ドンキのサーキュレーター10万台が発火で回収|対象型番PPIT-MN3DTCの確認方法と7,678円返金の手順【2026年7月】

ドン・キホーテとアピタ・ピアゴで販売されていたサーキュレーター「mononics 3Dスイングサーキュレーター嵐」が、使用中に発火する事象が起きたとして自主回収の対象になっています。対象は2021年から2023年に製造された製品で、報道によれば約10万550台にのぼるとみられます。夏の盛りに毎日回している人も多い家電だけに、まず確認すべきは「自分の1台が対象かどうか」です。
この記事でわかること
- 対象品なら直ちに使用を中止し、電源プラグを抜くべきこと
- 本体底面の型番「PPIT-MN3DTC」と製造年で対象を見分ける方法
- 返金額は7,678円(税込)で、レシートが無くても対応されること
- 店舗へ持ち込む場合は返金のみ、送付なら交換も選べること
- 問い合わせ先(フリーダイヤル・メール・受付時間)
対象品ならすぐ使用中止|最初に確認する3項目
まず行うこと
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は告知文で、対象商品を持っている場合は「ご使用を直ちに中止していただき」と呼びかけています。運転を止めるだけでなく、電源プラグをコンセントから抜いた状態で保管してください。
確認すべきことは多くありません。次の3項目だけです。
- 買った場所:ドン・キホーテ、またはアピタ・ピアゴで購入したか
- 本体底面の型番:「PPIT-MN3DTC」と書かれているか
- 製造年:2021年・2022年・2023年のいずれかか
この3つが揃えば回収対象です。逆に、型番が異なるサーキュレーターは今回の回収の対象ではありません。まずは運転を止めて、明るいところで底面のラベルを確認するところから始めてください。
回収対象の見分け方|型番PPIT-MN3DTCと製造年で判断する
PPIHが公表した対象商品の内容は次の通りです。カラー違いの2型番、JANコードは8種類が対象に含まれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | mononics 3Dスイングサーキュレーター嵐 |
| 型番/規格 | PPIT-MN3DTC-WH/PPIT-MN3DTC-BK |
| JANコード | 4549777109777/4549777109784/4549777110377/4549777110384/4549777113415/4549777113422/4549777113446/4549777113453 |
| 販売店舗 | ドン・キホーテならびにアピタ・ピアゴ全店 |
| 販売期間 | 2021年4月〜2026年6月(PPIH告知による) |
| 回収対象 | 2021年/2022年/2023年製すべて |
| 確認方法 | 本体底面の表示(対象型番:PPIT-MN3DTC) |
| 返金額 | 7,678円(税込) |
販売期間について、消費者庁のリコール情報や一部報道では2021年5月開始と記載されています。本記事ではメーカー側の回収告知文の記載にあわせて2021年4月からとしました。いずれにせよ実際の判定基準は製造年ですので、底面の表示を確認するのが確実です。
確認は3ステップ|電源プラグを抜いてから底面を見る
STEP 1
運転を止め、電源プラグをコンセントから抜く
STEP 2
本体を倒し、底面の銀色のラベルを見る
STEP 3
型番「PPIT-MN3DTC」と製造年の表示を照合する
底面ラベルには型番のほか、定格電圧100V・定格消費電力60W/65Wといった仕様と、製造年の表示が並んでいます。型番と製造年の2点が一致するかどうかだけを見れば判定できます。暗い場所では読み取りにくいので、スマートフォンのライトを当てて確認すると確実です。
型番が一致しない・対象外だった場合はどうする
底面の型番が「PPIT-MN3DTC」でない場合、また製造年が2024年以降である場合は、今回の回収の対象ではありません。似た形状のサーキュレーターは各社から出ているため、見た目だけで判断せず表示で確認してください。
ただし対象外であっても、運転中に焦げたようなにおいがする、異音がする、本体やプラグが異常に熱くなるといった症状があれば、それは製品の状態を問わず使用を止めるべきサインです。メーカーや購入店に相談してください。
返金・交換の手続き|店舗持ち込みと送付の違い
手続きは2通りあり、選ぶ方法によって受けられる対応が変わります。交換を希望する場合は送付を選ぶ必要があります。
| 項目 | 店舗へ持ち込む | 指定場所へ送付する |
|---|---|---|
| 受けられる対応 | 返金のみ | 銀行振込による返金、または同等商品への交換 |
| レシート | 無くても回収・返金に対応 | 問い合わせ先で案内 |
| 受付場所 | 購入店舗以外のドン・キホーテ/アピタ・ピアゴでも可 | 送付先はコールセンターへ要確認 |
| 向いている人 | 近くに店舗があり、早く返金を受けたい人 | 交換で同等品を手元に残したい人 |
お金で返してほしい
→ 店舗へ持ち込み。レシート不要、購入店以外でも受付。
代わりの1台がほしい
→ 指定場所へ送付。交換または銀行振込返金を選択。
返金額は7,678円(税込)・レシートが無くても対応
返金額は7,678円(税込)で案内されています。購入時期による差額の調整には触れられていません。また購入時のレシートが無い場合でも回収・返金に対応するとされており、購入した店舗以外のドン・キホーテならびにアピタ・ピアゴでも受け付けるとされています。数年前に買ってレシートを残していない人でも手続きできる形です。
問い合わせ先
手続きの詳細や送付先については、下記の窓口に確認してください。
- 窓口:株式会社パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング
- 電話:0120-211-257(フリーダイヤル)
- メール:info@ppit.co.jp
- 受付時間:10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
何が起きたのか|「使用中に発火する事象」で自主回収へ
PPIHは2026年6月25日付でこの製品の回収を告知し、6月29日にコールセンター開設にあわせた更新版を出しています。告知文では、ドン・キホーテならびにアピタ・ピアゴで販売していた同製品において「使用中に発火する事象が発生」したと説明され、「お客さまの安全と安心を最優先に考え、自主回収を実施」するとしています。
サーキュレーターは扇風機よりも高速でモーターを回し、就寝中や外出中も含めて長時間連続で運転されやすい家電です。夏場は稼働時間が延びるぶん、内部にほこりがたまった状態が続くと発熱の条件も重なりやすくなります。今回の回収対象が2021年から2023年製と、購入から数年が経過した個体に集中している点は留意しておきたいところです。
事故の件数や負傷者の有無は公表されていない
発火事象が何件発生したのか、けが人が出ているのかについては、PPIHの告知文にも消費者庁のリコール情報にも記載がありません。現時点で件数や被害の程度を断定できる情報は確認できていません。対象台数についても、告知文には記載がなく、約10万550台という数字は報道で伝えられている値です。
サーキュレーター火災を防ぐために|今夜できる点検
今回の回収対象でなくても、通年で使う送風家電には共通して気をつけたい点があります。1〜2分でできる範囲を挙げます。
| 点検箇所 | 見るポイント | 見つけたら |
|---|---|---|
| 電源コード | 折れ曲がり、被覆の傷、家具の下敷きになっていないか | 使用を止めて買い替えを検討 |
| プラグ・コンセント | 刃の変色、ほこりの堆積、差したときの緩み | 抜いて乾いた布で清掃 |
| 吸気口・ガード内側 | 綿ぼこりの詰まり、羽根の汚れ | 電源を抜いてから清掃 |
| 運転中の様子 | 焦げたにおい、異音、本体の異常な熱 | 直ちに停止しプラグを抜く |
| 設置場所 | 壁や布に密着していないか、上に物を載せていないか | 周囲に空間を確保 |
製品の取扱説明書にも、開口部に異物を入れないこと、長時間使用しないときや外出時はプラグを抜くこと、電源コードを無理に曲げたり重い物を載せたりしないことが注意事項として記載されています。基本的な内容ですが、毎日回す家電ほど確認の機会が減りがちです。
ドンキのサーキュレーター回収に関するよくある質問
今回の回収について、検索されやすい疑問をまとめました。
Q. 対象かどうかは、どこを見れば分かりますか?
A. 本体底面の表示を見てください。型番が「PPIT-MN3DTC」で、製造年が2021年・2022年・2023年のいずれかであれば回収対象です。カラーはホワイト(WH)・ブラック(BK)の両方が対象です。
Q. レシートを捨ててしまいました。返金してもらえますか?
A. PPIHの告知では、購入時のレシートが無い場合でも回収・返金に対応するとされています。購入した店舗以外のドン・キホーテ/アピタ・ピアゴでも受け付けるとされています。
Q. 返金はいくらですか?
A. 告知に記載された返金額は7,678円(税込)です。購入時の実売価格ではなく、この金額で統一して案内されています。
Q. 交換もできますか?
A. 店舗へ持ち込む場合は返金のみです。指定場所へ送付する場合に限り、銀行振込による返金または同等商品への交換が選べるとされています。送付先はコールセンターに問い合わせる必要があります。
Q. 回収の期限はいつまでですか?
A. 告知文に終了期限の記載はありません。期限が設けられているかどうかは公表されていないため、対象品を持っている場合は早めに問い合わせるのが安全です。
Q. これまでに火災やけがは発生しているのですか?
A. PPIHの告知には「使用中に発火する事象が発生」とあるものの、事故の件数や負傷者の有無は公式・消費者庁のいずれからも公表されていません。断定的な情報は確認できていません。
10万台規模で売れた製品であっても、回収の告知が一人ひとりに届くとは限りません。心当たりのある人は、この記事を閉じたあとに一度だけ、本体の底面を確認してみてください。
参考情報
本記事の対象商品・型番・販売期間・返金額・手続き・問い合わせ先は、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが公表した回収告知(2026年6月25日付および6月29日付)に基づいています。対象台数および報道の経緯については、消費者庁リコール情報サイトおよびMONOistの報道(2026年7月21日)を参照しました。事故件数・負傷者の有無は公表資料に記載がなく、本記事では断定していません。





