を破り、学校史上初の決勝へ
第2試合は八王子市に本拠を置く2校の対戦となり、SNS上では「八王子ダービー」と呼ばれて注目を集めました。制したのは八王子実践で、4-2。過去最高だったベスト4を塗り替え、春夏を通じて初めて決勝に進みます。
エース塚原翔太が9回8安打2失点、亀山翔汰が勝ち越し打
八王子実践は初回から動きました。亀山翔汰外野手の内野安打で走者を出すと、山本悠生内野手が左翼への適時二塁打、続く大塚逸輝捕手も適時二塁打を放ち、2点を先制します。
明大八王子も食い下がりました。中前適時打で1点を返すと、6回には遊ゴロの間に同点。2-2として試合を振り出しに戻します。
勝負が決したのは7回でした。八王子実践は中前打と申告故意四球で1死満塁の場面をつくり、初回に口火を切った亀山が再び適時打。2点を勝ち越して4-2としました。マウンドではエースの塚原翔太投手が9回を投げ切り、8安打2失点の完投。走者を背負いながらも粘り、最後まで試合を締めています。
「バレーの名門」から甲子園王手へ|1985年創部以来の悲願
八王子実践という校名から多くの人が思い浮かべるのは、バレーボールの名門としての顔でしょう。実際にSNS上でも、この勝利を伝えるニュースには「バレー以外も強いのか」といった驚きの声が集まりました。野球部にとっては、その世間のイメージを塗り替える一戦でもありました。
野球部の創立は1985年。これまで春夏を通じて甲子園の土を踏んだことはなく、決勝進出そのものが学校史上初めてです。あと1勝で、41年の歴史で初となる甲子園出場が決まります。
| 項目 | 八王子実践 |
|---|---|
| 野球部創立 | 1985年 |
| 甲子園出場 | 春夏通じてなし |
| これまでの最高成績 | ベスト4 |
| 2026年夏 | 学校史上初の決勝進出 |
| 準決勝の先発投手 | 塚原翔太(9回完投・8安打2失点) |
初出場をかけた学校が決勝に立つとき、地元の空気は独特のものになります。同じ八王子市の学校同士で決勝進出を争った点も、この夏の西東京らしい構図でした。
7月26日の決勝プレビュー|創価vs八王子実践の見どころ
決勝は7月26日(日)午前10時から、神宮球場で行われます。創価が勝てば19年ぶりの夏の甲子園、八王子実践が勝てば初出場。どちらが勝っても西東京にとって節目の一戦になります。
| 比較項目 | 創価 | 八王子実践 |
|---|---|---|
| 夏の西東京大会 | 優勝5回・準優勝2回 | 決勝進出は初 |
| 甲子園出場 | 春3回・夏5回(計8回) | なし |
| 直近の夏の甲子園 | 2007年 | — |
| 準決勝 | 7-4 日大三 | 4-2 明大八王子 |
| 優勝した場合 | 19年ぶり6回目の夏の甲子園 | 創部41年目で初の甲子園 |
創価は19年ぶり6回目の「夏の甲子園」がかかる
創価は夏の西東京大会で優勝5回・準優勝2回を数える伝統校です。甲子園には春3回・夏5回の計8回出場していますが、夏の出場は2007年が最後で、以降は甲子園から遠ざかっています。ここで優勝すれば、19年ぶり6回目の夏の甲子園です。
準決勝では、序盤に先行して7回に突き放すという、リードを広げる形の勝ち方をしました。決勝でも先に点を取れるかどうかが、そのまま試合の色を決める可能性があります。
八王子実践の鍵は「塚原の中1日」と序盤の攻防
八王子実践にとっての焦点は、準決勝を完投した塚原の状態です。決勝は7月26日で、24日の準決勝から中1日。連投に近い間隔で、どこまで自分の投球ができるかが問われます。SNS上でも「中1日で塚原がどうか」という点は、決勝の下馬評として繰り返し話題に上っています。
打線では、準決勝で先制のきっかけと勝ち越し打の両方をつくった亀山の存在が大きくなります。準決勝と同じく初回から仕掛けられるか、そこで主導権を握れるかが、初優勝への現実的な道筋でしょう。
決勝までの流れ
創価 7-4 日大三
神宮球場
創価 vs 八王子実践
八王子実践 4-2 明大八王子
伝統校の復活か、初出場校の誕生か。西東京の代表が決まるまで、あと1試合です。
よくある質問
Q. 2026年夏の西東京大会の決勝はいつ、どこで行われますか?
A. 7月26日(日)午前10時開始、明治神宮野球場で行われます。対戦カードは創価対八王子実践です。
Q. 日大三はどこで敗れたのですか?
A. 7月24日の準決勝で創価に4-7で敗れました。9回に田中諒主将の適時二塁打などで3点を返しましたが、追いつけませんでした。
Q. 日大三がノーシードだったのはなぜですか?
A. 今年2月に部員のSNS不適切利用により3か月の対外試合禁止処分を受け、春季大会の出場を辞退したためです。その結果シード権を得られず、ノーシードから勝ち上がって準決勝まで進みました。
Q. 八王子実践は甲子園に出たことがありますか?
A. ありません。野球部は1985年創立で、春夏を通じて甲子園出場はなく、今回が学校史上初の決勝進出です。優勝すれば初の甲子園となります。
Q. 創価が優勝すると何年ぶりの甲子園ですか?
A. 夏の甲子園としては2007年以来、19年ぶり6回目の出場となります。創価は春3回・夏5回の計8回、甲子園に出場しています。
Q. 準決勝で行われた「八王子ダービー」とは何ですか?
A. 第2試合の八王子実践対明大八王子が、ともに八王子市に所在する学校同士の対戦だったことから、SNS上でそう呼ばれたものです。正式な名称ではありませんが、地元対決として注目を集めました。





