大谷翔平の投手復帰はいつ?50日ぶりライブBP30球とロバーツ監督が示した残り2段階【2026年8月23日】

ドジャースの大谷翔平投手が、日本時間2026年8月23日のパイレーツ戦前に実戦形式の打撃練習(ライブBP)へ登板し、7月3日以来およそ50日ぶりに打者と対戦しました。デーブ・ロバーツ監督は試合前会見で「復帰はかなり近づいている」と述べ、投手復帰までに残された段階を具体的に示しています。この記事では、当日のライブBPの中身、50日空いた左膝の経緯、監督が語った新しい投球フォーム、そして同じ日に移籍後初勝利を挙げたタリク・スクーバルとの関係までを、報道された事実だけで整理します。
この記事でわかること
- 大谷翔平の投手復帰見込みは9月上旬。残る段階は「もう一度のライブBP」と「公式戦での短いリハビリ登板」の2つ
- 8月22日(日本時間23日)のライブBPは30球・6打席相当。安打性1本、1四球
- 50日空いた理由は左膝の違和感。オールスター期間中の注射後にリハビリを中断していた
- ロバーツ監督は左膝を「もう過去のモノ」と表現し、着地足を開く新フォームで負担を減らしたと説明
- 同じ日にスクーバルが7回106球11奪三振で移籍後初勝利。大谷が戻れば先発陣はどう変わるのか
大谷翔平の投手復帰はいつ?現時点の見込みは9月上旬
報道によれば、投手・大谷の復帰見込みは2026年9月上旬です。ロバーツ監督は8月22日の会見で残り2段階を示しました。
この日のライブBPを受けて、監督は「コーチ陣から聞いている限りでは、すごくポジティブだ。(投手)復帰はかなり近づいている」と語っています(スポーツ報知)。ただし、具体的な復帰日は明言されていません。あくまで「順調に進めば」という条件付きの見通しである点は、記事を読むうえで押さえておく必要があります。
監督が示した道筋を段階に分けると、次の表のようになります。
| 段階 | 内容 | 状況 |
|---|---|---|
| 1 | ロングトス・マウンドからのシャドーピッチング | 8月11日に実施済み |
| 2 | 1回目のライブBP(打者と対戦) | 8月22日に実施済み・30球 |
| 3 | 2回目以降のライブBP | 未実施・本人と相談のうえ実施予定 |
| 4 | メジャー公式戦で1〜3イニングのリハビリ登板 | 未実施・9月上旬が有力 |
段階3と4がそのまま「残り2ステップ」にあたります。マイナーでのリハビリ登板を挟まず、メジャーの試合で短いイニングから入るという方針が、8月13日の時点ですでに監督から示されていました。
ロバーツ監督が示した残り2ステップの中身
残る2つは「もう一度のライブBP」と「公式戦での短いリハビリ登板」です。
監督は8月12日(日本時間13日)の会見で「ブルペンを何回やるか、ライブBPを何回やるかは分からない」としつつ、「リハビリ登板はメジャーリーグの試合になると思う」と述べていました(THE DIGEST)。
復帰後のイニング数についても、監督は「復帰後は1イニング、2イニング、3イニングと段階を踏んでいく」と説明しています(サンケイスポーツ)。いきなり長いイニングを投げさせる想定ではありません。
一方で、本人の意欲と球団の慎重さにはずれがあるようです。監督は「翔平に任せたら、数日後にはもう試合で投げていると思う」とも語りました。ここは「本人がそう言った」のではなく、監督が本人の性格を踏まえて述べた表現である点に注意が必要です。
8月22日のライブBPで何が起きたのか|30球・6打席相当
この日のライブBPは30球、延べ6打席相当。安打性1本と1四球に抑える内容でした。
登板は日本時間8月23日のパイレーツ戦の試合前、本拠地ドジャースタジアムで行われています。打者と相対したのは7月3日(日本時間4日)以来で、およそ50日ぶりでした。
報じられている6打席の内訳は次のとおりです。
| 打席 | 結果 |
|---|---|
| 1 | 四球 |
| 2 | 左安打 |
| 3 | 一飛 |
| 4 | 三ゴロ |
| 5 | 遊飛 |
| 6 | 結果なし(カウント3-2で終了) |
数字だけを見れば「30球で1安打1四球」ですが、ライブBPは勝敗のかかった実戦ではありません。打者側も本気で仕留めにいく場面ばかりではないため、内容の評価には幅があります。実際にロバーツ監督も、結果ではなく「そのメカニクスが実戦でどう機能するのかを見ることができる」とフォームの確認を目的に挙げていました。
相手を務めたのは負傷者リスト入り中のW.スミス捕手
打席に立ったのは、首の故障で負傷者リスト(IL)入りしていたウィル・スミス捕手(31)です。
正捕手が離脱中だったからこそ、実戦に出ていない打者として相手役を務められたという事情があります。監督はこの対戦について「ウィル・スミスに打席へ立ってもらいましたが、2人の選手の競争心が見られて良かった。もうすぐ準備が整いそうです」と話しました(TBS NEWS DIG)。カーブで打ち取った場面では大谷が声を上げて笑うなど、緊張感だけではない場面もあったと伝えられています。
なぜ50日も空いたのか|左膝の違和感とリハビリ中断の経緯
登板が50日空いた理由は左膝の違和感です。オールスター中に注射を受けたものの違和感が残り、リハビリを中断していました。
時系列で追うと、次のような流れになります。
投手・大谷の2026年7〜8月タイムライン
この間、打者としての出場は続いていました。中断していたのは投手としての調整だけです。
7月3日の登板が最後になった理由
左膝の状態が投球動作に影響したためです。打撃には出続けられても、マウンドでの着地は膝への負荷が大きく、そこだけが止まりました。
米メディアはシーズン終了後に何らかの処置を受ける可能性にも触れています。ただしこれは球団の公式発表ではなく、あくまで報道段階の話です。本記事では「そうした見方がある」以上には踏み込みません。
なお、7月時点でのより詳しい経緯と、当時想定されていた復帰プランについては大谷翔平の投手復帰はいつ?左膝処置の中身と23日フィリーズ戦説で整理しています。今回の8月の動きは、その続きにあたります。
ロバーツ監督「膝の問題は乗り越えた」新しい投球フォームの中身
監督は左膝について「もう過去のモノだと思っている」と述べ、あわせて着地足を開く新フォームで膝の負担を減らしたと説明しました。
発言の全文はこうです。「もう過去のモノだと思っている。これまでのビルドアップを考えても、うまく管理していける。復帰後は1イニング、2イニング、3イニングと段階を踏んでいく。膝の問題についてはもう過去のものだと考えたい」(サンケイスポーツ)。「考えたい」という言い方が残っている点は、そのまま受け取っておくべきでしょう。
着地足を「開く」ことで左膝への負担を減らす
変更点は、投球時に着地した足の向きです。閉じた状態から少し開くようにしたと監督は説明しています。
「取り組んでいる。だからこそ今回のライブBPが重要。そのメカニクスが実戦でどう機能するのかを見ることができる。着地したときに(体が)閉じている状態から、少し開くようにしたことで、膝への負担が少し軽減されたということは分かっている」(サンケイスポーツ)。
フォーム変更の要点(監督説明にもとづく)
これまで
着地したときに体が閉じている状態
左膝にねじれの負荷がかかりやすい
変更後
着地足を少し開くように修正
膝への負担が「少し軽減された」と監督
※今回のライブBPは、この修正が打者相手でも機能するかを確かめる場と位置づけられていた
同じ日、スクーバルが移籍後初勝利|大谷が戻れば先発陣はどうなる
同じ8月22日、スクーバルが7回106球で移籍後初勝利を挙げ、チームは5連勝としました。
試合はドジャースが4-3でパイレーツを下しています。スクーバルは初回に3点を失いましたが、2回以降は無失点。被安打5、奪三振11、四球1、失点3という内容でした。打線は4回にT.ヘルナンデスとA.トーマスの連続適時打で1点差に迫り、5回にK.タッカーの2点適時打で逆転しています。大谷は「1番・DH」で先発し、3打数無安打2四球2三振でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合 | ドジャース 4-3 パイレーツ(日本時間8月23日・ドジャースタジアム) |
| スクーバル | 7回106球 被安打5 奪三振11 四球1 失点3(自責3)/移籍後初勝利 |
| 大谷翔平 | 1番・DHで先発、3打数無安打2四球2三振。試合前にライブBP30球 |
| チーム状況 | 5連勝。ナ・リーグ西地区で2位パドレスに9.0ゲーム差 |
| 前日の試合 | 延長10回にエドマンのサヨナラ打で5-4。山本由伸が6回1/3を2失点9奪三振 |
スクーバル自身も大谷の復帰に言及しています。「翔平は今日ライブをしたみたいだね。まだ彼とはあまり話せていないけど、うまくいったんじゃないかと思っている。彼がマウンドに立つ時が来たら、我々は勝利に自信があります。だから本当に楽しみだよ」(TBS NEWS DIG)。
「投手が2人増えるようなもの」とはどういう意味か
大谷が投げれば先発の頭数が増え、DHの打順もそのまま残るため、実質的な戦力増が二重になるという意味です。
通常、投手が1人戻れば増えるのは投手の1枠だけです。しかし二刀流の場合、先発として投げた日も打者として打線に残れます。ロバーツ監督が急がない姿勢を崩さない理由も、ここにあります。監督は8月12日の時点で「そもそも、ショウヘイの健康が一番大事だ」「スクーバルがいるかどうか、スネルが復帰したかどうかに関係なく、ショウヘイの状態を見て、何が最善なのかを考えなければならない」と述べていました。
スクーバルとブレイク・スネルが先発陣に揃ったことで、大谷の復帰を急がずに調整できる環境が整っている――というのが、8月時点のドジャースの状況です。ポストシーズンに万全の状態で臨むことが優先されており、9月上旬という見込みもその文脈で語られています。
よくある質問
Q. 大谷翔平の投手復帰はいつになりますか。
A. 報道では9月上旬が有力とされています。ただし球団が日付を発表したわけではなく、2回目以降のライブBPの結果次第で前後します。
Q. ライブBPとは何ですか。
A. 実戦形式の打撃練習です。投手が実際に打者と対戦しますが、公式戦ではないため記録には残りません。リハビリ中の投手が試合復帰前に打者相手の感覚を戻す段階として使われます。
Q. 8月22日のライブBPの内容は。
A. 30球を投げ、延べ6打席相当。安打性1本と1四球でした。相手は負傷者リスト入りしていたW.スミス捕手です。
Q. 左膝の状態は完全に治ったのですか。
A. ロバーツ監督は「もう過去のモノだと思っている」と述べていますが、完治を宣言したものではありません。着地足を開くフォーム修正で負担を軽減したという説明にとどまっています。
Q. 復帰後はいきなり長いイニングを投げますか。
A. 監督は1イニング、2イニング、3イニングと段階を踏むと説明しています。最初は短いイニングでの登板が想定されています。
Q. マイナーでのリハビリ登板はありますか。
A. 監督は8月12日の会見で「リハビリ登板はメジャーリーグの試合になると思う」と述べており、メジャーの試合で短いイニングから入る想定が示されています。
参考情報
- TBS NEWS DIG「ロバーツ監督、大谷翔平の投手復帰へ『もうすぐ準備が整いそう』試合前にライブBPに登板し30球 スクーバルも『本当に楽しみ』」(2026年8月23日)
- 日刊スポーツ「【ドジャース公式全文】大谷翔平、得意のボブルヘッドデー、最強左腕が移籍後初勝利へ/見どころ」(2026年8月23日)
- THE DIGEST「大谷翔平の”投手復帰”が目前に! ロバーツ監督が明かした最新進捗『おそらく次の段階は…』」(2026年8月13日)
- スポーツ報知「大谷翔平がライブBP登板で50日ぶりに打者と対戦 ロバーツ監督『翔平に任せたら数日後には試合で投げていると思う』 実戦復帰は9月上旬か」(2026年8月23日)
- サンケイスポーツ「ロバーツ監督、大谷翔平の左膝懸念は『もう過去のモノ』回復強調 新投球フォームも説明」(2026年8月23日)
本記事は日本時間2026年8月23日時点で確認できた報道にもとづいています。復帰時期は球団の正式発表ではなく、今後の調整状況によって変わる可能性があります。





