ダルトン・ラッシングとは何者?佐々木朗希の球を後逸した25歳捕手の実力とトレードの噂【2026年7月】

ダルトン・ラッシングとは何者?佐々木朗希の球を後逸した25歳捕手の実力とトレードの噂【2026年7月】

2026年7月、ドジャースの捕手ダルトン・ラッシングの名前が、日本の野球ファンの間で一気に検索されるようになった。きっかけは、日本時間7月18日のヤンキース戦で、佐々木朗希が投じた163.8キロを含む快投を、捕手のラッシングが「後逸(パスボール)」で台無しにしかけた場面だ。さらに時を同じくして、彼のトレード放出の噂まで浮上している。「そもそもラッシングって誰?」——この記事は、その答え合わせをする。守備の課題ばかりが目立つが、実は打撃はOPS.839を誇る強打の若手捕手である。

この記事でわかること

  • ダルトン・ラッシングとは何者か(25歳・左打ちの強打捕手というプロフィール)
  • 「守備は発展途上、打撃は一流」というギャップ(OPS.839の中身)
  • 7月18日ヤンキース戦で何が起きたか(163.8キロと初球フォーク後逸の答え合わせ)
  • 後逸のあとにラッシングが佐々木へ贈った称賛コメント、そして大谷翔平との関係
  • トレード放出の噂の真相(レンジャーズの名前と、ドジャースの本音)
目次

ダルトン・ラッシングとは何者か──25歳・左打ちの強打捕手

ダルトン・ラッシングは、ロサンゼルス・ドジャースに所属する25歳の捕手だ。まずは基本的なプロフィールから押さえておきたい。

項目 内容
氏名 ダルトン・ラッシング(Dalton Rushing)
生年月日 2001年2月21日(25歳)
所属・ポジション ロサンゼルス・ドジャース/捕手
体格・投打 183cm・100kg/右投左打
2026年成績 62試合・打率.250前後・10本塁打・30打点・OPS.839

まだメジャーでの経験は浅いが、若くしてドジャースという常勝球団の捕手を任される逸材である。ここからは、彼の「守備」と「打撃」という二つの顔を分けて見ていきたい。

守備は発展途上、打撃は一流というギャップ

いま話題になっているのは後逸などの「守備のミス」だが、ラッシングの評価をそこだけで決めるのは早計だ。彼の最大の武器は、むしろバットにある。2026年シーズンはOPS.839を記録しており、これは捕手としては十分に一流の数字だ。OPSは出塁率と長打率を足した総合的な打撃指標で、「一打席あたりどれだけ得点を生み出せるか」を表す。10本塁打・30打点という長打力とあわせて、打てる捕手として計算できる。

つまりラッシングは「守備はまだ荒削りだが、打撃はすでに一級品」という、伸びしろの大きい若手捕手なのだ。この記事の後半で触れるトレードの噂も、この打撃力があるからこそ他球団が欲しがる、という文脈で理解するとわかりやすい。

正捕手スミスの離脱で、主戦捕手に昇格した経緯

ラッシングが今季これほど出場しているのには、理由がある。ドジャースの正捕手ウィル・スミスが6月に首(頸部)の負傷で戦線を離脱し、その穴を埋める形でラッシングが主戦捕手に昇格したのだ。大谷翔平がDH、ウィル・スミスが正捕手という布陣のなかで本来は出場機会が限られていたが、スミスの離脱という緊急事態が、彼にとって大きなチャンスとなった。今回の後逸も、この「若手が急きょ正捕手を任されている」という状況を抜きには語れない。

7月18日ヤンキース戦:佐々木朗希の球を後逸した「答え合わせ」

ラッシングの名前が急上昇した直接の引き金が、日本時間7月18日(現地7月17日)のヤンキース戦だ。この試合でドジャースは2-1で勝利したが、その1失点にラッシングの後逸が絡んだと報じられている。

試合の要点タイムライン(ヤンキース戦・2-1)

1佐々木朗希が先発。この日、メジャー自己最速級となる163.8キロを計測する快投を見せる。
2報道によれば、ラッシングが佐々木の初球フォーク(138キロ)を後逸。走者を進め、これが失点につながったとされる。
3この失点で佐々木の完封は消えたが、ドジャース打線が2点を挙げ、2-1で逃げ切り勝利

163.8キロと初球フォーク──なぜ後逸したのか

単に「捕手のミス」と片づけると本質を見誤る。この日の佐々木の球は、メジャーでも屈指の速度と落差を備えていた。163.8キロという直球に加え、130キロ台後半のフォークが鋭く沈む。地元記者からは「ボールを捕球する直前に少し早く構えようとしたため」といった技術的な指摘も出ており、フレーミング(際どい球を捕る動作)を意識しすぎたことが、かえって後逸を招いた可能性がある。正捕手スミスが不在で、佐々木とのバッテリー経験もまだ浅いという事情も重なった。若い捕手が、規格外の球を持つ投手を受ける難しさが、この一球に凝縮されていた。

地元記者の厳しい評価と、後逸後にラッシングが佐々木へ贈った称賛

試合後、地元記者からは「ダルトン・ラッシングの壊滅的なミスが、佐々木朗希の完封を逃す結果となった」といった厳しい評価が出た。守備面での課題が改めて浮き彫りになった格好だ。一方で見逃せないのが、後逸してしまった当のラッシング自身が、試合後に佐々木の投球を「まるで違う動物のようだった」と最大級の言葉で称賛していたことだ。自分のミスを言い訳せず、投手をたたえるこの姿勢は、X上でも好意的に受け止められている。バッテリーとしての関係そのものは、決して悪くない。

大谷翔平・佐々木朗希との関係は良好

日本のファンにとって最大の関心事は、やはり「日本人選手とどう絡んでいるか」だろう。結論から言えば、ラッシングと大谷翔平・佐々木朗希との関係は良好だ。後逸の場面こそ切り取られやすいが、試合のなかでは大谷の安打でラッシングが生還するなど、自然なチームメイトとしての連係も生まれている。

X上(※以下はファンの反応・雰囲気であり、事実の断定ではない)では、大谷がラッシングの頭をポンとたたく仕草や、山本由伸とのハグといった「ほっこりする」エピソードが日本人ファンの間で共有され、親しみやすい関係性としてポジティブに映っている。佐々木との一件も、称賛コメントを含めて「若いバッテリーが育っていく過程」として温かく見守る空気が強い。守備のミスへの苛立ちはありつつも、感情的な一極集中の批判というより、「期待と苛立ちが混在した、普通の若手捕手論争」といったトーンにとどまっている。

トレード放出の噂の真相──レンジャーズの名前と、ドジャースの本音

後逸と前後して、もう一つラッシングの名を広めたのが「トレード放出の噂」だ。2026年7月15日、ESPNの著名記者ジェフ・パッサンが、ラッシングの移籍先候補としてテキサス・レンジャーズの名前を挙げた。ただし、この噂の受け止め方には注意が必要だ。

立場 内容
噂の発信源 ESPNジェフ・パッサン記者が、レンジャーズを候補として言及
他球団の関心 左打ちの捕手として、ヤンキースなども関心を持つ可能性が指摘される
なぜ噂が出るか 正捕手スミス+大谷のDHで、本来は出場機会が限られる編成
ドジャースの本音 放出計画はなく、長期の保有権(チームコントロール)下にある

整理すると、「他球団が欲しがるほどの打撃力を持つ若手捕手」であることの裏返しとして噂が出ているだけで、ドジャースが積極的に売りに出しているわけではない。むしろスミスが離脱している今、ラッシングはチームにとって欠かせない戦力だ。X上でも「スミス不在の今こそラッシングが必要」「今は動かすな」という擁護派の声が優勢で、噂はあくまで噂の域を出ていない。「欲しがる球団は多いが、ドジャースの構想内」——これが現時点での実態に近い。

まとめ:後逸だけで語れない、伸びしろの大きい若手捕手

ダルトン・ラッシングは、佐々木朗希の球を後逸した場面で一躍注目されたが、その一場面だけで評価が決まる選手ではない。OPS.839の打撃力を持ち、正捕手スミスの離脱という緊急事態でチームを支える25歳。規格外の投手を受ける難しさに直面しながらも、投手を称賛できる姿勢を持ち、大谷や佐々木とも良好な関係を築いている。トレードの噂も、その打撃力への評価の裏返しだ。守備の課題を乗り越えたとき、彼はドジャースの未来を担う捕手になり得る。今後の成長に注目したい。

よくある質問(FAQ)

Q. ダルトン・ラッシングはどんな選手ですか?

A. ロサンゼルス・ドジャースに所属する25歳の捕手です。右投左打・183cm/100kgの体格で、2026年は62試合で打率.250前後・10本塁打・30打点・OPS.839を記録。守備はまだ発展途上ですが、打撃力が高く評価されている若手です。

Q. なぜ7月に急に話題になったのですか?

A. 日本時間7月18日のヤンキース戦で、佐々木朗希の投球(163.8キロを含む快投)を後逸(パスボール)で失点につなげたと報じられたためです。同時期にトレード放出の噂も浮上し、注目が集まりました。

Q. 佐々木朗希や大谷翔平との関係は悪いのですか?

A. 関係は良好とされています。ラッシングは後逸した試合の後も佐々木の投球を高く称賛しており、大谷とも自然なチームメイトとしての交流が見られます。SNS上でも良好な関係として受け止められています(ファンの反応ベース)。

Q. ラッシングは本当にトレードされるのですか?

A. 2026年7月時点では、ESPNの記者がレンジャーズを候補に挙げた「噂」の段階です。ドジャース側に放出計画はなく、長期の保有権下にあります。正捕手スミスが離脱している状況もあり、実際に動く可能性は高くないと見られています。

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