・Xiaomiが凄くコスパがいいみたいだけどどう?
・何がそんなに凄いの?
・注意点ってある?
Xiaomiから色々と新しいスマホが出ていますが、現在でもかなりのコスパのXiaomi Mi9!
未だにこの記事にアクセスがあることが、何よりの証拠ですね。
Xiaomi Mi 9が最強
最近Xiaomi Mi 9T Proが出ました。こちらも化物コスパなのは間違いないのですが、対応バンドとMi9のセールによってコスパはMi9の方がいいと思われます。
Xiaomi | Mi9 | Mi9T Pro |
---|---|---|
価格 | 40000 | 54000 |
Soc | Qualcomm Snapdragon 855 | Qualcomm Snapdragon 855 |
ディスプレイ | 6.39インチ | 6.39インチ Gorilla Glass 6 |
3G | 1/2/4/5/8/34 /39/BC0 | 1/2/5/8/34/ 39/BC0 |
LTE | 1/2/3/4/5/7/8/12/ 20/28/38/39/40 | 1/3/5/7/8/34/ 38/39/40/41 |
バッテリー | 3300mAh | 4000mAh |
重さ | 173g | 191g |
ワイアレス充電 | 20w | 非対応 |
価格は参考価格です。(2019.10.30)
特に異なる点を比較ししました。
ベンチマークはさほど変わらないと思います。同じSnapdragon855ですし。
Mi9は38万点とか出していましたね。
iPhone XS Maxのベンチマークが最高で369,756。低価格で超えるのがコスパモンスター!
問題はバンドが、やっぱりMi9T Proは少ないです。そもそも技適通っていないので、どちらも完璧にはなりません、脆弱です。
後はバッテリー容量の違いです。Mi9は3300で大丈夫なのかって少し不安が残ります。
Snapdragon855は消費電力も改善されているということなので、その辺に期待でしょうか。
あとは重さ。
200gがスマホの限界と思っています。理想を言えば150前後。重いと寝ながら持つのがしんどいですから。
ベンチマークランキングでもトップクラス
Mi9、Mi blackshark2、Redmi K20 Pro、とXiaomiが一位以外独占していますね。
RedmiもXiaomiのサブブランドです。Redmiのグローバル版がMi9T Proです。
実態調査では、1万円高いMi9T Proがベンチマーク負けてます。
そしてXiaomiゲーミングスマホとして、発売されたMi blackshark2も負けています。
Galaxy S10+なんか88,000円くらいしますので、Xiaomiのコスパモンスターっぷりがわかると思います。
つまり、性能は10万円クラスなんです。それが今や4万円で買えます。
各キャリアの必須band
Xiaomiにおいて問題は電波を掴めるかどうかです。各キャリアに必須なbandを押さえておいた方が良いです。
結論から言えば、softbank系なら全く問題なく使えます。そしてau系では使えません。気を付けて下さい。
docomo
あった方が良いband:21.28.42
なので、Xiaomi使えなくはないのですが、田舎に行けば行くほど危険です。田舎の建物では電波が切れる可能性もあります。
3Gであれば、ほとんど問題ないです。
au
あった方が良いband:11.28.41.42
Xiaomiでは使えません。18がありませんので、基本的には別のキャリア利用した方がいいです。
softbank
あった方が良いband:11.28.41.42
必須bandが対応しているので、問題なく使うことが可能です。
Xiaomi Mi9注意点
広告
まさかの仕様ですが、MIUI10のOSの場合、広告が入ります!
設定画面と、プリインストールされている音楽アプリに広告が入るようなのですが知らないで購入するとびっくりします。
音楽アプリは他の再生アプリを使えば問題ないでしょう、しかし設定は逃げることは出来ませんね。
設定はそこまで頻繁に使う事がないでしょうから、我慢ですかね。
設定画面には入りません、キャッシュを消す「メモリクリア」「クリーナー」のアプリに入って来ます。
広告費用で、スマホを安くしているってことですね。格安ですから、私は我慢できます。
追記:設定変更で変更可能です。「設定」➡「ホーム画面と最近」➡「アプリ金庫」これのチェックを外すと表示されなくなります。
技適
中華スマホのほとんどが通っていません。auに関しては使う事が出来ません。
通っているのは、Huawei、OPPO、Xiaomiアクセサリー関連くらいです。
通っていないのが、Xiaomi、Lenovo、UMIDIGI。
なぜ日本は無視されるのだ。
電波状況
技適と対応バンドから、実際に電波を掴んでくれないのか?というと実際は全然問題ないくらい電波強度は高いです。
実際に電波を拾う能力はそもそも、Mi9が今期出ているスマホでTOPをとりました。
でも唯一、田舎の建物の中が弱かったです。
田舎の山の方の鉄筋の建物の中がだめ。
まぁあまり行かないでしょう。
グローバルバージョン
グローバルバージョンでないと、日本語とgoogle play対応していません。
ロムを焼くことになりますので、注意ですね。
文鎮化のリスクは、避けたほうが無難でしょう。文鎮化がわからない場合は、絶対にグローバルバージョンにして下さい。
商品リンクはグローバル版です。
テザリング
テザリングをすることは出来るのですが、ネットワークエラーが出ることがあります。解決方法が分かったので、記載しておきます。
「設定」➡「SIMとモバイルネットワーク」➡「SIMカード設定」➡「NTT DOCOMO」(ここはsim会社によって違う)➡「アクセスポイント名」➡「sim会社」➡「MVNOの種類」
このMVNOの種類がなしと初期状態ではなっています、これだとネットワークエラーが起きます。
ここを「SPN」に変更して下さい。そして画面下部の「その他」➡「保存」を選んで下さい。
ここまでやって設定完了です!
バージョンアップが速い
OSのアップデートが高速で来ますね!
MIUI11.0.2が来ています。安定化バージョンです。
アプリの挙動がイマイチみたいなコメントがあったので、安定化が出る待ってアップデートしましたが全然問題ないです。
指紋認証も早くなったし、追加されている拡張機能もいい感じです。
ダークモードもしっかりと11からは対応していて、すべてのアプリでテーマが適用されています。
以前は、白部分の黒化はよかったのですが他の色が見ずらくなって結局使えなかったのですが今回はいい感じ。
これでバッテリーにも、目にも優しい環境が整いました。
意外と便利な機能
Xiaomiにはgoogleアシストを起動する物理ボタンが、電源の反対側に物理ボタンとして付いている。
最初はあまり気にならなかったのですが、使ってみると意外と便利。
私的には猛烈に恥ずかしい「ok google」を言わなくていいのは非常に助かる!
他にもショートカットの割り当てを、行うこともできます。
「追加設定」➡「AIボタン」から設定が可能。
押すとgoogleアシストがデフォルトになっています。
長押しと2回押しの設定をすることが可能。
- googleアシスト
- google検索
- リアカメラ
- フロントカメラ
- 前のアプリを開く
- 懐中電灯
- 読書モード
を割り当て可能です。
地味に懐中電灯が便利。
XiaomiのOSは独特
Android 9ベースの、MIUI 10は最初戸惑います。
どこからどこまでがオリジナルなのかが、区別付きませんが、設定画面に関しては独自の項目なので、最初は戸惑います。
自動拡大
縦長スマホなので、アプリがそのサイズに対応していないことがほとんどです。
ですが、この機能で自動的に上下の余白部分を埋めてくれます。
ゲームアプリをやっていると上の余白が気になっていたのですが、いい感じに拡大して全画面に表示されるようになってます。
地味に嬉しい。
クイックボール
この機能も、ショートカットのように使うことが出来ます。
「設定」➡「追加設定」➡「クリックボール」➡「クリックボールをオンにする」
これをONにすれば、利用可能です。
全画面で脇に移動させることができたり、アプリ毎に自動で隠すように設定も出来ます。
ショートカットの内容は
- wifi
- モバイルデータ
- Bluetooth
- サイレント
- 自動回転オフ
- ロック
- スクリーンショット
- ライト
- 電源ボタン長押し
- キャッシュをクリア
- 戻る
- ホーム
- メニュー
- 片手操作モード
- アプリ
とかなり多岐に渡って、対応しています。
使いこなせば、便利なこと請け合いです。
Mi リモート
これがかなり便利!
Xiaomi Mi9は、赤外線リモコン機能があります。
我が家には赤外線リモコンを使う家電が、エアコンとテレビくらいなのでこの2つを設定しました。
テレビは入力切替も出来るし、上下左右のパネルもあるのでちゃんと選ぶことも出来ます。
設定は出来る家電は、以下の画像の感じ。
DVDプレイヤーや、扇風機も使えそうですね!
カメラはやっぱり凄い
3レンズは伊達じゃない。
2レンズが出始めた時に、結構期待しててそれを見事に裏切られた感じがありました。
個人的感想ですが。
この3レンズは凄いですね。
完全に一眼レフカメラです。
遠近のボカシもキレイですし、動きのある場合だってブレずにキレイに撮ってくれます。
子供のトリッキーな動きにも対応してくれます!写真を撮った後にキレイに加工してくれるシステムもいい!
暗闇でも写真も得意ですね。
舐めてたので、感動もひとしお。
とはいえ客観的な情報欲しいよ!と言われそうなのでDXOMARKというカメラ性能のランキングをしているサイトの結果です。
さすがにトップとはいきませんが、107とかなりの高スコアです。
動画も凄い
動画ですが、4Kで30fpsもしくは60fpsで撮影することが可能です!
カメラアプリ起動して、ビデオ➡メニュ➡設定➡ビデオの画質から変更も出来ます。
- 4K、30fps
- 4K、60fps
- フルHD、30fps
- フルHD、60fps
- HD、30fps
を選ぶことが出来ます。
私は焚き火が好きで、動画を取るのですが、火の揺らめく姿までしっかりとれています。
撮影途中に自動で色の補正がはいるのですが、これどうやって止められるのか分からない。どなたか知ってたら教えて下さい。
自己解決!
動画状態で、フォーカスを合わせるためにタップすると〇が出てきます。
そのまま上下にスワイプすると、露出の変更が出来ます。
そして、そのまま長押しすると露出の固定が可能です。
焚き火のように、揺らめいていて光量が変わる場合にはこの方法が使えます。
Watermarkの消し方
デフォルトでは、WatermarkとしてXiaomi Mi9のロゴの出ます。
私は消したかったので、設定を変更しました。
まずカメラアプリを起動させて、右上の三本線のメニューを開きます。
左下の設定を選びます。カメラ設定の画面になるので。
Watermarkの部分をタップします。
写真の透かし部分がONになっているので、これをOFFにすればOKです。
わずらわし場合は消しましょう!
ゴリラガラス
Xiaomi Mi9はしれっと、ゴリラガラス6を使用しています。
今までなぜ、ゴリラガラスが使われないのだろうと疑問でしたが、当然コストでしょう。
ゴリラガラス6ならば、もう保護フィルムはいらないレベルの硬度ですね。
落下の衝撃で割れる可能性は0じゃないですが、通常の使用で傷がつくことは心配する必要ないでしょう。
落下衝撃も相当の勢いで、叩きつけないかぎり大丈夫だと思います。高さ1mから15回落としても割れていないというデータもありますね。
デメリット
バッテリー容量
懸念していた通り、バッテリーです。3300mAhはギリギリ足りません。
この画面サイズでは、やっぱり4000mAhくらいあったほうが無難なのでしょう。
まぁ1日持たないとか、そういうことではないのですが、ゲームをバリバリやったりしてるとなくなっちゃいます。
その点だけで、Mi9T Proにしてもいいかもしれません。
明るさセンサー
これに関しては、アップデートが入ったのですがあまり改善されていません。
特定の条件、具体的には環境が明るいと暗いの間のような状態のときに。明るさ調整がバカになって、明るくなったり暗くなったりを繰り返すことがあります。
明らかに暗い場所や、明るい場所に行けば治るのですが若干ストレスです。
指紋認証
私は指紋認証派なんのですが、背面の物理的な認証位置があったスマホを使っていたので画面では若干手こずります。
慣れれば平気なのかもしれませんが、ロック解除に時間がかかるのはストレスです。たぶん0.3秒程度でしょうけど認証が遅い時があります。
私は物理的に背面に認証位置がある方が好きです。
追記:アップデートがありました!
指紋認証速度が若干早くなったと思います、多少のずれもアップデート後は認識するようにもなりました。
もう一回くらいアップデートくれば完璧になるかな。
そしてアップデートが来ました、認識が速くなって認識できるエリアも広くなった印象です。
ジェスチャー
android9.0からジェスチャーによる操作が可能になりました、そこで画面下からのスワイプでホームボタンと同じ機能になります。
文字入力をフリック入力にしている場合、「ん」の入力が画面下の部分から上へのスワイプの動きになるので、ホームの動きと認識されてアプリが閉じてホームに戻ったりします。
気を付ければ平気なのですが、気にすること自体が面倒です。
ジェスチャーが便利なので、使いたいしで、少し残念。UMIDIGIの方がもっとひどかったけど。
クイックボール
この機能もジェスチャーと合わせると、色々片手で操作できるので重宝しているのですがたまにバグって表示されません。
一度スリープにすれば、また出てくるのですがイラっとします。
Xiaomi Mi9おすすめ充電器
Xiaomi Mi9は有線27W、無線20Wの高速充電に対応しています。
残念ながら付属の充電器は18Wのモノです。
バッテリー容量が少ないので、高速充電で充電のイライラを軽減したいと思います。
現状27W の充電となると、PDでの充電になるでしょう。Xiaomi Mi9はPDも対応です!
PDは非常に複雑で、そもそも、PDの高速充電するためには
・PD対応充電器
・PD対応ケーブル
が必要になります。
充電器は現在出ているものは、60Wまで出力の充電器ありますがPC充電を考えないのであれば必要ないでしょう。
まだPD対応スマホも少ないので、27W 対応というだけで先進的なので当分このくらいの規格でいいと思います。
ともあれ、どれが対応しているか?どれが安くていいかと調べていたらすごく時間がかかったのでとりあえずXiaomi Mi9で使えるでコスパが高く30W まで出力のGaN(窒化ガリウム)のモノを選びました。
GaNは新しい技術で、高出力でさらに放熱を抑えることにより軽量、コンパクトを実現した次世代充電機です。
どちらも黒もありますので、お好みで!
Xiaomiアクセサリー
スマホアクセサリーの定番、液晶保護はゴリラガラス6ため必要ないと思っています。
私はバンカーリング愛用者なので、付属品のスマホケースにバンカーリングを装備して使っています。
スマホケースの素材がTPUのため、そのままでは付きません。
バンカーリングの付属品の、3mシールを付けたほうが良いです!
バンカーリングの詳しい記事は下記からお願いします。
剥がれない超長持ち【バンカーリング】はこれ!純正品にかなわない!「4年越しのレビュー」
まとめ
Huaweiがダメになって、本当に中華スマホは何を買えばいいか彷徨います。
そもそももう中華スマホからは、避難したほうがいいのかもしれませんがこのコスパについつい誘導されてしまいます。
コスパホイホイのXiaomiですが、高く売れるところでは高く売る方針のようですね。
中華スマホ意外なら、zenfone、galaxyでしょうか。
zenfoneは高くないですけど、コスパってみるとどうしても中華スマホには届かないイメージ。というか届かない。
この2つはコスパ高めです。
galaxyはいいスマホですが、お値段がお値段が。
galaxyなら、男は黙ってiPhoneに行った方がいい気がします。
なんだかんだiPhoneが自社開発、自社アプリなので最強なのですよ。ただ高すぎなのですよ。
12万とかまじありえねー。2台買えるわい!
iPhoneを買うなら、中古がおすすめ。