2026年中国軍大粛清の真相!習近平vs張又侠とクーデターの噂

中国軍崩壊の序章?2026年トップ粛清と習近平の焦り

2026年1月、北京に激震が走りました。中国軍の制服組トップである張又侠・中央軍事委員会副主席が、突如として「重大な規律違反」で調査対象となり、事実上の失脚が報じられています。

さらにネット上では「北京でのクーデター」や「習近平国家主席の所在不明」といった不穏な噂が飛び交い、情報の錯綜が続いています。「一体、中南海で何が起きているのか?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、最新の報道と専門家の分析をもとに、今回の異例の大粛清の背景、クーデター説の真偽、そして習近平政権と台湾情勢への影響について徹底解説します。


【2026年1月】中国軍トップ張又侠が失脚!粛清の事実関係を整理

2026年1月24日、中国国防省から衝撃的な発表がありました。それは、中央軍事委員会副主席である張又侠(チャン・ヨウシア)氏と、統合幕僚長にあたる劉振立(リウ・ジェンリー)参謀長に対し、「重大な規律違反と法律違反」の疑いで調査を開始したという内容です。

このニュースは、単なる高官の解任劇ではありません。張又侠氏は現在75歳。習近平氏とは父親の代からの付き合いがある「紅二代(革命の功臣の子弟)」であり、習氏が最も信頼を寄せていた軍の重鎮です。

その彼が粛清されたことは、かつて毛沢東の後継者とされながら墜落死した林彪(リン・ピョウ)事件以来の、歴史的な異常事態と言えます。軍内部で何らかの決定的な亀裂が生じたことは間違いありません。

これまでの習近平政権下での軍高官の失脚事例を整理しましたので、状況を確認してみましょう。

人物名役職(当時)時期理由・状況
張又侠中央軍事委員会 副主席2026年1月重大な規律違反・調査中
劉振立連合参謀部 参謀長2026年1月重大な規律違反・調査中
李尚福国防相2023年10月解任(装備調達の汚職疑惑)
魏鳳和元国防相2023年調査対象、動静不明
李玉超ロケット軍 司令官2023年突然の解任、汚職または機密漏洩

このように、2023年頃からロケット軍(ミサイル部隊)を中心に粛清の嵐が吹き荒れていましたが、ついにその刃が軍の頂点である制服組トップにまで及んだ形です。

中央軍事委員会とは、中国の軍隊を指揮する最高機関です。その副主席が突然消えるということは、会社の組織で言えば、社長(習近平氏)が副社長を突然クビにし、現場の指揮系統が大混乱に陥っているような状態です。


粛清の理由は汚職か権力闘争か?飛び交う3つの説

公式発表では「規律違反」という言葉が使われていますが、具体的に何をしたのかは伏せられたままです。そのため、専門家や海外メディアの間では、今回の粛清理由について主に3つの説が浮上しています。

それぞれの説について、詳しく見ていきましょう。

1. 汚職・腐敗説

最も分かりやすい理由は、長年中国軍にはびこる「汚職」の問題です。香港メディアなどの報道によると、軍の装備品調達や基地建設を巡り、巨額の賄賂や横領があったとされています。

張又侠氏はかつて装備発展部のトップを務めており、部下たちの汚職を監督できなかった、あるいは彼自身も関与していたという疑いです。しかし、長年の盟友をこのタイミングで切るには、単なる金銭問題だけでは説明がつかないという声も多くあります。

2. 機密漏洩・スパイ説

より深刻なのが、軍事機密の漏洩疑惑です。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などは、中国の核兵器計画やミサイル技術に関する極秘情報が、アメリカ側に漏れていた可能性を指摘しています。

ロケット軍の幹部たちが次々と捕まったのも、ミサイルの燃料タンクに燃料ではなく水が入っていたといった「空洞化」の実態や、配備状況が筒抜けになっていたからだと言われています。もし張氏がこの管理責任を問われた、あるいは意図的に情報を流したスパイだと疑われたなら、即座の失脚も頷けます。

3. 権力闘争・クーデター未遂説

そして今、最も注目されているのが、習近平氏との間での権力闘争です。軍内部で絶大な影響力を持つ張氏に対し、習氏が「自分の言うことを聞かなくなった」「軍を私物化している」と疑心暗鬼になった可能性があります。

一部では、張氏らが習氏の独裁的な軍事指導に反発し、何らかの行動(クーデターの計画や命令拒否)を起こそうとしたため、先手を打って身柄を拘束したのではないかという見方まで出ています。

いわゆる「功高震主(功績が高すぎて主君を脅かす)」の状態になり、習近平一族による支配を盤石にするために排除されたというシナリオです。次の章では、ネット上で拡散している具体的な「クーデターの噂」について検証していきます。

ネットで拡散する「北京クーデター説」の真偽

今回の騒動で最も人々の不安を煽っているのが、SNSを中心に拡散された「北京でクーデターが発生したのではないか」という噂です。

火のない所に煙は立たないと言いますが、このような過激な情報が飛び交う背景には、現地の異常な雰囲気が関係しています。ここでは、ネット上の噂と確認されている事実を冷静に整理してみましょう。

具体的には、以下のような情報がまことしやかに囁かれています。

  • 「第82集団軍が北京を包囲した」:北京防衛の要である部隊が、習近平氏ではなく反乱軍側の指揮下に入ったという噂。
  • 「全将校の帰宅禁止命令」:北京市内の一部の軍施設で、厳戒態勢が敷かれているとの目撃情報。
  • 「習近平氏の行方不明」:数日間、国営放送への露出が減ったことで、身柄を拘束されたのではないかという憶測。

しかし、これらの情報は慎重に扱う必要があります。

実際には、習近平国家主席が英国のスターマー首相との会談を行う様子が一部メディアで報じられるなど、健在を示す情報も出ています。もし本当に大規模な軍事政変(クーデター)が起きていれば、空港の閉鎖やネットの完全遮断など、市民生活にもっと目に見える影響が出ているはずです。

現状では、これらの噂は「情報統制による不信感」と「政権への不安」が生み出したデマである可能性が高いと見られています。

とはいえ、これほど具体的な噂が広まること自体が、習近平一族による支配体制が揺らぎ、国内が不安定化している証拠だとも言えるでしょう。


中央軍事委員会が「空洞化」機能不全に陥るリスク

今回の粛清で浮き彫りになった最大の問題は、中国軍の最高意思決定機関である「中央軍事委員会」が機能不全に陥っているという点です。

中央軍事委員会は、通常7名のメンバー(主席1名、副主席2名、委員4名)で構成されていますが、相次ぐ失脚により、その座席はスカスカの状態になっています。

この「空洞化」した委員会の現状をご覧ください。

  1. 主席:習近平(絶対的権力者)
  2. 副主席:張又侠調査・失脚(今回)
  3. 副主席:何衛東 → 健康不安や引責説があり、動静が不明瞭
  4. 委員:李尚福解任済み(2023年)
  5. 委員:劉振立調査・失脚(今回)
  6. 委員:苗華 → 政治工作担当だが、軍事作戦の専門家ではない
  7. 委員:張昇民 → 規律検査担当(取り締まる側)

なんと、実戦部隊を指揮・運用できる「制服組」のトップたちが、ほぼ全員いなくなってしまったのです。

残っているのは、習近平氏本人と、軍の思想教育や取り締まりを行う担当者ばかり。これでは、有事の際に誰が軍事的な判断を下すのか、指揮系統が全く見えません。

誰も責任を取りたくないため決定が遅れるか、あるいは軍事知識のない習氏が独断で命令を下すしかないという、極めて危険な「組織の空洞化」が起きています。これは軍隊として致命的な弱点と言えるでしょう。


台湾侵攻への影響は?軍の弱体化と暴走の可能性

日本にとって最も気がかりなのは、この混乱が「台湾有事」や日本の安全保障にどう影響するかです。

結論から言えば、「軍事合理性としては遠のいたが、政治的にはリスクが高まった」という非常に複雑な状況にあります。

まず、軍の弱体化という面です。

実戦経験を持ち、ベトナム戦争なども知る張又侠氏や劉振立氏がいなくなったことで、台湾侵攻のような複雑な統合作戦を指揮できる人材が不在となりました。ロケット軍の情報漏洩や装備の不備も露呈しており、物理的に「今すぐ戦争を始める準備はできていない」というのが多くの専門家の見方です。

一方で、警戒すべきは「暴走」のリスクです。

独裁政権が国内の混乱や経済不況で追い詰められた際、国民の目を逸らすために、あえて対外的な危機を作り出すことがあります。これを「一発逆転の賭け」として台湾や尖閣諸島周辺で軍事行動を起こす可能性は、以前より高まっているとも言えます。

ニューズウィーク誌などの専門家分析でも、「忠誠心ばかりを重視した人事が、軍のプロフェッショナリズムを破壊した」と指摘されています。

現場の指揮官が習近平氏の顔色を伺い、過剰に攻撃的な行動(米軍機への異常接近など)をとることで、偶発的な衝突が起きるシナリオこそ、我々が今最も警戒すべき事態かもしれません。


まとめ

2026年1月に起きた中国軍の大粛清について、その背景と影響を解説してきました。

今回のニュースのポイントを振り返ります。

  • 異例のトップ失脚: 制服組トップの張又侠氏らが調査対象となり、習近平政権下で最大級の激震が走っている。
  • 理由は複合的: 汚職だけでなく、機密漏洩や権力闘争(クーデター未遂疑惑)が絡んでいる可能性が高い。
  • 噂と真実: 北京封鎖などのクーデター説はデマの可能性が高いが、政権の不安定さを物語っている。
  • 組織の崩壊: 中央軍事委員会から実戦指揮官が消え、指揮系統が機能不全に陥っている。
  • 日本のリスク: 軍の弱体化で計画的な侵攻は難しくなったが、暴発や偶発的衝突のリスクはむしろ高まっている。

隣国で起きているこの権力闘争は、決して対岸の火事ではありません。指揮系統が乱れた巨大な軍隊が、すぐそばにあるという現実を直視する必要があります。

今後、後任人事がどうなるのか、あるいは習近平氏がさらなる強硬手段に出るのかによって、情勢は大きく変わります。

不確かな噂に惑わされず、正確な情報を持って冷静に備えることが、私たちにできる最善の自衛策です。引き続き、最新のニュースに注目していきましょう。

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