【日産】新型スカイラインV38型!長期ビジョンとティザー画像

スカイラインついに復活!新型V38の全貌と日産の狙い

2026年4月14日、日産が長期ビジョン発表会で新型スカイラインのティザー画像を世界初公開しました。歴代ファンが待ち望んだ丸目四灯テールランプの復活が確認され、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。なぜここまで注目されるのかといえば、現行V37型は2014年の発売から12年が経過し、一時は開発中止の報道まで流れたためです。たとえば2021年には日経新聞がセダン撤退の可能性を報じましたが、日産幹部がこれを否定し、スカイラインへの情熱を改めて示しました。本記事では、新型スカイラインV38型のデザインや予想スペック、さらに同時公開された新型エクストレイルやジュークEVまで、日産の今後の戦略を余すところなくお伝えします。

目次

日産が長期ビジョンを発表!新型スカイラインのティザー画像公開

2026年4月14日、日産は横浜の本社グローバルギャラリーにて長期ビジョン発表会を開催しました。テーマは「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」。イヴァン・エスピノーサ社長が登壇し、今後の日産が目指す方向性を明らかにしています。

発表の中核を担うコンセプトが、AIディファインドビークル(AIDV)です。AIDVとは、簡単にいえばAI(人工知能)をクルマの頭脳として活用し、自動運転や乗車体験をまるごと進化させる考え方のこと。日産はこのAIDV技術を、将来的にラインナップの約9割のモデルに搭載する計画を示しました。AIが安全運転をサポートするだけでなく、ドライバーの好みを学習して快適な移動空間をつくり出す、いわばクルマが賢いパートナーになる世界を描いています。

今回の長期ビジョンでは、日本市場の位置づけにも注目が集まりました。日産は日本、米国、中国の3エリアをリード市場に定め、それぞれの地域に合ったモデルを重点的に投入すると宣言。日本市場に対しては、2028年度以降に新たなコンパクトカーシリーズの投入を予告するなど、経営再建と並行して攻めの姿勢を見せています。

そして発表会のハイライトとなったのが、新型スカイラインのティザー画像公開でした。エスピノーサ社長はスカイラインを日本市場のハートビートモデルと位置づけ、「まさに日産の源流と魂の象徴」と語りました。ハートビートモデルとは、ブランドの情緒的価値と革新性を体現する象徴的な存在を意味しており、日産にとってスカイラインが単なる一車種ではなく、ファンの心臓を鳴らすような特別なクルマであることを示しています。

ティザー画像に見るV38型のデザイン!伝統の丸目四灯が復活

公開されたティザー画像から読み取れるV38型のデザイン特徴は、歴代スカイラインへのオマージュに満ちたものでした。具体的には、以下のポイントが確認されています。

  • フロントフェイスは10代目R34型を彷彿とさせる鋭く引き締まったデザインを採用
  • リアにはスカイラインの象徴である伝統の丸目四灯テールランプが復活
  • リアのエンブレムは3代目ハコスカ(C10型)と同様のクラシカルなデザインを継承
  • フロントエンブレムは5代目「スカイラインジャパン」や8代目R32型で採用された「S」をモチーフにしたデザイン

歴代ファンにとって、丸目四灯テールランプはスカイラインのアイデンティティそのものです。4代目のケンメリ以降、R34型まで受け継がれてきたこの伝統は、V35型以降のモデルチェンジで一度途絶えていました。それだけに、今回のティザー画像で丸目四灯の復活が確認されたことは、多くのファンにとって感涙ものの出来事といえるでしょう。

さらに注目すべきは、ハコスカのエンブレムをリアに配置するという演出です。1968年に登場したハコスカは、日産とプリンスの合併後に生まれた名車であり、GT-Rという伝説はここから始まりました。その原点のエンブレムを現代のスカイラインに採り入れることで、日産は60年以上にわたるスカイラインの物語を未来へとつなぐ意思を明確にしたといえます。

なお、ティザー画像はあくまで一部のみの公開であり、ボディ全体のシルエットやインテリアの詳細はまだ明らかにされていません。セダンスタイルを基本としつつも、以前から噂されていたファストバックやクロスオーバー要素がどこまで取り入れられるのか、今後の続報に期待が高まるところです。

新型スカイライン(V38型)の予想スペック・価格・発売日

新型スカイラインV38型の正式なスペックは、ティザー画像の公開段階ではまだ発表されていません。しかし、これまでの報道や日産の経営計画、各メディアの予測情報を総合すると、おおよその全体像が見えてきます。プレミアムスポーツセダンとしてのポジショニングを考えれば、現行V37型よりもワンランク上の価格帯になることは避けられないでしょう。

以下は、現時点で予想されるスペックと価格帯の概要です。

項目予想内容
型式V38型(14代目)
ボディタイプセダン(ファストバック要素の可能性あり)
パワートレインEV/e-POWER/V6ツインターボ(複数説あり)
駆動方式FR(後輪駆動)ベース、4WD設定あり
先進安全技術プロパイロット3.0(搭載時期は発売後の可能性も)
予想価格帯500万〜700万円台(グレードによる)
発売時期2027年前半〜2027年度中(日産決算発表での言及に基づく)

発売時期については、日産が2026年2月の決算発表で2027年前半までの発売方針を明らかにしています。現行V37型が12年以上の長寿モデルとなっていることを踏まえると、ファンにとっては待望のフルモデルチェンジとなるはずです。価格に関しては、トヨタ・クラウンクロスオーバーやレクサスISといったライバル車と競合する価格帯になると見られており、日産がどこまでコストパフォーマンスの高さを打ち出せるかが勝負の分かれ目になりそうです。

次期型はEVか?ガソリン車継続(ビッグマイナーチェンジ)の噂

新型スカイラインV38型のパワートレインをめぐっては、大きく分けて2つの見方があります。

ひとつは、日産が推進する電動化戦略に沿ったEVまたはe-POWERの採用です。日産は中期経営計画「The Arc」の中で電動化を加速させる方針を示しており、2023年に公開されたインフィニティのEVコンセプトカー「Vision Qe」は、次期スカイラインの海外版にあたるモデルと目されてきました。さらに過去に発表されたコンセプトカー「IMs」もEVセダンであったことから、V38型がピュアEVとして登場する可能性は十分に考えられます。日本市場での普及を考えると、充電不要で電動走行の楽しさを味わえるe-POWERモデルの併売も現実的な選択肢です。

もうひとつは、現行プラットフォームをベースにしたガソリン車継続、いわゆるビッグマイナーチェンジ的なアプローチです。一部カーメディアの報道では、フェアレディZ(RZ34型)と同じ3.0リッターV6ツインターボエンジンが搭載され、6速MTの設定も検討されているとの情報があります。日産の経営状況が厳しい中、完全新設計のEV専用プラットフォームではなく、既存の資産を活用してコストを抑えるという判断も合理的といえるでしょう。

どちらの方向に進むかは、日産の経営再建の進捗や市場の反応によって左右される部分もあります。ファンとしては、スカイラインらしい「走りの歓び」がどのパワートレインで実現されるのか、今後の正式発表を心待ちにしたいところです。

次世代技術プロパイロット3.0の搭載と安全性能

新型スカイラインに搭載が期待される先進技術として、多くの注目を集めているのがプロパイロット3.0です。日産は長期ビジョンの中で、2027年度末までにエンド・ツー・エンドの自動運転技術を実現する次世代プロパイロットの導入を予告しており、その恩恵をスカイラインが受ける可能性は高いといえます。

プロパイロット3.0で予想される主な機能は以下のとおりです。

  • ナビゲーション連動による高速道路の自動合流・分岐・車線変更支援
  • LiDAR(レーザーレーダー)を活用した高精度の周囲認識システム
  • ハンズオフ(手放し)走行の適用範囲を一般道にまで拡大
  • AIによるリアルタイムの走行環境分析と最適ルート判断
  • ドア・ツー・ドアを目指した包括的な運転支援

もちろん、これらはあくまでドライバーを主役に置いた運転支援であり、完全な自動運転とは異なります。しかし、長距離ドライブでの疲労軽減や、都市部での渋滞時にドライバーの負担を大きく減らしてくれる技術として、その価値は計り知れないでしょう。

ただし注意しておきたいのは、日産が次世代プロパイロットの市場投入を2027年度に予定しているという点です。新型スカイラインの発売が2027年前半だとすると、発売初期のモデルにはプロパイロット2.1が搭載され、プロパイロット3.0は発売後のアップデートで対応する流れになるかもしれません。いずれにせよ、スカイラインが日産の先進安全技術のショーケースとなることは間違いなさそうです。

日産長期ビジョンで初公開された新型モデル(ローグ等)

今回の長期ビジョン発表会では、新型スカイラインだけでなく、日産の今後を担う複数の新型車が一挙に公開されました。注目すべきは、日産がすべてのモデルを4つのカテゴリーに分類して、それぞれの役割を明確にした点です。

具体的には、ブランドの情緒的価値と革新性を象徴するハートビートモデル、グローバルで規模と安定した収益を支えるコアモデル、新たな需要拡大を担う成長モデル、そしてパートナーシップを通じて市場カバレッジを広げるパートナーモデルの4カテゴリーとなっています。この分類によって、どのクルマが日産の「顔」なのか、どのクルマが「稼ぎ頭」なのかが明確になりました。

さらに日産は、モデル数を現在の56から45へと絞り込む方針も発表しています。低収益モデルから撤退し、成長が見込める分野に投資を集中させるという判断は、経営再建を進める日産にとって避けて通れない決断でしょう。そのうえで、車種ごとのパワートレインバリエーションを充実させることで、1モデルあたりの販売台数を伸ばす戦略を描いています。e-POWERやEV、さらにはハイブリッドやプラグインハイブリッドまで、多彩な電動化技術の選択肢を用意する姿勢は、ユーザーにとっても嬉しいポイントではないでしょうか。

新型エクストレイル(ローグe-POWER)とジュークEV

グローバルのコアモデルとして初公開された新型エクストレイルは、北米ではローグe-POWERの名称で展開されます。最大の特徴は、日産独自の電動モーター駆動システムであるe-POWERを採用している点です。充電の必要がなく、ガソリンを入れるだけでEVのような滑らかで力強い走りを楽しめるため、充電インフラが十分でない地域のユーザーにも安心して選んでもらえるモデルとなっています。

デザイン面では、事前に公開されていたティザー画像から、片側5つのピクセル型デイタイムランニングライトが確認されていました。現行のT33型から大きく印象を変える精悍なフロントフェイスは、日産の新世代デザイン言語を象徴するものといえるでしょう。搭載されるe-POWERは第3世代にあたり、燃費性能と静粛性が大幅に向上しているとされています。

一方、欧州向けコアモデルとして同時公開されたジュークEVも、大きな話題を集めました。ジュークといえば、2010年の初代から一貫して個性的なデザインで知られるコンパクトSUVです。新型ジュークEVでは、その独創性をさらに推し進めた大胆な造形が採用されています。コンセプトカー「ハイパーパンク」の流れを汲む、好き嫌いが分かれるほどの攻めたスタイリングは、まさにジュークらしいといえるでしょう。

パワートレインはピュアEVとなり、新型リーフと同じCMF-BEVプラットフォームを共有する見込みです。ただし、シャシーやサスペンションにはジューク専用のチューニングが施され、よりスポーティで俊敏な走りが期待されています。

米国向けエクステラ復活と日本向け新コンパクトカー計画

長期ビジョンの中で、多くのファンが沸いたのがエクステラの復活発表です。エクステラは1999年に米国で誕生したオフロードSUVで、フレーム構造による高い走破性とタフなスタイリングで根強い人気を誇っていましたが、2015年に生産終了となっていました。今回、米国市場のハートビートモデルとしてティザー画像が公開されたことで、約10年ぶりの復活が正式に予告された形です。

新型エクステラには、V6エンジンとV6ハイブリッドの搭載が示唆されています。フレーム構造ならではの強靭性はそのままに、冒険心をかき立てるキャラクターと目的に基づいたデザインを採用するとのこと。かつてのエクステラが持っていた「汚れているときの方がカッコいい」という無骨な魅力を、現代の技術でどう昇華させるのか楽しみなところです。

そしてもうひとつ、日本のユーザーにとって見逃せないのが、2028年度以降に日本市場へ投入が予告された新たなコンパクトカーシリーズの存在です。日産は長期ビジョンの中で、日本を2030年度までに55万台の販売を目指すリード市場と位置づけました。若年層へのアプローチ強化も明言しており、手の届きやすい価格帯のコンパクトカーは、その戦略を実現するうえで欠かせないピースとなるはずです。

現在、日産の国内ラインナップからはかつてのマーチのような手頃なコンパクトカーが姿を消しています。この空白地帯を埋める新シリーズが登場すれば、日産にとって日本市場での巻き返しを図る大きな武器になるでしょう。

まとめ

2026年4月14日の長期ビジョン発表会は、日産の未来像をこれまでになく具体的に示す場となりました。新型スカイラインV38型のティザー画像公開は、歴代ファンの期待を一気に高める出来事であり、R34型を想起させるフロントフェイスや伝統の丸目四灯テールランプの復活は、日産がスカイラインの歴史と誇りをしっかり受け継ぐ覚悟を示しています。

同時に、AIディファインドビークルという新しいコンセプトのもと、プロパイロット3.0をはじめとする先進技術の搭載も見据えられています。スカイラインは単なるノスタルジーの産物ではなく、日産の最先端技術を結集したショーケースとして生まれ変わろうとしているのです。

新型エクストレイルやジュークEV、エクステラの復活、そして日本向けコンパクトカーシリーズの投入計画まで、今回明らかになった情報は多岐にわたります。経営再建の途上にある日産が、これだけの新型車攻勢を打ち出したことは、自動車ファンにとって大きな希望の光といえるのではないでしょうか。

V38型スカイラインの正式発表は2027年前半が有力視されています。今後のティザー情報や試乗レポートの解禁を見逃さないよう、ぜひ日産の公式サイトやSNSをチェックしてみてください。スカイラインの新たな一章が、いよいよ幕を開けようとしています。

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