【2026年9月5日】三笘薫がECL登録メンバー外|リストA漏れの理由と、突破すれば戻れる「追加登録」の条件

ブライトンの日本代表MF三笘薫が、2026-27シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズの登録メンバーから外れた。日本人選手16人が登録されるなかでの除外で、SNSには落胆の声が広がっている。ただし「今季の欧州戦が終わった」わけではない。登録外の選手が後から戻る道は制度として用意されている。
この記事でわかること
- 三笘薫がECLリーグフェーズの登録メンバーから外れた理由
- 登録外でも欧州の試合に出られる「追加登録」の条件
- 復帰時期について、10月説と12月説が並立している現状
- ブライトンのECL対戦相手6クラブと、南野拓実との日本人対決の時期
- ECLリーグフェーズに登録された日本人16人の顔ぶれ
三笘薫はなぜECLの登録メンバーから外れたのか
左ハムストリングの負傷が長引き、リーグフェーズに間に合わないとクラブが判断したためとみられる。
UEFAは現地時間9月3日、ECLリーグフェーズに臨む全36クラブの登録メンバーを発表した。ブライトンのリストに三笘の名前はなく、10月15日に開幕するリーグフェーズを欠場することになった。
登録は今季の公式戦出場がゼロのまま迎えた。三笘は今年5月9日のプレミアリーグ・ウォルバーハンプトン戦で左ハムストリングを負傷している。3-0で勝利した一戦に先発したものの後半途中でピッチを離れ、残りのリーグ戦を欠場。6月の北中米ワールドカップに臨む日本代表メンバーからも外れた。
5月9日の負傷から手術、今季ここまで出場ゼロ
5月25日にブライトンが手術の実施を発表し、成功とリハビリ開始が明らかにされた。
今季開幕後も公式戦の出場機会はなく、今回のECL登録リストにも名前が載らなかった。負傷から手術まで2週間強かかっている点は、復帰時期を逆算するときに見落としやすい。
今シーズンから背番号を「22」から「7」に変更しており、クラブ内での期待の大きさは変わっていない。ファビアン・ヒュルツェラー監督は開幕戦のアストン・ヴィラ戦後にも「もう少し我慢が必要」と述べ、復帰がしばらく先になることを示唆していた。今回の登録外は、その延長線上にある判断と読める。
登録外でも欧州の舞台に戻れる「追加登録」とは
リーグフェーズを突破して決勝トーナメントに進出すれば、そこで追加登録できる可能性がある。
つまり今回の登録外は「今季のECL全体からの除外」ではなく、「12月17日までのリーグフェーズに出られない」という意味にとどまる。
ここが報道の見出しだけを読むと取り違えやすい部分で、東スポWEBもスポニチアネックスも、突破後の追加登録に触れている。ブライトンがリーグフェーズを勝ち抜けば、年明けの決勝トーナメントで三笘が背番号7を背負って欧州の舞台に立つ道は残っている。
リストAは最大25人、実質の自由枠は17
リストAは最大25人だが、うち8枠はアカデミー出身などの選手用で、自由枠は実質17人になる。
ECLの登録はリストAとリストBの2本立てになっている。リストAが基本の登録リストで、リストBは若手選手を対象とした別枠にあたる。
| 区分 | 上限 | 中身 |
|---|---|---|
| リストA | 最大25人 | 基本の登録リスト。三笘はここから外れた |
| うちアカデミー枠 | 8枠 | アカデミー出身などの選手用に確保される |
| 実質の自由枠 | 17人 | クラブが自由に選べるのはここだけ |
| リストB | 別枠 | 若手選手を対象とした枠 |
自由枠が17しかないため、開幕から3か月近く使えない見込みの選手を抱え込む余裕はない。三笘の除外は、能力評価ではなく枠の計算の結果とみるのが自然だ。
リーグフェーズを突破すれば追加登録できる
登録外の選手も、リーグフェーズを突破すればその後に追加登録できる可能性があると報じられている。
逆に言えば、三笘が今季ECLでプレーできるかどうかは、本人のリハビリだけでなくブライトンの成績に左右される。
ブライトンがリーグフェーズで敗退すれば、三笘は復帰しても今季の欧州戦には一度も出られないまま終わる。復帰時期の話題と同じ重さで、チームの勝ち負けを見ておく必要がある。
三笘の復帰時期はいつか|10月説と12月説が並んでいる
復帰は10月とする見方が多いが、12月ごろまでかかるとする報道もあり、一本化されていない。
媒体によって幅があることを、寄せずにそのまま押さえておきたい。
ヒュルツェラー監督は現地時間9月4日、リーズ・ユナイテッド戦前の会見で三笘について「代表ウィーク後には戻ってくる」と説明した。ブライトンの地元メディア『Sussex Express』も4日、「次のインターナショナルブレークまでは欠場する見込み」と報じている。この2つを重ねると10月復帰が読める。
一方でスポニチアネックスは「復帰さらにずれ込むとの判断か」と伝え、千葉テレビ放送の配信記事は「12月ごろまでコンディション戻らず?」という見出しを立てた。地元紙『Sussex World』が5月時点で「ハムストリングの手術後は多くの場合4〜6カ月かかる」と指摘していたことを踏まえると、5月25日の手術から6カ月なら11月下旬、それ以降のずれ込みも計算上はありうる。
負傷から復帰見込みまでの流れ
ウォルバーハンプトン戦で左ハムストリング負傷
クラブが手術実施とリハビリ開始を発表
ECLリーグフェーズ登録メンバーから外れる
復帰見込み。媒体により幅がある
起点を負傷日ではなく手術日に置くと、復帰時期の見立ては報道が並べる「10月」よりやや後ろに寄る。ここを取り違えると、10月に戻ってこなかったときに「悪化した」と読んでしまう。
ブライトンのECL対戦相手と日程
ブライトンはモナコやパナシナイコスらと同組で、リーグフェーズは10月15日から12月17日まで続く。
組み合わせにはウニベルシタテア・クライオーヴァ、ヤブロネツ、カウノ・ジャルギリスも入っており、最終節は12月17日のパナシナイコス戦となる。
対戦相手の顔ぶれは媒体によって記載に差がある。theWORLDはヘタフェ(スペイン)を含む6クラブを挙げているが、GOALはヘタフェを挙げず5クラブを記している。ここは一本化せず、両論のまま示しておく。
| クラブ | 国 | 備考 |
|---|---|---|
| モナコ | フランス | 南野拓実が所属。日本人対決の相手 |
| パナシナイコス | ギリシャ | 12月17日のリーグフェーズ最終節 |
| ヘタフェ | スペイン | theWORLDが記載。GOALの記事にはない |
| ウニベルシタテア・クライオーヴァ | ルーマニア | GOALは「クライオバ大」と表記 |
| ヤブロネツ | チェコ | — |
| カウノ・ジャルギリス | リトアニア | MF辛島侑烈が所属 |
日程の面で言えば、三笘が10月中に復帰できたとしても、この6クラブとの試合に出場することはできない。リーグフェーズの登録外とはそういう意味だからだ。
南野拓実との日本人対決は当面おあずけ
南野拓実はECLに登録されており、三笘が登録外である以上リーグフェーズでの対決は実現しない。
SNSで「日本人対決を楽しみにしていた」という声が目立ったのは、この組み合わせが消えたためだ。
南野は2025年12月のオセール戦で左膝前十字靱帯を断裂し、8カ月以上にわたって離脱していた。今夏に全体練習へ復帰し、9月4日のパリ・サンジェルマン戦に向けた22人の招集メンバーにも入っている。長期離脱から戻ってきた側と、まだ戻れていない側という対比になった。
ECLリーグフェーズに登録された日本人16人
ECLリーグフェーズには日本人16人が登録され、シント=トロイデンの8人が最多だった。
三笘が外れた一方で、これだけの人数が欧州の大会に名を連ねている。
| クラブ | 人数 | 選手 |
|---|---|---|
| シント=トロイデン | 8 | 小久保玲央ブライアン、畑大雅、高井幸大、谷口彰悟、石渡ネルソン、荒木遼太郎、松澤海斗、新川志音 |
| フライブルク | 3 | 鈴木唯人、山本理仁、後藤啓介 |
| モナコ | 1 | 南野拓実 |
| アヤックス | 1 | 板倉滉 |
| FCコペンハーゲン | 1 | 鈴木淳之介 |
| ツルヴェナ・ズヴェズダ | 1 | 中山雄太 |
| カウノ・ジャルギリス | 1 | 辛島侑烈 |
なお欧州チャンピオンズリーグでは、リバプールの遠藤航が登録メンバーから外れたと報じられている。負傷以外の事情による登録外もあり、大会や事情はそれぞれ異なる。
よくある質問
三笘薫は今季のECLにまったく出られないのですか?
リーグフェーズには出られませんが、突破すれば追加登録できる可能性があると報じられています。
今季の大会から完全に除外されたわけではありません。
登録外になったのは怪我以外の理由もありますか?
報道の範囲では、左ハムストリングの負傷による離脱が理由とされています。それ以外の事情を示す一次情報は確認できていません。
復帰は結局いつごろになりますか?
10月とする見方と、12月ごろまでかかるとする見方が並んでおり、確定していません。
監督の「代表ウィーク後には戻ってくる」という発言と地元紙の報道からは10月が読めます。
リストAとリストBの違いは何ですか?
リストAは最大25人の基本の登録リストで、うち8枠はアカデミー出身などの選手用です。リストBは若手選手を対象とした別枠です。
三笘の背番号は変わったのですか?
今シーズンから「22」から「7」に変更されており、クラブの期待の大きさは変わっていません。
参考情報
- フットボールチャンネル「ブライトンMF三笘薫、負傷の影響でECL登録メンバー外に…日本人選手は16人が選出、復帰近づく南野拓実もメンバー入り」(2026年9月5日)
- 東スポWEB「三笘薫 ECLメンバー外にSNS反応」(2026年9月5日)
- SOCCER DIGEST Web「金曜日、日本に届いたまさかの“悲報”にネット騒然」(2026年9月5日)
- theWORLD「怪我の影響で今季いまだ公式戦出場なしの三笘 ECLリーグフェーズの登録メンバーから外れる」(2026年9月4日)
- GOAL「ブライトン三笘薫がECLリーグフェーズ登録メンバー外に…負傷後いまだ公式戦出場なし」(2026年9月4日)
- スポニチアネックス「ブライトン三笘薫は欧州カンファレンスLの1次L登録外」(2026年9月5日)





