【10/27】ロハスの「ビエヒトス」とは?引退後はWSリポーター

ドジャースのミゲル・ロハス内野手(37)は、今季限りで現役を退いた直後から話題が続いています。ワールドシリーズでMLB公式の臨時リポーターを務め、優勝リングを着けた取材姿に賛否が集まり、さらにベテラン仲間の呼び名「ビエヒトス」を明かしました。
この記事では、2026年10月27日時点で分かっている事実を、引退表明からリポーター就任、「ビエヒトス」発言まで時系列で整理します。数字と発言はすべて報道とMLBの発表に基づき、出典は末尾にまとめました。
この記事でわかること
- ビエヒトスとは:スペイン語で「老人たち」。ロハス、ベッツ、マンシー、フリーマン、キケ・ヘルナンデスの5人を指す呼び名です。
- 引退の経緯:ドジャースがナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗し、ロハスは現地10月15日に引退を表明しました。
- 引退後の動き:MLBの発表でワールドシリーズの特派員に起用され、今後はドジャースの選手育成部門に入ると報じられています。
ミゲル・ロハスが今話題になっている理由は?
引退表明から10日余りで、リポーター就任、優勝リング騒動、「ビエヒトス」発言の3つが続けて報じられたためです。
ロハスはドジャースの敗退が決まった試合のあと、涙ながらに引退を表明しました。ところが、そのわずか8日後にはワールドシリーズ第1戦の球場に私服姿で現れ、MLB公式X(旧ツイッター)がその様子を発信しています(Full-Count)。
10月27日には、Full-Countが優勝リングを着けた取材姿への賛否を、東スポWEBが「ビエヒトス」発言を相次いで報じました。日本では大谷翔平選手や山本由伸投手のチームメートとして知られる選手で、Googleトレンドでも10月27日夜に名前が急上昇ワードに入りました。
まずは、日本で一番知られていない「ビエヒトス」から見ていきます。
ロハスが明かした「ビエヒトス」とは?
ビエヒトスはスペイン語で「老人たち」を意味し、ドジャースの30代半ば以上の主力5人を指す呼び名です。
東スポWEBによると、ロハスは米国のMLBネットワークに出演し、年齢の近い4人と親しい関係にあることを明かしました。日本の報道では「老人組」と訳されています。
ビエヒトスのメンバー5人と年齢
メンバーはロハス本人と、ベッツ、マンシー、フリーマン、キケ・ヘルナンデスの計5人です。
東スポWEBが伝えた年齢を、次の表にまとめました。
| 選手 | 年齢 | 2026年10月時点の状況 |
|---|---|---|
| ミゲル・ロハス | 37 | 今季限りで引退 |
| フレディ・フリーマン | 37 | 在籍 |
| マックス・マンシー | 36 | 在籍 |
| エンリケ(キケ)・ヘルナンデス | 35 | 今オフFAで去就は不透明 |
| ムーキー・ベッツ | 34 | 在籍 |
ロハスの引退で5人全員がそろうことはなくなり、キケの去就によって来季に残る人数も変わります。
「恐竜」と呼ばれた5人が証明したこと
ロハスは、周囲から年齢を疑われた5人が結果で力を示したと語っています。
東スポWEBによると、ロハスは「最初は『恐竜』だとか『ベテラン選手』『年寄り連中』なんて呼ばれていた」「僕たちにまだやれる力があるのか、周囲は疑問に思っていた」と振り返り、「自分たちにまだやれるということを、ある形で世界に証明してみせました」と述べました。
同紙は、今季のドジャースのロースター平均年齢がメジャー最高齢の30.8歳だったと伝えています。そのうえで、5人抜きに2024年と2025年の世界一連覇は考えにくいと評しています。
大谷翔平選手はロハスが挙げた5人には含まれていません。東スポWEBは見出しで「大谷も入れない」と表現しましたが、ロハス本人が選定の基準を説明したとの報道はありません。
呼び名の由来が分かったところで、ロハスがいつ、どんな形で引退を決めたのかを確認します。
ロハスはいつ引退を表明した?
ドジャースがナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗した直後の、現地10月15日に表明しました。
ドジャース専門メディアのDodger Blueによると、ロハスは第4戦のあとチームメートに感謝を伝え、その後インスタグラムで「私の人生を変えてくれてありがとう」と長文のメッセージを公表しました。日本時間では10月16日にあたります。
Full-Countは、ロハスが「これで終わり。次の章に進む」と引退を明言したと伝えています。ロハスは連覇を決めた2025年11月の時点で、2026年限りでの引退を示唆していました。
ラストイヤーで3連覇を狙ったものの、リーグ優勝決定シリーズで敗退し、ワールドシリーズにはブルワーズとレイズが進みました。両チームの放送予定は「レイズ対ブルワーズの放送・配信|WS第3戦・第4戦の日程」で整理しています。
Q. ロハスは現役復帰する可能性はありますか?
A. 本人は否定しています。スポニチアネックスの取材に「決断はもう固まっているよ」と答えています。
引退を決めたロハスは、思わぬ立場でワールドシリーズの舞台に戻ってきました。
引退後はワールドシリーズの臨時リポーターに
MLBは10月22日、ロハスをワールドシリーズの特派員に起用すると発表し、スペイン語でシリーズを伝えています。
MLB公式サイトによると、ロハスはメディアデーと第1戦を担当し、スペイン語メディアの「MLB Español」と組んで取材します。同じ特派員には、レッドソックスのペイトン・トーリ投手とブルージェイズのアーニー・クレメント内野手も起用されました。
ロハスがリポーターを引き受けた理由
スポニチアネックスによると、MLB機構が代理人を通じて打診し、ロハスが「野球の発展のためになるなら」と受けました。
ロハスはメディアデーと第1戦で、ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手やアーロン・アシュビー投手、ドジャース時代の同僚ダスティン・メイ投手らにインタビューしました(スポニチアネックス)。
手応えを聞かれると「僕には他の多くのリポーターにはないものがある。それは選手たちとの関係性だ」と笑顔で答えています。THE DIGESTは、第1戦の前にレイズのジュニオール・カミネロと話す姿をMLB公式Xが「ミギー・ローは現役を退いたかもしれないが、いつまでも彼の心はゲームとともにある」と発信したと伝えました。
ロハスのワールドシリーズでの動き(時系列)
引退表明から特派員の発表までは7日、ワールドシリーズ第1戦の取材までは8日間でした。
報道とMLBの発表をもとに、流れを図にまとめます。
NLCS第4戦で敗退、引退を表明
MLBが特派員起用を発表、メディアデーで取材
WS第1戦で取材、MLB公式Xが発信
MLBネットワークで「ビエヒトス」を明かす
日付はいずれも現地時間です。MLBネットワークへの出演日は報道で確認できなかったため、日付を付けていません(※確認中)。
この取材の現場で、ロハスの装いが思わぬ議論を呼びました。
優勝リングを着けた取材はなぜ賛否を呼んだ?
ブルワーズの本拠地で優勝リングを着けて取材した姿に、米ファンから称賛と批判の両方が寄せられました。
Full-Countによると、ロハスはメディアデーに右手の中指へチャンピオンリングを着けて登場しました。FOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏がXに投稿した映像で広まりました。
称賛と批判、それぞれの声
Full-Countの紹介では、称賛は「自分で勝ち取った」、批判は「品がない」との反応が中心でした。
Full-Countが紹介した米ファンの反応を、次の表に分けます。
| 受け止め | 紹介された主な声 |
|---|---|
| 称賛 | 「最高にイカしてる」「彼は自分の力でその優勝リングを勝ち取った」「チャンピオン、思いっきり見せつけてやれ」 |
| 批判 | 「誰が君を招待したんだ」「ドジャースは4対0で負けたけどね」「この行為は品がない」「マジでイタい」 |
Full-Countが紹介した投稿には、敗退直後のドジャースを皮肉る声も含まれていました。勝者の本拠地で前年王者の証を見せる構図が、受け止めを分けたと考えられます(編集部分析)。
一方で、ロハスはリーグの依頼を受けた公式の立場で現地にいました。リングは2度の世界一に貢献した選手の実績そのもので、身につけること自体を規則違反とする報道はありません(編集部分析)。
こうした議論が起きるのも、ロハスの13年に重みがあるからです。次に成績を確認します。
ロハスの13年の成績と2025年ワールドシリーズ第7戦の同点弾
レギュラーシーズン通算1401試合で打率.260、61本塁打、386打点を残し、2度の世界一を経験しました。
ロハスはベネズエラ出身の内野手で、2014年にドジャースでメジャーデビューしました。その後マーリンズで8年プレーし、2023年にドジャースへ戻っています。Dodger Blueによると、ドジャースでは5年間で531試合に出場しました。
通算成績と主な実績
守備と献身でチームを支えたタイプで、チームメートの投票で選ばれるロイ・キャンパネラ賞を3年連続で受けた初の選手です。
Dodger BlueとMLB公式サイトの数字(レギュラーシーズンのみ、ポストシーズンは含まない)を、次の表にまとめました。
| 項目 | 数字・内容 |
|---|---|
| 在籍 | 13年(マーリンズ8年、ドジャース5年) |
| 通算試合 | 1401試合 |
| 通算打撃成績 | 打率.260、出塁率.313、長打率.363 |
| 通算本塁打・打点 | 61本塁打、386打点、457得点 |
| 2026年の成績 | 打率.267、4本塁打(MLB発表) |
| 世界一 | 2024年、2025年 |
派手な打撃成績ではありませんが、長く内野の要としてプレーした選手であることが数字から分かります。
2025年ワールドシリーズ第7戦の同点本塁打
ロハスの名を決定づけたのは、2025年ワールドシリーズ第7戦の9回に放った同点本塁打です。
Dodger Blueは、この一打を連覇につながった場面として紹介しています。日本のファンにとっても、大谷選手と山本投手が在籍するチームの連覇を支えた一打として記憶されています(編集部分析)。
実績を積み上げた選手だけに、引退後の行き先にも注目が集まっています。
ロハスの今後は?ドジャースの選手育成部門と監督への道
ロハスはドジャースの選手育成に関わるフロント職に就く予定と報じられ、将来はメジャーの監督を目指しています。
Dodger Blueは、ロハスが選手育成に関わるフロント職に就く予定だと報じ、本人はいつかメジャー球団の監督になりたいと話しています。具体的な役職は10月27日時点で発表されていません(※確認中)。スポニチアネックスの取材にも「ドジャースには関わり続ける」「今度はグラウンド外から別の立場でチームを助けていく」と答えました。
リポーターの仕事についても「いろいろなことに挑戦してみたい」と前向きで、指導者とメディアの両方に可能性を残しています(スポニチアネックス)。
英語とスペイン語を使い分け、選手との人脈も厚いロハスは、中南米出身の若手が多い今の球界で育成役に向いていると考えられます。
Q. ロハスと大谷翔平選手の交流は確認されていますか?
A. 同じチームで2024年から3年間プレーしました。スポニチアネックスは、大谷選手や山本投手らが参加した食事会の写真をロハスが公開したと伝えています。
最後に、検索でよく調べられている点をまとめます。
ミゲル・ロハスのよくある質問
キケの去就、リポーターの今後、映像の見方の3点は、本文に入らなかった疑問として次のとおりです。
Q. ビエヒトスのキケ・ヘルナンデスは来季もドジャースに残りますか?
A. 決まっていません。東スポWEBは、キケが今オフにFAとなり去就は不透明だと伝えています。
Q. ロハスは今後もリポーターを続けますか?
A. 決まった予定は発表されていません。本人はスポニチアネックスに「いろいろなことに挑戦してみたい」と話しています。
Q. ロハスのリポーターの映像はどこで見られますか?
A. MLB公式のXやMLB Españolの発信で公開されています。担当はメディアデーと第1戦で、起用の発表はMLB公式サイトの特派員の記事で確認できます。
ロハスの正式な役職はドジャース公式サイトの発表で確認できます。新しい発表があれば、この記事に追記します。
参考情報
- 東スポWEB:引退ロハスが大谷も入れない結社の存在明かす(2026年10月27日)
- Full-Count:ド軍終戦→引退ロハスの行動が物議(2026年10月27日)
- Full-Count:引退から8日…バットを握るロハスが「現役復帰?」(2026年10月24日)
- スポニチアネックス:【WS舞台裏①】今季限りで引退のロハスがまさかのリポーターデビュー(2026年10月24日)
- THE DIGEST:引退ロハスが“ドジャース不在”のWSに登場(2026年10月24日)
- MLB.com:Tolle, Rojas, Clement to serve as World Series correspondents(2026年10月22日)
- Dodger Blue:Miguel Rojas Thanks Dodgers & Says Goodbye After Announcing Retirement(2026年10月17日)
