【10/18】亀田和毅vsフィゲロア何時から?DAZN配信と勝てば井上尚弥戦も

ボクシングの元世界2階級王者・亀田和毅(35=TMK)が、日本時間の2026年10月18日、米ラスベガスでWBA世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア(29=米国)に挑戦します。勝てば自身初の世界3階級制覇で、日本人のWBAフェザー級王座奪取は1968年の西城正三以来58年ぶりになります。
10月11日には、元東洋太平洋王者らがYouTubeで「この試合の勝者が来年3月、井上尚弥の対戦相手に呼ばれる可能性がある」と語ったことが報じられ、改めて注目が集まりました。本記事では、試合の日時と会場、日本での見方、両者の戦績の比較、勝った場合に何が起きるのかを、報道をもとに整理します。
この記事でわかること
- 日時と会場:現地10月17日(日本時間18日)、米ラスベガスのザ・コスモポリタン内「ザ・チェルシー」。セミファイナルとして行われる。
- 日本での見方:DAZNで放送予定。興行の開始は日本時間18日(日)午前9時で、セミの亀田戦はそれより後になる。
- 勝てば何が起きるか:日本人9人目の3階級制覇、WBAフェザー級では58年ぶりの日本人王者。井上尚弥戦の話も出ている。
亀田和毅vsフィゲロアはいつ、どこで行われるのか
試合は現地2026年10月17日(日本時間18日)、米ネバダ州ラスベガスのザ・コスモポリタン内「ザ・チェルシー」で行われます。
主催は米国の大手興行会社プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)で、8月27日(現地)に発表されました。デイリースポーツによると、亀田の試合は興行のセミファイナルです。メインはWBC世界スーパーウエルター級王者セバスチャン・フンドラ(米国)とエルマル・ハドリベイの王座戦です。当初は元世界2階級王者ジャーモール・チャーロ(米国)の10回戦も組まれていましたが、米専門誌によるとチャーロは練習中のけがで欠場し、元WBA世界スーパーミドル級王者アルマンド・レセンディスが代わりに出場します。
試合の概要を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合 | WBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦 |
| 対戦 | 王者ブランドン・フィゲロア(米国)対 同級3位 亀田和毅(TMK) |
| 日付 | 現地10月17日(土)/日本時間10月18日(日) |
| 会場 | 米ラスベガス、ザ・コスモポリタン内「ザ・チェルシー」 |
| 興行での位置 | セミファイナル(メインはフンドラ対ハドリベイ) |
| 日本での放送 | DAZNで放送予定(スポーツ報知) |
| フェザー級の体重 | 57.1キロ以下 |
フィゲロアにとっては、2026年2月に獲得したWBA王座の初防衛戦です。亀田にとっては敵地の米国での挑戦になります。
なぜラスベガスでの開催なのか
米国の興行会社PBCがラスベガスで組んだ大型興行のセミファイナルに、この王座戦が入ったためです。
日刊スポーツは、米国出身の王者にとってラスベガスを「ホーム」と表現しています。亀田は15歳で単身メキシコに渡ってキャリアを築いた選手で、共同通信によると、亀田はラスベガスでKO勝ちした経験から会場に良い印象があると話しています。
日本では何時から、どこで見られるのか
興行の開始は日本時間18日(日)午前9時で、日本ではDAZNで放送予定です。亀田戦はセミなので9時より後になります。
主催のPBCは、興行の開始を米東部時間17日午後8時(太平洋時間午後5時)と案内しています。日本時間に直すと18日午前9時です。スポーツ報知(10月8日)は日本での放送を「DAZNで放送予定」と伝えており、米国ではTNTとtruTV、DAZNで中継されると米専門誌が報じています。
亀田の試合はメインの前のセミファイナルで、個別の試合開始時刻は発表されていません。前に組まれた試合の進み具合で決まるため、実際にリングに上がるのは9時からしばらく後になるのが一般的です。日程サイトの中には「10時」と載せているところもありますが、これも目安と考えるのが安全です。
米国の時刻と日本時間の対応表
米東部時間17日午後8時の興行開始は、日本時間では18日(日)午前9時にあたります。
米国は10月時点で夏時間のため、東部時間と日本の時差は13時間、太平洋時間とは16時間です。主催者の案内を日本時間に直すと次のとおりです。
| 時間帯 | 興行の開始 | 亀田戦 |
|---|---|---|
| 米東部時間 | 10月17日(土)午後8時 | 未発表(セミファイナル) |
| 米太平洋時間(ラスベガス) | 10月17日(土)午後5時 | 未発表(セミファイナル) |
| 日本時間 | 10月18日(日)午前9時 | 9時より後(メインの前) |
会場のラスベガスは太平洋時間なので、現地では土曜の夕方からの興行です。日本では日曜の朝から昼にかけて試合が進む流れになります。
見逃さないために確認しておくこと
見る前日までに、DAZNの番組表で開始時刻と、亀田戦の前に何試合あるかを確認しておくのが確実です。
海外の興行は、前の試合が早く終わるとセミやメインの開始が繰り上がり、長引くと遅れます。日本時間の日曜午前は予定を入れやすい時間帯ですが、試合開始の目安は配信開始の時刻だけでは決まらない点に注意が必要です。
亀田和毅とフィゲロアの戦績を比べるとどうなのか
戦績は亀田が42勝(23KO)5敗、フィゲロアが27勝(20KO)2敗1分けで、KO率は王者が上です。
共同通信、スポーツ報知、日刊スポーツの報道をもとに、両者を並べると次のとおりです。
| 項目 | 亀田和毅 | ブランドン・フィゲロア |
|---|---|---|
| 年齢 | 35歳 | 29歳 |
| 国・所属 | 日本・TMK | 米国(テキサス州出身) |
| 戦績 | 47戦42勝(23KO)5敗 | 30戦27勝(20KO)2敗1分け |
| 肩書 | 元世界2階級王者・WBAフェザー級3位 | WBA世界フェザー級王者・元世界2階級王者 |
| 体格の差 | 身長171センチ | 亀田より身長4センチ高く、リーチは14センチ長い |
| 直近の試合 | 2025年5月、IBF王者アンジェロ・レオに0-2の判定負け | 2026年2月、ニック・ボールに12回TKO勝ちしてWBA王座を獲得 |
数字の上では王者が有利で、スポーツ報知も「下馬評は王者が圧倒的」と伝えています。ただし亀田は世界戦がこれで10戦目と経験の量では上回ります。
亀田和毅はどんな経歴の選手か
亀田和毅は2013年にWBO世界バンタム級、2018年にWBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲った元2階級王者です。
大阪市出身で、亀田興毅・大毅の弟にあたります。15歳でメキシコに渡り、現地でプロデビューしました。2018年11月には後楽園ホールでWBCスーパーバンタム級の暫定王座決定戦に判定勝ちし、2階級制覇を達成しています(デイリースポーツ)。2019年7月に正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦に敗れました。
2025年5月24日にはインテックス大阪でIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)に挑み、0-2の判定で敗れて3階級制覇を逃しました。今回は1年5か月ぶりの試合で、本人はスポーツ報知の取材に「去年は1試合。しかも1年5か月も試合ができていない」と話しています。
フィゲロアはどんなタイプの王者か
フィゲロアは前に出続けて手数を出す圧力型で、「1試合1000発」と言われる王者です。
2021年には、のちに井上尚弥と東京ドームで戦うルイス・ネリ(メキシコ)に7回KO勝ちし、ネリに初黒星をつけました。2025年2月にスティーブン・フルトン(米国)に判定負けしてWBC世界フェザー級王座を失いましたが、2026年2月に英リバプールでニック・ボール(英国)を12回TKOで破り、WBA王座で返り咲きました。
日刊スポーツによると、フィゲロアは「亀田はベテランで粘り強いファイターだ。彼の功績を軽視するつもりはない」と述べ、亀田陣営がフルトンのように足を使ってくると予想しています。
勝負を分けるポイントは距離の支配
報道で伝えられた識者の見方では、亀田が足を使って距離を保ち、王者の圧力をいなせるかが分かれ目です。
報道で伝えられた予想を図にまとめます。
亀田に勝機がある展開
足を使って距離を取る → カウンターを当てる → 手数で負けてもポイントを取る → 12回の判定勝ち
王者が押し切る展開
圧力で前に出る → ロープ際で連打 → 体格とパワーで消耗させる → 後半のTKO
亀田本人は判定決着を描いていて、兄の大毅氏は後半のTKO負けを予想しています。どちらの見方も、距離をめぐる攻防が試合の中心になるという点では共通しています。
専門家と家族はどう予想しているか
予想は王者有利が多数で、亀田に勝機があるとすれば判定勝ちという見方が中心です。
- 和気慎吾氏(元東洋太平洋王者):「正直フィゲロアが勝つと予想しちゃいます」としつつ、足を使ったポイントアウトなら勝つ可能性が出てくると話した(スポニチアネックス、東スポWEB)。
- 赤井祥彦氏(フレアジム会長):「ポイントは距離。距離を取って支配しながらカウンターを打てるかどうか」と指摘した(スポニチアネックス)。
- 亀田大毅氏(兄・元世界2階級王者):自身のYouTubeで「正直、後半TKO負けする」と厳しく予想した(スポーツ報知)。
- 亀田和毅本人:「根比べ、根性と根性の勝負になるかもしれません。持っているもの全部、フルラウンドかけてぶっつけますよ」と語った(スポーツ報知)。
なお、スポーツ報知によると、今回は父の史郎氏と兄2人は現地に来ず、妻と息子2人が応援に来る予定です。
勝てば何が起きるのか
勝てば日本人9人目の世界3階級制覇で、WBAフェザー級の日本人王者は58年ぶりです。
スポーツ報知(10月8日)が挙げた、この試合にかかる記録は次のとおりです。
| 記録 | 前回の例 | 勝てば |
|---|---|---|
| 日本人の世界3階級制覇 | 亀田興毅、八重樫東、長谷川穂積、井岡一翔、井上尚弥、田中恒成、中谷潤人、寺地拳四朗の8人 | 9人目 |
| 日本人のWBAフェザー級王座奪取 | 1968年、西城正三(敵地ロサンゼルス) | 58年ぶり2人目 |
| 日本人の敵地でのフェザー級王座奪取 | 1970年、柴田国明(メキシコ・WBC) | 約56年ぶり |
| 日本人のフェザー級世界王座奪取 | 2010年11月、長谷川穂積(WBC) | 約16年ぶり |
3階級制覇の人数は、スポーツ報知の数え方による値です。亀田和毅の2階級目はWBCの暫定王座で、暫定王座を数に入れるかどうかで数え方が変わる点には注意が要ります。
亀田家にとっての節目でもある
2006年8月に長男・興毅が初めて世界王座を獲ってから、ちょうど20年の節目の挑戦です。
2025年5月のレオ戦は「亀田家最終章」と銘打たれましたが、敗れて先送りになりました。和毅はスポーツ報知に、負ければ引退という覚悟は変わらず、毎回が最後のチャンスだと考えていると話しています。
井上尚弥戦につながる可能性はあるのか
可能性を指摘する声はありますが、元選手らのYouTubeでの見立てで、具体的な交渉の報道はありません。
10月11日、東スポWEBとスポニチアネックスは、和気慎吾氏のYouTubeで、赤井祥彦氏が「この試合の勝者が井上尚弥チャンピオンに呼ばれる可能性がある」と話したと報じました。
なぜ「来年3月」という話が出たのか
井上尚弥の対戦候補の日程が詰まっていて、それが流れた場合にフェザー級転向が早まるという見立てがあるためです。
報道によると、筋道は次のとおりです。
- 井上尚弥(33=大橋)の対戦候補とされる3階級王者ジェシー・ロドリゲス(米国)は、12月にWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)と統一戦を行う予定と報じられている。
- 和気氏は、12月にバンタム級で戦った3か月後に井上と階級を上げて戦うのは「現実的ではない」と話した。
- その場合、井上の3月の試合がフェザー級の初戦になり、フェザー級の王者が相手候補に入る、というのが赤井氏の見方。
フィゲロアは9月のオンライン会見で、井上のフェザー級転向について「126ポンド級へようこそ。喜んで彼を歓迎するよ」と話しています(日刊スポーツ、東スポWEB)。いずれも本人や陣営の意欲・専門家の推測で、井上陣営が次戦について何かを発表したわけではありません。
この試合をどう見るか(編集部の見方)
日本人が敵地で歴史的な記録に挑む一戦として、結果に関係なく見る価値のある試合だと編集部は考えます。
下馬評は王者有利ですが、35歳の亀田は1年5か月のブランクを抱えながら、日本人として58年ぶりの記録に挑みます。メキシコで育ち、海外のリングで経験を積んできた選手が、アメリカの大きな興行のセミに名前を連ねること自体、日本のボクシングの層の厚さを示しています。
一方で、井上尚弥戦の話はあくまで「勝てば」の先の話です。まずは18日午前のリングで、距離をめぐる攻防がどう動くかに注目したいところです。
亀田和毅vsフィゲロア戦についてよくある質問
本文で触れきれなかった疑問に答えます。
Q. 「セミファイナル」とは何ですか?
A. 1日の興行の最後に行われるメインイベントの、1つ前の試合のことです。海外では「コメイン」とも呼ばれ、メインに次ぐ注目カードが置かれます。
Q. 「暫定王座」と正規の王座はどう違いますか?
A. 暫定王座は、正規王者がけがなどで防衛戦を行えないときに団体が設ける仮の王座です。暫定王者は後に正規王者と統一戦を行うのが一般的で、亀田も2019年にWBCの正規王者と戦って敗れました。
Q. 結果はどこで確かめられますか?
A. 生で見られない場合は、スポーツ紙のボクシング面や、主催PBCの公式サイト・SNSの速報で確かめられます。
試合の結果は、日本時間18日の昼ごろに出る見込みです。編集部も結果が出たら追記します。
参考情報
- デイリースポーツ「亀田和毅 3階級制覇懸けたフィゲロア戦は10・17米ラスベガス開催 PBC興行」(2026年8月28日)
- 熊本日日新聞(共同通信)「亀田和毅がラスベガスで世界戦 10月、3階級制覇目指す」(2026年8月28日)
- 日刊スポーツ「亀田和毅の挑戦受けるWBAフェザー級王者フィゲロア『軽視してない』」(2026年10月8日)
- 東スポWEB「井上尚弥vs亀田和毅が来年3月に実現!? 専門家が可能性を指摘」(2026年10月11日)
- 東スポWEB「井上尚弥 フェザー級王者フィゲロアが対戦に意欲」(2026年9月30日)
- Premier Boxing Champions「Sebastian Fundora Headlines Stacked PBC Card」
- Fight Mag「Figueroa faces Kameda in co-feature to Fundora vs Hadribeaj in Las Vegas」
- Fight Mag「Resendiz steps in to face Mazoudier after Charlo withdraws with injury」
- デイリースポーツ「亀田和毅は3階級制覇ならず 無念0-2判定」(2025年5月24日)
- デイリースポーツ「亀田和毅、結婚後世界戦初勝利」(2018年11月12日)
- スポーツ報知「亀田和毅、18日にベガスで3階級制覇挑戦」(2026年10月8日)
- スポニチアネックス「井上尚弥の次戦相手に“フィゲロアVS亀田和毅”の勝者が浮上!」(2026年10月11日)
