・かんたんラクマパックってなに?
・ヤマトと日本郵便はどうやって使い分ける?
・集荷、箱、日数はどうなの?
この記事では、送料に関して徹底的に調べていますので参考になれば幸いです。
・かんたんラクマパックの利点
・通常配送と料金と手間の違い
・梱包と梱包材のおすすめ
・ラクマパックを使ってコンビニ配送
かんたんラクマパックにメリット確認
最初に大切なので伝えておきたい事は、ラクマの配送はかんたんラクマパックが最良です。
ラクマパックを選んだら、別途料金がかかるわけでもなくほぼメリットしかありません。というかデメリットありません。
かんたんラクマパックの、メリット3つからお話したいと思います。
【POINT】
・手間が減る
・保証がある
・普通の配送よりも安い
ラクマなどのフリマアプリを始めるのに、最大の難関は何と言っても「配送」
配送の手順と、その料金は非常に大切です。私も初めに躓きました。なんか名称もよくわからないし。
でも逆にこの配送さえクリアしてしまえば、あとはそれほど難しくないです。
でもここをちゃんと理解していないと、損することもあります。
今回私は洋服を出品していたのです、そこで気になった重さを調べてみました。洋服の場合、重さはあまり関係ありませんでしたが、そこでかんたんラクマパックの素晴らしさに気づきました。
手間が減る・保証がある
ラクマの場合「かんたんラクマパック」が使えるなら1択!
・全国どこでも一律の送料
・宛名書き不要
・幅広い対応サイズ
・配達状況が取引ページで確認できて安心
・配送トラブルが発生した際には、商品代金などを補償(ラクマあんしん補償:紛失補償)
※かんたんフリルパックで送れない商品は補償対象外となります。ラクマアプリから引用
上記の内容が、ユーザーファーストな運営のやさしさが垣間見えるラインナップです。どれも昔のオークション時代に欲しかった機能がそろっています。
使うとわかるのですが、どのシステムも本当に素晴らしい。売り手の手間をこれでもかってほど減らしてくれています。これがフリマが普及する理由だと思います。
補償と宛名書き不要が非常に便利です。宛名を万が一間違えた場合、その商品はどのかに行ってしまうばかりではなく購入者様に届きません。
入金後の配送で宛先間違うのは致命的です。なんとしても避けたい事態ですが、手間なしで宛先は担保されます。そもそも書く手間も省けます、嬉しいサービスです。
「相手方に迷惑をかける+商品が戻ってこない」というダブルパンチを食らう可能性がありますから、宛先は地味っぽいですけど最重要です。
通常の配送では中身の補償されません。補償が付くのは配送料がそもそも高いですが、この価格帯から補償がされることが驚きでした。
因みに「レターパック」「ゆうメールで書留または代金引換としないもの」「ゆうパケット」をかんたんラクマパックを利用しない場合、補償はされません。
この後詳しく比較をしていきますが、全国料金一律も素晴らしいサービスです。
通常エリアで料金は変わりますから、出品者が購入者の地域も気にしないで売買できるのも利点です。この後表にしています。
と利点づくしのかんたんラクマパックですが、比較と注意点などもまとめていきたいと思います。
かんたんラクマのゆうパックと普通のゆうパックの比較
日本郵便(重量は一律25kgまでとなります) | かんたんラクマゆうパック | 通常ゆうパック | |
---|---|---|---|
全国一律 | 東京~東京 | 東京~北海道 | |
60サイズ | 800 円 | 800円 | 1,280円 |
80サイズ | 900 円 | 1,010円 | 1,500円 |
100サイズ | 1,150 円 | 1,260円 | 1,730円 |
120サイズ | 1,350 円 | 1,500円 | 1,980円 |
140サイズ | 1,500 円 | 1,750円 | 2,220円 |
160サイズ | 1,500 円 | 1,970円 | 2,440円 |
全国一律の威力が凄まじい、昔のオークションではこんな優遇はなかったです。販売手数料どころか月々の利用料まであったのに、どちらもないどころか送料に関しても優遇です。
これからは、個人売買での大副業時代の幕開けです。
ヤマト・日本郵便比較
選ぶときに迷ったので、比較表作りました。表が見れない場合スマホを横向きでお願いします。
ラクマパック | 小型サイズ | 小型~中型 | 中型~大型 |
日本郵便 | ゆうパケット 全国一律 179円(税込) | 価格はどちらも同じ | |
ヤマト運輸 | ネコポス 全国一律 200円(税込) | 全国一律 530円(税込) 専用薄型BOX 34cm × 24.8cm (A4サイズ) 以内 専用BOX 20cm × 25cm 以内 厚さ:5cm以内 | 価格はどちらも同じ |
違いは重さ1キロ以内の場合、ゆうパケットの方が安くなります。小型~中型のサイズがヤマト運輸には存在します。ただし専用ボックスが必要になります。
専用ボックスは65円で、コンビニなどで購入できます。amazonでも売っています。
これ以上の大きさになる場合、どちらを使っても価格差はありません。価格は変わりませんが重量が異なります。
色々と考えるのが面倒な場合は、日本郵便を選択しておくといいかもしれません。あとは取り扱い店舗の違いですね。
日本郵便(重量は一律25kgまで) | ヤマト運輸 | 料金 |
---|---|---|
60サイズ | 60サイズ(2kgまで) | 700 円 |
80サイズ | 80サイズ(5kgまで) | 900 円 |
100サイズ | 100サイズ(10kgまで) | 1,150 円 |
120サイズ | 120サイズ(15kgまで) | 1,350 円 |
140サイズ | 140サイズ(20kgまで) | 1,500 円 |
160サイズ | 160サイズ(25kgまで) | 1,500 円 |
170サイズ | 170サイズ | 1,500 円 |
日本郵便・・・・郵便局、ローソン
ヤマト運輸・・・ヤマト営業所、ファミリーマート、サンクルK・サンクス
かんたんラクマパックの利用可能な販売料金
販売価格 | 利用可能な配送方法 |
---|---|
300円以上 | ゆうパケット/ネコポス |
570円以上 | 宅急便コンパクト |
1,610円以上 | かんたんラクマパックの全ての配送方法 |
万能かと思われたかんたんラクマパックですが、注意点があります。
利用できる配送方法にそれぞれ、最低販売価格が設定されています。以前はなかった制限ですが、作られてしまいました。
便利すぎたので、しょうがない気がしますが少し残念です。
これにより、販売価格も合わせて考えた方が良くなりました。でもゆうパケットは使えますからその辺は安心です。
2019.9.24からまた変更が行われます。事実上改悪です。
販売価格 | 利用可能な配送方法 | |
---|---|---|
比較 | 新 | 旧 |
ネコポス | 300円以上 | 550円未満 |
ゆうパケット | 300円以上 | 550円未満 |
宅急便コンパクト | 570円以上 | 1555円未満 |
ゆうパック | 1610円以上 | 1,555円以上 |
ヤマト宅急便 | 1610円以上 | 1,555円以上 |
手数料を大幅に変更されるようは良かったのですが、最低利用価格の設定が厳密になった印象です。
私個人は販売価格を300円以下で行うことは、皆無なのでよいのですが細かく販売していた方なら大ダメージですね。
かんたんラクマパックなら送料は売上から
かんたんラクマパックは送料を出品者にしないと利用する事ができません。そしてその場合、売上金から送料は自動的に取られます。
かんたんラクマパックを利用した取引の売上と利用した配送方法の送料がそれぞれ記載されますので売上確認の部分から、確認することが出来ます。
かんたんラクマパックの選び方
出品時に「配送方法」を選ぶところがあります、ここでかんたんラクマパックをタップし選択して下さい。
わざわざこんなことを書かなくても皆様は間違うことはないと思いますが、私が間違ったので念のため書いておきます。
かんたんラクマパックを選んだ後に上の表にした内容の
- ゆうパック/ネコポス
- 宅急便コンパクト
- ゆうパック/宅急便
のいずれかを選ぶのです。初めからゆうパックを選択してしまうと、かんたんラクマパックのゆうパックではなくなります。
私は勘違いしていて、ゆうパックを選んでもかんたんラクマパックを使えるものと思っていました。
公式にも書いてあります。
出品時に【かんたんラクマパック(ヤマト運輸)】ではなく、通常の《宅急便コンパクト》《ヤマト宅急便》を設定された場合、発送時に送料の支払いが必要です。(かんたんラクマパックでの発送はできません。)
かんたんラクマパック以外の配送方法が設定されている場合、購入申請を承認した後はかんたんラクマパックへの変更ができません。
皆様は間違いないと思いますが、私のように送料を損しないためにも記載しておきます!
ちなみにゆうパックとかんたんラクマのゆうパックでは送料は違います。私の間違えたサイズと重さで比較します。
かんたんラクマパックを使った場合の日数
配送に係る日数が気になりますよね。もしくは速達とかって出来ないの?って疑問が出ると思います。
これに関しては、記事にしていますが、配達業者の通常配送と変わりはありません。
そして速達は出来ません。
かんたんラクマパックで集荷
かんたんラクマパックでは、集荷には対応しておりません。
ラクマで集荷をする場合には、ラクマパックを外す必要があります。詳しくは記事にしました。
箱などの梱包材の準備
配送で一番面倒なのが、梱包材です。専用の箱が必要になるのは、宅急便コンパクトだけなので、それ以外は自分で用意することになります。
ゆうパケットの条件もクリアしますし、100均でも購入できるので準備しておくのも簡単です。
壊れ物なら緩衝材のプチプチ入れてもいいですし、Tシャツならビニールに入れればこれで遅れます。
因みにダイソーが100円で13枚入っているので、一番お得。1枚単価7.69円。プチプチもあります。
こちらもお得、1枚単価5.34円。沢山売買予定あるならこっちですね。
かんたんラクマパック箱はなんでもいい
特に規定はありません。
繰り返しになりますが、専用の箱が必要になるのは、宅急便コンパクトだけなので、それ以外はサイズの中であれば大丈夫です。
Amazonなどで買った段ボールなどを、捨てずにとっておくといいのですがない場合は買うかスーパーなどで貰うしかないです。
サイズが合わない場合は、カッターで切って小さくします。補強が難しいです、壊れないように頑張って補償しましょう。壊れるとクレームの元です。(経験あり)
かんたんラクマパック箱購入
10枚入りで、1個単価80.5円。
梱包材の単価も商品に乗せておいた方、利益考えやすいです!
箱のサイズの注意点
私の場合はネットショッピングを良くするのですが、そこで配送に使われる段ボールを取っておいたりすることがあります。
そこで注意なのですが、その箱は既製品になっております。上の3辺のサイズがキッチリとギリギリサイズに設定されています。
詰め込めるサイズぎりぎりまで大きさになっています。
それを個人で利用する場合、120cmとされないことが往々にしてあります。この前もコンビにで配送時120cmの箱だったのに122cmとか言われるし。
箱の測り方、また3辺を箱の辺ではなく中心とかで測られる場合微妙に、超えてしまうことがあります。たったの2cmですが、差額は150円です。
物凄く悔しい思いをしますので、少し切れ目を入れて小さくすることをおすすめします。
その時に、角を削れば良いと案内している方も見かけたりします。
しかし中央で測られる可能性もありますので、切れ込みからサイズダウンを試みたほうが賢明です。
コンビニ(ローソン)での発送方法
かんたんラクマパックのコンビニでの方法で、こちらに来ていただいている方が多いので、別に見出しを設けました。
今回初めて商品が売れて、ゆうパック(日本郵便)を使いました。商品が売れ、入金確認できると出てくるQRコート(2次元コード)をロッピーでかざすだけです。
- 入金確認
- アプリで「郵便局」か「ローソン」を選ぶ
- 「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選ぶ
- QRコードが表示される
- コンビニのロッピーで「Lóppi専用コードをお持ちの方」からすすむ
- アプリのQRコードをかざす
- 確認画面が出るので、問題なければ「発行する」をタップ
- レシートが出る
- レジにそれを持っていく
- レジで送り状と伝票納入用袋を受け取り、自分で荷物に貼り付ける
- 伝票もくれるので、自分でABCの順番に重ね入れる
- 完了
大まかな流れはこんな感じです。
入金確認が出来るとメッセージが入ります。
商品の発送を行ってくださいとなります。
ここで出品時に「かんたんラクマパック」を選んでいる場合は、かんたんラクマパックを選択することが出来ます。
ゆうパケットかゆうパックです。
そして発送場所も洗濯します、便利なのでローソンが私の場合はほとんどです。
サイズオーバーをすると返送されますという部分をタップすると、仔細が見れます。
厚さ、サイズをここで再確認できます。便利です!
条件に合う梱包をします。
ローソンを選ぶと、QRコードが出ています。
これでコンビニで発送する準備は完了。コンビニに行きましょう。
ロッピーに向かいます。
ロッピーの画面をタップすると、上のような画面が出てきます。
真ん中のLoppi専用コードをお持ちの方をタップします。
重要なお知らせが出てきます。
バーコードをスキャンさせます。
オークションユーパックという画面に変わります。
ここに自分と相手の情報が出てきます。
自分のは見れますが、相手の情報は県名くらいで、ほとんど***で伏せられていますが問題ありません。
発送商品とあっていることを確認して、発行をタップします。
商品を複数発送する時は、伝票を間違えないように注意して下さい。
レシートが出てきます。これをレジに持っていきます。
店員さんがこの日本郵便のフィルムをくれます。これを商品に張るので、梱包はこのフィルムが付くサイズにした方が良いです。
梱包した商品に貼り付けます。白い部分が取れて、張ることが出来ます。
こんな説明文が付いている紙をくれます。
3つに分かれているので、ABCを切り分けて、A➡B➡Cの順番に重ねてフィルムに入れます。
この状態にして、店員さんに渡します。
完了!
コンビニ入って5分くらいで終わりました。妻にやってみてもらいましたが、簡単だと喜んでいました。これで今後は任せられる。
不思議なのが、郵便書類を自分で荷物に張り付ける。この作業です。コンビニの店員さんがやってくれるものと思っているとなんか違うっぽいです。
優しい店員さんならやってくれるっぽいですが、これは公式にも「ご自身で」って書いてありますので、貼ったほうがよいのでしょう。
しかし、店員さんに聞けば貼り方、紙の入れ方は教えてくれます。そもそもその紙自体にやり方も書いてありますので、初めてでもご安心を!
洋服の配送・梱包
これに関しては、別に詳しく記事にしました。参考にして見て下さい。
厚さによって出し方は変えるべきですし、洋服の場合の出し方のマナーも記載しました。
本の配送・梱包
数にもよるとは思いますが、基本的には重さがそこそこあります。
単行本であれば1冊、150~200g程度です。ワンピースなら150~170g程度。
これも厚みによって違います。
仮に1冊150gだとして、かんたんラクマパックのゆうパケット1kgまでなら、6冊。厚みがなんとも言えないですね。キレイに整理すれば入るかもしれません。
それ以上の重さの場合は、ゆうパックがおすすめです。
25kgまで一律なので、サイズだけ気にして配送することが可能です。
宅急便はそれぞれサイズと重さの規定があるので、面倒です。
本の梱包
梱包に関しては、ビニール袋か、ツルツルの透明OPP袋(百均)で包んであげるのがベスト。
配送が雨の日だった場合、本が最悪の状態になりますのでなるべく包みましょう。
袋をセロハンテープでしっかりと止めてあげると、本が折れることも防げるのでおすすめです。
細長い物の梱包(ポスター梱包)
今回、間違って買ってしまったワイパーをラクマで出品しようと思って悩んだので載せておきます。
方法はあまりありません。4つです。
【POINT】
・トイレットペーパーのような芯を使う
・プチプチで包んで包装紙
・大き目の買い物袋
今回の私のように、折れたらダメな場合が多いと思いますが、やはり段ボールの加工がベストだと思います。
三辺の合計ですから、長くてもサイズはそこまで大きくならないと思われます。こんなイメージです。ちなみに売っています。
三角は強度も高いため、中が折れる心配も少ないです。
ポスター梱包にも最適です。
かんたんラクマパックまとめ
ラクマパックを使う事によりかなりの手間が省け、何度も言いますが補償が付くのが秀逸です。
売れた場合の送料に関しては、大差はありませんが重量や厚さとちょこちょこと日本郵便のかんたんラクマパックが良いと思われました。
あまり大差を感じないのであれば、選び方の一つとして、取扱店舗が近隣にあるかで決まりそうです。
幸い私は100mくらいのところにどちらもコンビニがありますので、その時よい条件で選べそうです。
価格を上げずに安心して配送できるのに、販売手数料を取られないラクマは凄いというかどうやって儲けるのかわかりません。
やはり手数料は変更になりましたね。