急なニキビを隠したい時、ニキビパッチの売り場は主に「スキンケア」か「医薬品」の棚にあります。なぜなら、商品は「化粧品」や「一般医療機器」など分類が幅広く、店舗によって置かれる場所が異なるからです。
例えば、マツキヨやウエルシアでは洗顔料の隣や、ニキビ塗り薬の近くによく配置されています。ドンキなら韓国コスメコーナーが狙い目です。この記事では、迷わず目的地へ辿り着けるよう、店舗ごとの具体的な売り場を詳しく解説します。
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ニキビパッチの売り場はどこ?薬局・ドラッグストアの探し方

ニキビパッチを探すのは、広いスーパーで「スパイス」を探すようなものです。調味料コーナーにあることもあれば、中華や洋食の専用棚にあることもあります。まずは、以下の3つのポイントを重点的にチェックしましょう。
スキンケア用品・シートマスクのコーナーを探す
最も確率が高いのは、洗顔料や化粧水が並ぶスキンケアコーナーです。特に最近は、シートマスクが大量に陳列されている棚の端や、そのすぐ下の段に置かれているケースが増えています。
多くのニキビパッチは「化粧品」扱いのため、基礎化粧品の近くに配置されるのが一般的です。もしバラエティ豊かなラインナップが見たければ、まずはこのエリアを一周してみましょう。
ニキビケア・アクネケアの専用コーナーを確認
店舗によっては、ニキビに特化した専用の売り場が設けられています。ここでは、思春期ニキビ向けの洗顔料から、大人ニキビ用の美容液までが一箇所に集められています。
こうしたコーナーでは、おすすめの商品がポップ付きで紹介されていることも多いです。迷ったときは、青や白のパッケージが目印の「アクネケア」という文字を探してみてください。自分に合ったニキビパッチがすぐに見つかるはずです。
医薬品・塗り薬の近くの棚をチェック
「化粧品」の棚で見つからない場合は、医薬品コーナーへ移動しましょう。ニキビの塗り薬や、絆創膏(ばんそうこう)が置かれているエリアです。
ここでは、患部を衛生的に保護したり、赤みを隠すための「一般医療機器」タイプのパッチが並んでいます。
大手チェーン店別の売り場ガイドと取り扱い状況
店舗によって、得意とする商品ジャンルや棚割りが異なります。ここでは主要なチェーン店の傾向をまとめました。
スギ薬局やウエルシアでの配置傾向
スギ薬局やウエルシアでは、実用性の高いアイテムが人気です。多くの場合、洗顔料やニキビ用塗り薬と同じ通路に配置されています。
これらの店舗では、特に「ハイドロコロイド(傷口を保護する素材)」素材のパッチが、衛生用品の棚にひっそりと置かれていることもあるので注意が必要です。店内の通路番号案内で「洗顔・基礎化粧品」または「救急用品」と書かれた場所を狙いましょう。
マツモトキヨシ・ココカラファインの売り場の特徴
マツキヨは、他店よりも種類が豊富で、自社開発のプライベートブランド(PB)を展開しているのが強みです。
都市部の大型店舗では、1階の目立つ場所にニキビパッチ特設コーナーがあることも珍しくありません。最新のトレンドを反映した商品が多く、パッケージもスタイリッシュなものが揃っています。
ドン・キホーテなら韓国コスメコーナーもチェック
ドンキで探すなら、まずは韓国コスメのエリアへ直行しましょう。韓国はニキビパッチの本場であり、圧倒的な品揃えを誇ります。
特にCICA(シカ)成分を配合した、VTブランドなどの話題商品が山積みになっていることが多いです。
| 店舗名 | 主な売り場(コーナー名) | 取り扱いブランドの例 |
| マツモトキヨシ | スキンケア・PB専用棚 | matsukiyo、ケアリーブ |
| ウエルシア | 洗顔料付近・衛生用品 | アクネス、メンソレータム |
| スギ薬局 | 基礎化粧品・メンズコスメ | プロアクティブ、ネクスケア |
| ドン・キホーテ | 韓国コスメ・スキンケア | VT、イニスフリー、メディヒール |
売り場で見つけられない時の対処法
もし売り場で見つからない場合は、迷わず店員さんに声をかけましょう。なぜなら、ニキビパッチは「衛生用品」「化粧品」「医薬品」と複数の場所に置かれる可能性があるからです。
店員さんに「ニキビパッチはどこに売ってる?」と聞くのが一番の近道です。また、商品名がわからない時は、スマホで画像を見せるとスムーズに案内してもらえます。
特に人気の商品は、品切れしていたり、レジ前の棚に移動していることもあります。店舗の在庫状況や価格を確認するためにも、遠慮なく相談してみましょう。
売り場にある種類からどれを選ぶ?失敗しない選び方

売り場には多くの種類が並んでいますが、使うシーンに合わせて選ぶのが正解です。用途を間違えると、剥がれやすかったり目立ったりしてしまいます。
外出用なら「極薄・透明タイプ」を重視
日中に使うなら、ニキビを自然に隠すことができる「極薄・透明タイプ」を選びましょう。なぜなら、薄型のパッチは上からメイクをしても違和感が少なく、外出先でもバレにくいからです。
例えば、0.01mmほどの薄さのものは、肌に貼っても段差がほとんど目立ちません。スキンケアの仕上げに貼るだけで、外部刺激からニキビをガードしてくれます。
仕事や学校などで目立たせたくない時に、このタイプは非常に人気があります。
就寝中なら「密着力・ハイドロコロイド」を確認
夜寝る時に使うなら、吸着力の高いハイドロコロイド素材のものがおすすめです。寝返りを打っても剥がれにくく、寝ている間にニキビをしっかりと保護してくれます。
ハイドロコロイドは、ニキビから出る滲出液(しんしゅつえき)を吸収して、治りやすい環境を作る素材です。薬局の救急絆創膏コーナーで見つかることが多いのも、このタイプの特徴です。
正しい使い方として、夜の集中ケアには少し厚みのある吸着タイプを使いましょう。
炎症が気になるなら「CICA・ティーツリー配合」を選択
赤みが気になる時には、成分に注目して選びましょう。特にCICA(ツボクサエキス)やティーツリー配合のものは、肌を整える効果が期待できます。
これらの成分は、ドラッグストアの韓国コスメコーナーにあるパッチによく含まれています。鎮静ケアが得意な成分なので、赤くポツッとしたニキビへの使用に適しています。
ニキビパッチ使用時の注意点と正しい使い方
ニキビパッチを効果的に使うには、貼る前の準備が最も重要です。汚れた肌に貼ってしまうと、かえってニキビを悪化させる原因になります。
まずは丁寧な洗顔で、肌の汚れや余分な皮脂を落としましょう。その際、水分が残っているとパッチが剥がれやすくなるため、タオルでしっかり拭き取ることがポイントです。
スキンケアの油分が多いと密着力が落ちるため、ニキビの周りだけは何も塗らない状態で貼るのがコツです。ニキビパッチを貼った後は、指の腹で数秒間押さえてしっかり密着させましょう。
注意点: 塗り薬と併用すると、パッチの密着力が弱まったり、成分が反応して肌荒れを起こすことがあります。併用は避け、どちらか一方でケアを行いましょう。
まとめ
ニキビパッチは、主に薬局の「スキンケアコーナー」や「医薬品コーナー」、ドンキの「韓国コスメコーナー」で見つけることができます。
- 日中用: 目立たず隠すための「極薄タイプ」
- 夜用: しっかり保護する「ハイドロコロイド」
- 成分重視: 赤みをケアする「CICA配合」
まずは、お近くの店舗で自分の目的に合った1枚を探してみましょう。もし見当たらない時は、遠慮なく店員さんに売り場を聞いてみてくださいね。
まずは今日、学校や仕事の帰りにドラッグストアへ立ち寄って、自分にぴったりのニキビパッチをチェックしてみませんか?
