【9/5】村上宗隆16試合ノーアーチ 30号目前で僚友2人が先に大台

ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が、メジャー1年目の30本塁打を目前にして止まっています。日本時間2026年9月5日のツインズ戦は「3番・一塁」で先発して4打数無安打。8月18日のカブス戦で29号を放って以来、16試合74打席のあいだアーチがありません。同じ試合でチームメートのミゲル・バルガスとコルソン・モンゴメリーがそろって30号に到達しただけに、足踏みがよけいに目立ちます。ここでは、この試合で何が起きたのか、数字で見て不振の中身は何なのか、そして次のツインズ戦がいつでどこで見られるのかを、MLB公式記録と報道で整理します。

この記事でわかること

  • 試合結果は4-1でホワイトソックスの勝ち:村上は4打数無安打1三振。チームは同地区3位のツインズに快勝し、ア・リーグ中地区首位を守りました。
  • ノーアーチは16試合74打席:これまでの自己ワースト13試合連続を更新中です。村上の本塁打間隔は平均16.0打席なので、いまはその4.6倍まで伸びています。
  • 不振は8月から始まっている:7月はOPS.927でしたが、8月は.647、9月は4試合で16打数1安打の打率.063です。
  • 左投手が苦手:右投手には打率.222で23本塁打、左投手には打率.184で6本塁打。9月4日も左腕ロジャースに見逃し三振でした。残り2試合のツインズ先発はどちらも右腕です。
  • それでもア・リーグ本塁打7位:右ハムストリングの故障で6週間離脱し106試合の出場ながら29本。136試合で28本の岡本和真(ブルージェイズ)を1本上回っています。
  • 次のツインズ戦は日本時間9月6日8時10分:本拠地レート・フィールドで、ツインズの先発は右腕タジ・ブラッドリーの予定です。
目次

村上宗隆は9月4日のツインズ戦でどうだったのか

「3番・一塁」で先発して4打数無安打1三振、2試合連続の無安打でした。チームは4-1で快勝しています。

試合は現地9月4日、本拠地のレート・フィールド(シカゴ)で行われました。日本時間では9月5日の朝8時40分開始です。村上は前日のアストロズ戦に続いて快音がなく、豪快な一発を期待した本拠地のファンに応えることはできませんでした。

4打席の中身:中飛、左飛、見逃し三振、一ゴロ

相手先発の右腕マシューズに2打席、救援陣に2打席で、いずれも凡退しました。決め手を欠いたのは6回の見逃し三振です。

デイリースポーツとサンケイスポーツの報道を突き合わせると、4打席の中身は次のとおりです。初回と4回はマシューズの前に外野フライ、6回に左腕ロジャースを投入されると見逃し三振、8回は一塁ゴロでした。

打席 相手投手 結果
第1打席 1回 マシューズ(右) 左中間への中飛
第2打席 4回 マシューズ(右) 左飛
第3打席 6回 ロジャース(左) 見逃し三振
第4打席 8回 救援陣 一ゴロ

4打席のうち3打席はマシューズと救援の右腕に対するもので、当たり自体は前に飛んでいます。決定的に差がついたのは、左腕を当てられた6回でした。

チームは4-1で快勝、僚友2人が同じ試合で30号

初回にバルガスが30号ソロ、4回にコルソン・モンゴメリーが30号2ランを放ち、1試合で2人が同時に大台へ乗りました。

この日は1試合3人目の大台到達が期待される場面でしたが、村上の一発は出ませんでした。MLB公式記録では、バルガスは打率.251・OPS.851・77打点、モンゴメリーは打率.213・OPS.730・81打点で、いずれも30本塁打です。村上の29本と合わせると、ホワイトソックスはア・リーグ本塁打ランキングの上位7人に3人を送り込んでいることになります。

なぜ30号が止まっているのか

不振は9月に突然始まったのではなく、8月から続いています。加えて左投手への弱さが、この2週間で集中的に突かれています。

16試合74打席という数字だけを見ると単なる引きの悪さにも見えますが、月別に割ると別の絵が出てきます。

8月から急落した月別成績

7月までOPSは.9前後でしたが、8月に.647、9月は.181まで沈んでいます。

落ち込みは3週間以上続いています。

MLB公式記録による月別の成績は次のとおりです。6月が空欄なのは、右ハムストリングの故障で離脱していたためです。

試合 打数 安打 本塁打 打率 OPS
3月 5 18 5 3 .278 1.187
4月 26 92 21 9 .228 .890
5月 26 90 22 8 .244 .938
6月 右ハムストリング故障で全休(5月30日にIL入り)
7月 17 62 16 4 .258 .927
8月 28 102 15 5 .147 .647
9月 4 16 1 0 .063 .181

8月は102打数で5本塁打を打っているので、アーチだけを見れば止まっていません。止まったのは8月18日以降です。つまり不振の本体は「打率が落ちた8月」と「本塁打も消えた8月下旬以降」の二段構えになっています。

左投手に打率.184、打数の45.6%が三振

左投手に対しては114打数で6本塁打、打率.184、52三振です。右投手の打率.222・23本塁打とはっきり差があります。

打数に占める三振の割合は、左投手に45.6%、右投手に39.8%です。どちらも高い部類ですが、9月4日に6回の勝負どころで左腕ロジャースを当てられ、見逃し三振に倒れたのは、この傾向どおりの結果でした。9月に入って対戦相手が村上の打席で左腕を用意しやすくなっているなら、単なる調子の波では説明しきれません。

もっとも、村上のシーズンOPS.827は打率.211に対しては高い水準です。四球81は打数380に対して多く、出塁率は.351あります。三振か本塁打か四球かに寄った打者で、当たりが出ない時期は打率が極端に落ちる代わりに、出塁と長打で数字を戻すタイプだと言えます。

本塁打の間隔で見た「74打席」の重さ

今季の平均間隔
16.0打席に1本
現在の空白
74打席(平均の4.6倍)

464打席で29本=16.0打席に1本の計算。MLB公式記録から算出。

この図が示すのは、いまの空白がたまたま出た谷ではなく、シーズンの平均から明確に外れた区間だということです。逆に言えば、平均に戻るだけで30号は出ます。

2026年シーズン成績と「日本勢1年目30本塁打」

106試合で29本塁打、打率.211、OPS.827です。ア・リーグ本塁打ランキングでは7位です。

6週間の離脱を挟みながら、この順位を保っています。

サンケイスポーツは、村上が日本勢初となるメジャー1年目の30本塁打を前に足踏みが続いている、と報じています。

106試合29本・OPS.827、6週間の離脱を挟んで

106試合464打席で29本塁打59打点、出塁率.351、長打率.476です。

MLB公式記録では81四球158三振で、チームの141試合に対して35試合を欠場しています。

欠場の理由は右ハムストリングの肉離れです。MLBの公式トランザクション記録によれば、5月30日に10日間の負傷者リスト入りとなり、7月7日から傘下3Aシャーロットでリハビリ出場、7月10日に復帰しています。6月をまるごと失った計算で、その後7月13日にはオールスターにも選ばれました。球宴とホームランダービーの経緯は村上宗隆、球宴&ホームランダービー選出!なぜ打率.240で選ばれたのか初のHRダービーは9本で1回戦敗退にまとめています。シーズン通算の推移は2026年 村上宗隆のMLB成績で追えます。

打撃以外の評価も上がっています。Full-Countによれば、8月28日(日本時間29日)のツインズ戦で村上は1死一、三塁から強烈なゴロを処理し、自ら一塁を踏んでフォースの状態を解いたうえで本塁へ送球し、併殺を完成させました。米ファンからは一塁手部門のゴールドグラブ賞ファイナリストに入るべきだという声が上がっています。本塁打が止まっている期間も、守備では貢献しているということです。

岡本和真との30号レース

岡本和真は136試合で28本塁打です。村上は30試合少ない出場で1本多く、先着圏にいます。

日本勢1年目の30号一番乗りは、いまのところ村上のほうが近い位置にあります。

MLB公式記録で並べると次のようになります。岡本は8月19日にブルージェイズの新人最多本塁打記録を更新しており、その経緯は岡本和真25号でブルージェイズ新人記録更新で扱っています。

項目 村上宗隆(ホワイトソックス) 岡本和真(ブルージェイズ)
試合数 106 136
本塁打 29(ア・リーグ7位) 28(ア・リーグ8位)
打点 59 79
打率 .211 .227
OPS .827 .739

打率は岡本がわずかに上ですが、OPSでは村上が.088上回っています。四球の多さと長打率の差がそのまま出ている形です。

ホワイトソックスの順位とプレーオフ争いはどうなっているのか

74勝67敗でア・リーグ中地区首位です。2位ガーディアンズとは3ゲーム差です。

この日の相手だった3位ツインズには7ゲーム差をつけています。

デイリースポーツによれば、プレーオフでは各地区首位3チームのうち勝率上位2チームにシード権が与えられます。MLB公式記録の勝敗で並べると、東地区首位のレイズが83勝57敗、ホワイトソックスが74勝67敗で2番手、西地区首位のアストロズが72勝69敗で3番手です。ホワイトソックスとアストロズの差は2ゲームで、残り21試合のあいだ入れ替わり得る距離にあります。

つまりホワイトソックスにとっては、地区優勝そのものより、アストロズとのシード権争いのほうが当面の勝負どころです。村上の復調がここに直結します。J SPORTSが伝えたMLB.comのパワーランキングでも、ホワイトソックスは1ランク上げて9位、今季ポストシーズンに進出する確率が80%を大きく上回ると評されています。

次のツインズ戦はいつで、中継はどこで見られるのか

次戦は日本時間9月6日8時10分、本拠地レート・フィールドでの第2戦です。

ツインズの先発は右腕タジ・ブラッドリーが予定されています。

MLB公式の日程によれば、このツインズ3連戦は日本時間9月5日・6日・7日の3試合です。第1戦は終わったので、残りは2試合になります。

ツインズ3連戦の残り2試合(日本時間・レート・フィールド)

第2戦 9月6日 8時10分

ツインズ先発:タジ・ブラッドリー(右/10勝6敗・防御率3.85)

ホワイトソックス先発:アンソニー・ケイ(左/9勝7敗・防御率4.28)

第3戦 9月7日 7時20分

ツインズ先発:ベイリー・オーバー(右/7勝4敗・防御率4.37)

ホワイトソックス先発:ショーン・バーク(右/8勝6敗・防御率3.20)

先発予定と成績はMLB公式記録による。予告先発は当日変更されることがあります。

残り2試合はどちらもツインズの先発が右腕です。左投手に打率.184の村上にとっては、先発と対戦する序盤の打席が本塁打の出やすい局面になります。

視聴方法はMLB.tv、SPOTV NOW、Leminoプレミアム

日本ではMLB.tv、SPOTV NOW、Leminoプレミアムの3つで配信されます。

地上波の全国中継は組まれていません。

Goal.comの放送予定記事では、この3サービスが配信元として案内されています。同記事によれば、Leminoプレミアムには31日間の無料トライアル、MLB.tvにはAmazon経由で7日間の無料トライアルがあります。ただし無料期間や料金の条件は変わることがあるので、申し込む前に各サービスの公式ページで最新の条件を確認してください。

よくある質問

村上宗隆の本塁打はいま何本ですか

29本です。8月18日のカブス戦で29号を放って以来、16試合74打席にわたって本塁打がありません。ア・リーグの本塁打ランキングでは7位です。

30号は今シーズン中に出そうですか

確約はできませんが、確率は高い側です。今季の本塁打間隔は平均16.0打席で、チームには21試合が残っています。単純計算では80打席以上が見込め、平均どおりなら5本前後のペースになります。ただし現在の空白がすでに平均の4.6倍まで伸びている点は割り引いて見る必要があります。

村上宗隆はなぜ6月に試合に出ていないのですか

右ハムストリングの肉離れです。MLBの公式トランザクション記録では5月30日に10日間の負傷者リスト入り、7月7日から3Aシャーロットでリハビリ出場、7月10日に復帰となっています。

次のホワイトソックス対ツインズは日本時間の何時からですか

第2戦が9月6日8時10分、第3戦が9月7日7時20分です。いずれも本拠地レート・フィールドで、日本ではMLB.tv、SPOTV NOW、Leminoプレミアムで配信されます。

ホワイトソックスはプレーオフに出られますか

まだ確定していません。74勝67敗でア・リーグ中地区首位、2位ガーディアンズとは3ゲーム差です。J SPORTSが伝えたMLB.comのパワーランキングでは、ポストシーズン進出確率が80%を大きく上回ると評されています。

参考情報

  • MLB公式記録(statsapi.mlb.com/2026年9月5日時点の成績・日程・予告先発・トランザクション)
  • サンケイスポーツ「村上宗隆、16試合連続ノーアーチ…本拠地で快音響かず2試合連続無安打」(2026年9月5日)
  • デイリースポーツ「村上宗隆16試合ノーアーチ 自己ワースト更新 生みの苦しみ…9月は打率.063」(2026年9月5日)
  • Full-Count「村上宗隆のHRじゃない“異能” 米国人も大絶賛、GG賞入りの声」(2026年8月30日)
  • J SPORTS「ホワイトソックス、MLB最新パワーランキングで1ランクアップ」(2026年8月31日)
  • TBS NEWS DIG「村上宗隆 2戦連続ノーヒット」(2026年8月31日)
  • Goal.com「ホワイトソックス対ツインズの放送/配信・無料視聴」
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